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93本目

久しぶりの更新です!

なんか、最近月イチになっちゃってますね~。

ごめんちゃい。

「ふんッ!!」


コサがフルパワーで魔王への扉を開けようとするも、さすがになかなか無理なようだ。


俺も助力しようと思ったが、任せて欲しいと言われたのでリルレとキクのチームに加わり戦いに参加することにした。


リルレと俺で荷電粒子砲を打ち、キクが接近して斬り込む。


討ちもらした敵を俺も追撃し接近攻撃を行おうとしたが、一瞬俺と敵の位置がなぜか交換されて攻撃を受け、慌てて距離を取らなければならない始末。


位置交換は敵の能力だろう。


相手は4人で本当に戦闘技術が高く、しかもそれぞれがやっかいな能力を持っているようだ。


キクによると、ひとりは触れた相手を一瞬で眠らせてしまう能力。


ひとりは幻術を使い、虚と実を混ぜた攻撃をする能力。


ひとりは俺がさきほどやられた敵と自分の位置を交換してしまう能力。


ひとりは敵の上下の感覚を狂わせてしまう能力。


よくリルレはこんなやつら相手に、最初はひとりで戦っていたものだ。


恐らく敵の能力の発現は接近が条件のため、リルレは遠距離攻撃特化型だから何とかなっていたのだろう。


俺とコサが相手にしていたチームは、近接戦闘専門だったため、まだやり易かったが、こいつらは特殊能力で敵を撹乱させるのが得意なようだ。


かなりヤバい。


ならば、俺とリルレの荷電粒子砲の最大出力で、こいつらを消滅出来るか試してみるか。


「リルレ!!」


「承知」


俺たちは3人とも敵との間合いを取るため飛び下がった。


相手はそうはさせじと間合いを詰めようとするが、すかさず俺とリルレがフルパワーで荷電粒子砲を放つ。


惑星でも破壊出来そうな出力だ。


何なら敵の旗艦であるイルルヤンカシュを破壊してしまっても、俺たちは一向に困らない。


ビッグバンのような超絶な衝撃波と光の奔流が、あらゆる物質の結合を許さず消滅させていく。


仲間たちは何とか逃れているはずだ。


半壊して無惨な状態となるイルルヤンカシュ。


それでも魔王の部屋は無事なようだ。


やなり強力な重力結界にて守られている。


先ほどの4人のうち、ふたりは消滅したようだ。


しかし、ホントに感心してしまう。


よくあの攻撃でふたりも生き残ったものだ。


一気に俺とキクでそれぞれの魔人に接近し、畳み掛けるように攻撃する。


キクの相手はどうやら上下の感覚を狂わせるやつらしいが、キクは完全に目を瞑り、敵の位置を把握して超振動ブレードで斬りつけている。


さすがだ。


俺の相手は触れた相手を眠らせる能力を持った魔人だ。


戦闘技術が高く触れられないようにするのが大変だが、こいつひとりなら俺でも対応出来る。


敵の攻撃を全て避け、後ろに回り込み背中から拳で体をぶち抜いた。


「がはッ!!」


敵は死力を振り絞り、俺の腕を触る。


途端に強烈な睡魔で意識を失うも、俺は戦う前に自己催眠をかけていたので、敵を荷電粒子砲で爆散させたあと目を覚ました。


キクを見ると、ちょうど敵を斬り刻んだところである。


母さんとワヲンも敵を無事葬り去ったようで、コサとともに扉を何とか開けようとしていた。


扉の前の敵を全て殲滅すると、コサの力でさえびくともしなかった扉が重々しく開く。


躊躇せずに全員中に入る。


するとそこは広大な広間であり、奥に玉座がありそこに男が鎮座していた。


「魔王だ」


母さんが呟く。


やつが…。


証明が暗いせいかよく見えない。


「王の前ぞ。頭が高い」


重く響くその声の強烈な威圧感に、母さん以外俺も含めて全員が立っていられず思わず膝をついてしまう。


これが魔王か……!!


「は? 何それ? 偉そうに…」


母さんがこの強大な霊子の圧力の中、平然と言い放った。


「ッッッ!!!」


何か知らないが、魔王の動揺が伝わってくると同時に圧力が弱まったので、俺はかろうじて立つことが出来た。


母さんは元四天(リゾーマタ)だ。


魔王の圧力にも慣れているのだろう。


「ニヌ……パパはもう怒ってないからいい加減戻っておいで」


「は……? パパ?」


え?


どーゆーこと?


パパ?


わけわからん。


「ふん、だ。アキオさんと結婚したってだけであんなに怒るなんて…。パパのことは絶対に許さない」


「いや~、ついムカついちゃってイハを滅ぼしてやるって言ったらさ、何かみんな本気にしちゃって…」


アキオとは俺の父さんのことで、イハはどうも魔人たちの言葉で俺たちの宇宙を指しているらしい。


「そのおかげでアキオさんも死んだ!!」


いや、父さんは普通に生きてるけどね。


地球で。


地球から出発する前に、浮気を疑われて母さんに半殺しにされてたけど。


ところで、もしかして、この会話から察するにもしかして…。


「で、その子がトオル…つまり儂の孫か?」


「まあ、そうなるわね。トオル、紹介しよう。お前のおじいちゃんよ」


「「「えーーーーーッッッ!!!」」」


みんなで近づいて見てみると、玉座には冴えないハゲた素っ裸のおっさんが座っていた。

とうとう魔王の正体が!!

俺も知らなかった…。

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