B045.バーチャルではタンクタイプ
『いやー、ワシが指揮官じゃなくて良かったわい。』
『同感ですね、戦略も戦術も当初の目論見から大幅にずれています、指揮者の思考が現実に追いついていなかったのでしょう。』
『アドミラルの方は消極的だったから的外れにはならなかったが、前魔王の予想は半分位はずれだな。』
『問題はこれから東部戦線の紳士協定が他でも起こるかどうかですよ、私は恐らくもう来ないと思いますので、陸上、海上、地下での戦いがこれからメインになると思います。』
『ふむ、地下を歩兵ゲリラ戦法に置き換えるなら現代戦そのままの構図じゃな。後は木馬と竜心爆弾の運用次第でゲームの方向性が変わる訳じゃな。』
『その二つがこれからの野戦や攻城の鍵になるかもしれません。どの道、戦艦、飛行部隊、木馬等といった数人で運用する兵器の保有数が戦略の鍵となりますが、個人プレイとチームプレイのせめぎ合いになる心理的な問題はこれから重要になりますね。』
『集団で勝つか、個人で楽しむか、じゃな。本当に覇王軍と魔王軍らしくなったじゃないか。』
『更には小集団、中集団、大集団での意識差も分かりましたからね。』
『戦略的にはクソだったがゲームを理解するという試みは成功だと思っていいな。後はバランスパッチ次第じゃろて、後はサーバが滅茶苦茶硬い、40年弱ネットゲーをやってきている世代としては感無量じゃ。』
『そうですね、前作のマギラ2はマップの仕様上で200vs200以上で戦える場所はまずありませんでしたから、今回の様に500vs500近い大戦が出来るのは技術進歩の目覚しさって奴ですか?』
『マギラ2の設計は若いモンに言ってもわからんだろうがEQやWoWクローンの粋を大きく出なかったからな、でもマギラ3っぽい設計なゲームも昔やった気がするんじゃが、負荷許容量が技術進歩と共に質も量も確実に上がっている、具体的に言うと水槽から無人島くらいの規模に世界が広がったと思えるぞ。』
『昔は単純にマシンパワーが足りなかったんですか?』
『今と比べるなよ、ワシが子供の頃なんてゲームするのにフロッピーっての使ってたんだぞ、フロッピー、知ってるか?』
『ああ、小さい穴の空いたカードを通してデータを読み込むあれですね。』
『いや、ちゃう。うーん、磁気でデータを読み書きする記録媒体でな。』
『ああ、ブルーレイディスクって奴もですよね!』
『なんで磁気からレイって単語が出てくるんじゃよ。』
『いやー、もう使わない技術の話をされても困りますし。』
『おいおい、もしお前がエルフの世界へ異世界転生したらどうすんだよ、未来技術で無双しねえの!?』
『は?そうなったら普通にエルフとしてのんびり暮らすに決まってるじゃないですか、何を馬鹿な事を言っているんですか?』
アドオンとして画面に表示されるミニウィンドウがドワーフとエルフの戦場実況をリアルタイムで表示させている。彼等は各々に空を飛び回ったり地下に潜ったりと戦場のレポートをしているのだが。
「くっそ!こいつらが他人事なのはムカっとくるわ!」と俺は空中で竜の体を五体ジタバタさせる。
「先輩、揺れる!落ちる落ちるから!」とロドリコは語尾に特徴を付ける余裕もなく、
「少年!気持ちは分かるがあいつらは昔からあんな感じだから気にすんな。」とマリッドの姉御はケタケタ笑いながら「あわわわ!」と本気で転落しそうなレオさんをシナジーコマンドで救助しにかかっている。
「晒し、玩具にされ、批判され、人々の記憶に薄く残る、指揮官としての運命がそれですよ。」とバッシーさんがメガネくいっとしながらエリーンドラゴンの背中で語る。
「ネットゲームの総指揮官筆頭が実況で掛け合いするってすごい珍しい事だと思うんですよねー、大体指揮官とかするベテランの人達って武道の達人同士みたいにあまり多く語らないじゃないですか。こいつならこれくらい知ってて当然だろ、みたいな現象が多く見られる気がするんですよね。」と前々魔王様は素直な感想を口にする。
「それはあるな…マギラ2でもなまじスキルが高すぎる人間同士でグループダンジョンに行ったら実はみんな初見で無言のままギミック全滅とか…。」とナイトウィンドさんも似た様な事を口にするが、それはみんな無口か見栄っ張りなだけだよ。
