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異世界にとんだ俺はまずヒロインを求めた  作者: 虹枕
俺のスタートライン
1/15

0の間︙異世界には来たけど

「まじかよ...」


────────────

俺の名前はエアリエル。

まあ異世界ものに相応しい名前だなと思ってはいたのだが...

今ここに飛ばす?...明日実力試験なんだが。



────────────────

スポーン地点はここどこかの町だった。



「んー...ここは異世界的にヒロインとかがぱぁあーーって降りてくるはずなんだよね」


ダメもとで上を見てみるが何かが落ちてきてたり落ちてきそうな雰囲気も全くかもちだしていない。


「でもいつものながれなら来ないってことぐらいわかってるんだよな」


俺もありきたりの異世界生活なのかと途方に暮れていると、頭上...遥か頭上に何かが落ちて来そうになっていた。

それは1人の少女だった。


「わぁああああ!? 何でよ何で誰かいるのよ!座標確認した時にはいなかったじゃないのぉおっ!!!」


「いや、俺だって絶対来ない感じの場所なのに来たから何も対応ができなってかこれもある意味不可抗力っていうか...!キャッチしないとダメなかんじじゃないのかコレ!?」


召喚後初めて人と話し...というより言葉が通じるのが不思議だと感じるのはそれから数分後の話し。少女は自分の予想外の事が起きパニックになりながらも怒っていた。


「そぉんなの分かりきってることでしょ!?馬鹿じゃないの!?」


─────────────────────────────


あの後、何とかキャッチしたものの現実世界で運動など体を全く動かさなく負荷に耐えられずグギりという音がした。

そして今、何も分からないという1番ダメな状況になっているが、少女に少女の事を聴いてみる。


「で、なんでどこからどーやって落ちてきたの」


と、初対面にも関わらずグイグイと攻めるように質問をする。


「何でなのかわ知らないわ、どこからと言われると...そうねここから1億光年はなれてるところからかしら」


当たり前ではない答えが返ってくる。


※1光年で約9.5兆kmです。

それに1億をかけると950000000000000000000Km

位になります


「...どのくらいの速さで落ちてきたの?」


今エアリエルには彼女に湧く感情が恐怖しかなかった。

愛情の滑り込める場所など今はなかった。


「そうね、10秒くらいかかったから...」


こんなかんじで俺の異世界生活が始まった。

そういえば、名前を聞くのを忘れていました。


「名前...教えてもらってもいい?」


何故か難しい顔になっている。一方的に聞かれてもそりゃあ面白くないよね。

「...ティタニア」


ティタニアだそうです。何かで聞いたことのあるような響き。

「可愛いなまえです...ぬぇっふ!?」


率直な感想を言うと蹴られた。

「可愛いいとか言わないで。慣れてないから」


少し予想していた応えと違った


「それであなたの名前は?」


忘れてた忘れてた。

「俺の名前はエアリエル 17歳。 いがいとフレンドリーな感じで今後接したいんで。よろしく」


「うん...よろしく。あんまり初対面の人を深く信用したらだめよ?いろいろ危ないんだから」


「そこは俺も反省すべき観点だが コミュ力の見せ所だからな!存分に良いイメージ与えとかないと...まあ、なんだ ヨロシクな!ティタニア!」


「...え?」

ん?


「一緒に城に行って結婚して余生を暮らすんじゃないの?」


俺はそうおもっている。でもよく考えるとかなり犯罪チックな言い方だな。中年くらいだと通報ものである。


「なにいってるの?盗られた宝石を取り返しにいくのよ?」


勘違いは誰しもあることであり恥じる事ではない。確認をしない方が恥と心の中で自分を励ます


「おうおう、ごめんな!勘違いしてた!」


「いいのよ いつ私たちが《 仲間》になったのかは知らないけどね」


うん、知ってた

逆によくのってくれたよね君


「まあ、いいじゃないかティー!」


「ティー?」


「そっ!ティタニアだからティー!」


我ながら神的センス


「...皆からはニアって呼ばれてるんだけど...」


そっちかよ まあ、どっちでもかわいいのだけれどね


「まあ、よろしくなティー!」


「話し聞いてなかったの?通報するよ?」


「落ち着け落ち着け。なにも来た初日から牢獄生活なんて誰も望んじゃいねーよ!」

─────────────────────────────




そんな異世界生活がようやく幕を開けた

ありきたりではあったが良かった

どんな生活ができるのか、正直不安ではあるが楽しみのほうが今は大きい。

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