表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

105/180

101.戦闘開始

戦闘は王都のスタジアムで観客を入れて行われる。


ヨッシー公側はあわよくば召し抱えてもらおうという騎士が10人集まった。それに俺達6人と、ヨッシー公とそのお抱え3人の計20人だ。


相手側はやはり人気がなかったようで、いわく付きの冒険者くずれが10人と、お抱えを含めて、計20人となった。


「お抱えの1人が強い。お前の相手だ。」


ここでユーコのメガネが役にたった。

相手とこちらのレベルを確認し、強者には浪人の中でも1番強いゴザエモンを当てることができた。


そこに役人が現れ、戦いの開始を合図した。


「ここに、ヨッシー公の敵討ちを認める。戦いはじめ!」


こうして、あくまでも私闘であるが、正式に人殺しが認められた戦いがはじまった。


まずは10人ずつが前に出て、斬り合いを始めた。


俺とユーコはとりあえず、ヨッシー公の守りに着いた。


10人ずつの戦いは、最初のうちこそ互角に見えたが、相手側の息切れは早く、だんだんとこちらが押して来た。


中でも、浪人4人の活躍は目指しく、


疾風閃しっぷうせん!」

「龍神切り!」

乱撃斬らんげきざん!」

千手観音せんじゅかんのん突き!」


それぞれが技を繰り出す度に「ワーッ!」っと歓声があがった。


最後は一か八かで、ヨッシー公に向かってくるものがいたが、ユーコがなんなく棒切れで返り討ちした。


こうして、ヨッシー公が勝利した。


「我が勝利した!このもの達(浪人4人と騎士10人)はその功を認め、我が家臣とする。」


そう宣言し、度量の大きさを観衆に示した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