「いいじゃないでやすか、この実況してる二人はかなり有名なお方で、これは無理だわって太鼓判押してるんでやすよね?じゃあビータさんの罪はないでやすよ。」とアレキシさんがフォローしてくれるも。
「先読み失敗して戦場を掌握出来ない指揮官って近代史的には愚将扱いされるっすね。」とロドリコが容赦の無い追撃をするがお前に対する俺の友好度マイナス5な。
「えと、私が思うには。陸上の木馬はDDD要塞を攻略するまでの戦力になっていなくて、地下ではこちらが優勢、東ではスポーツみたいな戦争をしていて負けてはいない、敵艦隊は無傷。これって別に負けてはいないと思うんですが、お兄さん的には負けなんですか?」とジノーが冷静に損得での戦線計算をしてくるが、それは間違いではない。
「問題は予定通りに進まなかったって事が重要だかんな!しかし、ドラゴンライダーも飽きてきたな。」とマリッドの姉御が溜め息を付いた。
マリッドの姉御は割りと気が短くワガママである、その人が現状に飽きてきたという事は段々と戦争に「もう今日はこれくらいでええわ。」という感想を持つ人間が出始める頃だ、つまり終戦が近い。
しかし、せめて目下DDD要塞へ砲撃戦を開始している敵木馬部隊は敵の戦艦前まで押し切りたい。
「こちら総司令、爆撃部隊へ。血煙の魔法で煙幕焚くからそれに紛れて敵木馬へエーテルモーターの集中射撃は可能か?」
『こちら爆撃隊飛行部、敵の砲弾が炸裂信管により被害甚大、空中静止は厳しい。マシンボルトによる急降下爆撃の実施を提案します』
「え?それ出来そう?スケルトン落っこちない?」『スケルトンは二体だけ爪に掴んだ者で爆撃し他の6体は陸上から突撃をかけます。』「陸に対する木馬砲は大丈夫ですか?」『暗黒魔法と信仰くらいしか取らないスケルトンには現状彼等にたいするキラーユニットである普通の戦士がいない陸上は優位かと思われます。』
ほんとスマグウさんとシャンコさんが真面目な指揮官で助かる。
「総司令了解、こちらも木馬の注意を引きつける。その作戦の開始どうぞ。」
『了解、オペレーションDeathマーチ開始します。』
『ジュリエットよりアルファへ、敵飛行部隊の展開を確認。』
『リマよりアルファへ!敵の陸上歩兵が突撃を開始、スケルトンの群れだ!』
「アルファよりリマへ、落ち着いてキロと共に陸上歩兵に対処されたし。」
『キロより、敵の地上と空中に視覚妨害を確認、敵を狙えない。』
「アルファより、各木馬へ。ゴースト砲兵による霊魂探知で照準を合わせそれに集中砲火は可能か?」
『ホテルより、敵の霊魂位置確認。前方と真上に敵を察知した、噂の急降下爆撃がくるぞ!』
「全車両全速後退しつつ対空戦をメインに備えろ、スケルトンの歩行速度はこちらと等速のはず・・・」だからと続こうとした刹那、バシュンズガガ!という音と共に隣で修理をしながら戦っていた識別チャーリーのカーリー号が炎上するのを見た、直後に『撃て!撃ち落とせ!』という声と共に5匹の竜が編隊を組み空へ舞い戻っていくのがTPS視点で見えた。こちらの木馬隊による編隊にも自信はあったが、敵も然る物である。
『カーリー大破、乗員は降車後全力で地雷を撒きながら後退する。』
「チャーリー、カーリー。陸上戦は無いと思うが流れ弾に注意して後退されたし。ブラボーとデルタはカーリー号の乗員を拾う余裕はあるか?」
『ブラボー、見通し暗。敵急降下は右翼から順に攻撃を仕掛けてきているので次は俺達がヤバイ。』
全力で後退しながら砲撃を続ける木馬の群れ、霊炉を積まない足の遅い木馬は要塞より打って出て来たスケルトン達の放つマシンボルトとエーテルモーターの集中射撃を受けすぐに穴だらけかつ炎上を開始する。
木馬を戦車として見立てたならこういう敵の対木馬兵に対する随伴歩兵は必須であったはずだが、こちらには既にそんな者はいない。
木馬左右に備え付けられた黄金のシロッコ製や自前で用意した大砲が敵のスケルトンに向かってエーテルの砲火を放つが、その青白い光の爆発に怯む事無くスケルトン達はまるで本物の不死者の様に毅然と向かってくる、こいつら砲撃を受け慣れてやがる!
