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魔導書(電子書籍版)と契約し旅にでる  作者: 弓納持水面
第1章 旅の始まり

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奮戦

デグ視点です。

きっちり当たれば、ほぼ終わる武器戦闘は牽制と間合いの取り合いだと思っています。

当たっても大丈夫な竹刀の発明は剣術の幅を拡げました。


兄者がオーガに一撃されて動かなくなった。

レイカさまが異国の言葉で叫ぶ。

オーガに気弾が当たる。


気弾が直撃したはずだが、オーガの動きは鈍らない。

自分が守らねばレイカさまが死ぬ。

気合を入れ直し斧を握る。


兄者が光るが動かない。

オーガと一騎打ち。

振り回す武器に互いに技があるわけでない。

ただ腕力と持久力はオーガが勝る。

羽根の様に軽かった戦斧が重くなってきた。


兄者と連携していた時は多少なりともオーガに傷を与えていた。

今はオーガも自分も踏み込みきれず、互いに武器を振り回し牽制している。

踏み込まなければ、互いに致命傷にはならない。

自分の体力が尽きて隙が出来るのをオーガは待っている。


「レイカさま。お逃げください。」


体力が尽きる前に踏み込むしかない。

だがその前にレイカさまには逃げてもらわねば。


レイカさまが詠唱を始める。神聖魔法ではない。

高く、低く、なにかに取り憑かれたかの様に言葉を紡ぐ。


走って逃げても、間に合わない。

泉に跳躍してきた時の転移魔法だろう。

転移魔法が終わり次第、踏み込んで決着をつける。

もし、戦斧が当たれば、オーガとはいえ、ただでは済まないはず。

当たればだが。

この世界の魔法は大魔法、中魔法、小魔法とあります。

マドウが使えるのは大魔法といくつかの小魔法。

大魔法の攻撃魔法使うと、森ごと焼き払うとかになります。

熊を倒すのに、大型ミサイル撃ち込むイメージです。


私の黒歴史がまた1ページ。

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