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【3章完結!】  ステータスダウンしかできない無能デバッファー。追放宣告を受けてしまったが実は最強デバッファーでした。  作者: 追放されるけど何だかんだでハッピーなのが好きな人
一章 無能と呼ばれる男
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刀使い 蹴散らす

タイトルまた変えるかも……

レイシアの別称どうしようかなぁ

「レ……レイシア!?」


突然の見知った人物の登場に俺は驚きを隠せずにいた。


「酷いなぁ。まるで化け物が出た。みたいな顔をするなんて」


むぅっと顔をしかめ、こちらを睨みつけてくる。


「何でここにいるんだ? 確か君は今日町を発つって言ってなかったか?」


今日の朝、俺とミラーナに情報を伝えに来た後、彼女は町を発つと言っていた。本来なら彼女はここにいるはずのない人間だ。そんな存在がいきなり登場したのだ。驚くなと言われても無理があるだろう。


「そのつもりだったんだけどね。町中が騒がしかったからさ。何かあったのか探ろうとしたら」

「おいおい、俺たちを無視して何余裕ぶっこいてんだお前ら!」


レイシアと話していると、俺を囲んでいた男の一人が話に割って入ってきた。自分たちを無視し、会話をする俺たちを見て舐められていると思ったのか、声に怒気がこめられていた。


「この数相手にビビらずおしゃべりとはいい度胸じゃねぇか」

「まぁ無理もねぇよ。助っ人が来たと思ったら、こんなガキだったんだからよ」

「ちげぇねぇ」


男たちがゲラゲラと笑っている。どうやら完全に見た目だけで彼女の事を判断しているようだ。元々自分たちの方が数が多いのに加え、新たに現れた助っ人が子どもとなれば彼らが馬鹿にするのも無理はないだろう。


「こう見えても成人してるんだけどなぁ。君たち初対面の人に対して失礼じゃないかい?」


はぁっとレイシアが大きなため息をつく。どうやら子ども扱いされるのがこれが初めてではないようだ。


「ククク。確かに良い体つきはしてるな」

「後で俺たちがたっぷり遊んでやるよ。そこの男をぶちのめした後にな」


(成人してたのか……)


確かにあどけない顔立ちをしているが、かくいう俺も成人しているとは思ってもいなかった。とはいえ彼女もミラーナに負けず劣らずなスタイルをしている。

目の前の男たちも舌なめずりをしながらその姿を目に捉えている。


「やれやれ。女性に対するエスコートがなってないなぁ。君たちを相手にするくらいならオーク相手に身売りした方がマシかもね」

「っ!? このアマ」

「言ってくれるじゃねぇか」

「懺悔の言葉は後で聞いてやるよ ベッドの中でな!」


短剣を手に持った男たちが一斉にレイシア目掛けて襲い掛かる。一人の女性に対し複数の男性が一斉に襲い掛かる。普通であれば庇いに行く状況だが。


「「ぐぁぁぁ!」」


悲鳴が辺りに響き渡る。その悲鳴は複数。それも男性のものだ。レイシアの得物。刀による一振りで男たちはまとめて吹き飛ばされたのだ。


「女性の扱い方だけじゃなく、戦い方も一から学んできなよ」


そう。彼女はかなりの実力者。あのミラーナとも渡り合い、Aクラスのパーティーでようやく倒せるくらいのミノタウロスを倒しうる実力を持っているのだ。

そんな彼女からすればチンピラなど取るに足りない相手だったようだ。


「さてと、話すにしてもまずは場所を変えないとね」


裏路地とはいえ戦闘をしていれば少なからず人目をひく。下手をすればここまで見回りの兵士たちがやってくるかもしれない。俺はレイシアと一緒にこの場を離れる事にした。


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