「ダン!霊砲弾が切れそうだ!魔法や弓に切り替えるぞ!」と砲手が言うと大砲を銃眼から後ろに引きずりカチリと土台に固定してからその砲身に跨り魔法の詠唱を開始する、隣の砲手は抜き取った大砲の隙間から身を乗り出し弓を構えスケルトン達に矢の雨を降らせ足止めをする。
木馬や戦艦に搭載出来る砲台は強力だが弾数に制限がある。連装砲も存在するが、これは弾切れが激しい上に攻城や長期戦には向かず、対空砲として用意はしている物の現状では大量に用意する工業力がまだ覇王軍には備わっていない。
それに対して魔王軍は工業力を全て捨ててレベル上げと信仰魔法による戦闘を主体としている。これは将来的には賢くないが、ベータという時間制限のある世界では正解だろう。
また竜の影が木馬の頭上を横切り直後に激しい鉄と木のひしゃげる音が響く。
『ブラボー、ぐだーりあん大破!降車して後退する!』
『フォックストロットの散る葉、敵一騎撃墜!残りの竜は何匹か?』
『ホテルより、飛行物体は全てで7体、撃墜した竜のリスポーンを確認。』
「アルファより各車へ、索敵力の高いホテルを守るように移動せよ。」
『インディア、敵のスケルトンに掴まった。降車離脱は困難、このまま戦闘を継続する。』
「アルファよりインディアへ、お前等の勇気と決断は味方を救うだろう。」
『ああああ!このあああ!』『うひょおおお!』『カタカタカタカタカタ』とインディアのハザール号に搭乗していたギルメンからは謎の叫びとスケルトンのあざ笑う音が聞こえてくる。
敵の反撃より木馬隊は戦場の中心まで引き下げられた、前方に居た味方の木馬8両は勿論、こちらはチャーリーとブラボーとインディアの3両の木馬を失ってしまっている。残り9両の木馬と逃げ走る6名の味方は敵の歩兵と空爆による統合作戦により確実に損害を増やしている。
もう少し木馬の足が速ければ、出力の高い竜炉さえあれば。とライカンスロープのダンは奥歯をかみ締めながらその鋭い牙をむき出しにする。
さっきフォックストロットが撃墜した竜のドロップアイテムでも拾いに行こうかな。
「しぶといでやすね。」「そりゃー中の人が必死に戦ってますからね。」敵の木馬隊はこちらの突撃と爆撃に数の差であっさり決壊すると思えばその見事な引き撃ち(パルティアンショット)により迎撃と撤退を可能としている、正直この木馬隊が以前に起こったグラハティア占領戦の時にいたら間違いなく敵の都市は落ちなかっただろう。あれはスタートダッシュの差で勝った様なもんだからなあ。
「そういえば木馬ってダンジョン内でも走れるんですかねえ。」と愛微笑が疑問を口にするも、その答えには「出来る、らしい。」とだけ応えておいた。階段下りれないらしいからあんまり意味ないけどな。
「爆撃隊が苦戦していますね、木馬の対空砲は亜竜みたいな大きい的には狙い易いみたいです。」とシルフで天空神信仰のジノーには敵の木馬の隙間を飛び回り弱点探しに行って貰っている。
「マシンボルトも10発以上当てないと木馬は止まらないっすから、一回の爆撃で落としきれないのもきついっすね。」
「んじゃ!あの作戦やってみっか!?」とマリッドの姉御がウッキウキになる様な作戦をご用意させて頂いた訳だが、その作戦は俺がつらい。
「あの、俺って敵プレイヤーに倒されていない亜竜トップクラスでドロップが思いっきりレジェンドなんですけど、やらないといかんですかね。」と嫌々な反応を示すと。「男は度胸!なんでも試してみるもんさ!」とガチムチオーガの姉御に言われても反応に困る。
「分かりました、ビータ隊、敵木馬の乗っ取り作戦を開始します。」と俺は宣言をした後に敵の中で一番後ろに下がっている木馬を更にやや後方頭上から襲い掛かった。
「こちらエコー!敵の飛行うひい!」と木馬オブイエクト号の対空砲手兼操縦手である私は後方より急接近しつつある竜影を捉え急ぎ対空砲をその黒く巨大な亜竜種であろうドラゴンに浴びせ掛けるが、そのドラゴンが「あいたたた。」と情けない声を出した後に突然姿を消し、直後目の前にゴブリンとマミーとオーガがこちらの操縦席に飛び込んでくるのが見えた。「あるふぁ!てきの接近ああああ!」と私はゼロ距離で対空砲を一番怖いオーガに向けて浴びせようとするが、私の体をすぐ横のマミーが包帯で拘束しにかかりキャラクターが操作不能に陥る、直後にオーガの巨大な棍棒と赤い帽子を被ったゴブリンにタコ殴りにされて戦闘不能になるが、現状をアルファへ連絡しなければならない。
『エコー!オブイエクト!どうした!』とダンからの音声チャットが入る、それに対して「オブイエクト、敵のマウントを受けている!私はもう駄目だ。」と再出撃しますか?と表示される画面を眺めながら木馬の中に入り込もうとする敵の背中を眺める事しか私にはもう出来ない。
木馬の中からは砲手の二人が「あっぎゃー!」「あばばば!」と言った悲鳴と共に敵からも「オラ!士魂精神見せてこいや!」や「ああ、翼がボロボロだ、生きて帰れるかな。」とチャットが流れる。
「アルファ!エコーが敵に乗っ取られた、エコーへ攻撃判定が出次第集中攻撃してくれー!すまん、オブイエクト!」と私は愛車に対して別れを告げ再出撃コマンドを選択した。
「なー、これどうやって操縦するんだ。」「あ、オイラ策神持ってるから操縦するよ。」「え?もしかしてこれ策神無かったら操縦できなかったんじゃないですか?」「レオさんいなかったら完璧に自爆特攻だったっすねえ。」と俺達が暢気に会話出来るのは砲兵達を素早く完璧な奇襲で処理出来た為である、従来木馬の乗っ取り作戦は理論上できるかもねー、くらいのギミックではあったが成功した例は恐らくこれがこのゲーム初だろう。
「んじゃ、前進開始ー。」「当たり判定とかもう魔王軍っぽいって、敵の木馬めっちゃこっち見てるっすよ!」「あーこれアタイの趣味じゃねえわ、さっさと味方の中に入って降りようぜ。」と各々がワチャワチャと騒ぎ出すがこのメンバーの命は既にレオさんの操縦手腕に握られている。
俺は急いで砲台の位置に付き砲弾の確認をするが、運悪くこの木馬の大砲残弾はゼロである。
「あ、やっべどうすりゃいいんだこれ。」と俺は口に出すも、このメンバーで遠距離攻撃も兵器攻撃持つ奴はロドリコの火神信仰くらいである。とりあえず砲台の銃眼から顔を出してファイアブレスをボーっと出して見るが直後に敵からのエーテルモーターやマシンボルトがこちらに突き刺さってくる。
バッコンガスンガスンと音と共に「先輩、たぶん後イチウェーブ砲撃来たら木馬の中で蒸し焼きっすよ。」とロドリコが諦め顔で肩をすくめるがお前の火神信仰がここに来て役立つ時じゃないのかよ。
敵の砲台が一斉にこちらに向けて発砲を開始したので対空砲火が少し減り、味方航空部隊は更なる木馬の炎上を成功させる。残り7両かー、勝利しても戦闘不能時のアイテムドロップをする方が嫌なんだよなぁと俺は思いながら適当な神に祈りを捧げる。
木馬は全速力らしい速度で前進しながら目の前に居た敵の木馬とすれ違う、「今だ!」と俺はすれ違い様に俺は敵の木馬砲座へこちら砲座からポイズンブレスを吐きかけ、ロドリコは対空砲席から火神魔法を連打する。
無論敵からも反撃が来る、この反撃直後に木馬の外へ出て待機していたマリッドの姉御がその敵木馬へ向かってジャンプで跳び乗り殴りにかかる。いやー、さすがにソロじゃ無理でしょと思っていたら「うがああああ!」という叫び声と共にそのすれ違った木馬も動きは止まったがマリッドの姉御のMPはゼロ表示になっている。
「オイオイ、死んだわ姉御。」と言いながらロドリコが炎上しつつあるこの木馬から降車?しようとしているのが見かけられたので俺もそれに続く、「レオさんもう諦めて降りましょう!」と操縦手に一声かけてから敵の木馬の戦線を背中に向けると案の定に矢や魔法攻撃が飛んでくる、「やばい、死んだら『竜の心臓』レジェンダリー落としちゃう。瞬間移動発動。」「僕も死んだら『ファラオのマスクレベル30』ドロップしちゃうんすよ。包帯ガード展開。」と言いながらこの二人は完全に逃げに徹した、レオさん無事だといいけどな。と思った直後に目の前にスケルトンの群れが飛び込んで来た、中の人にとっては心臓に悪いこの光景も今は救いの手である。
「いやー、逃げ切れたわ。」「レオさんは駄目みたいだったっすね。」と落ち延びた二人は仲間を見棄てた罪悪感も無くリスポーンしてくるレオさんとマリッドの姉御と合流を目指した。
仲間を見殺しにするのはもう慣れたものである。
・木馬
空を飛べる種族を用意するなら陸上戦艦みたいなの用意しないとバランスが悪いよねというプロットの元に生まれた兵器。んじゃ、実際に航空機と戦車戦ったらどうなるの?と言われれば圧倒的に陸上戦艦の不利である。
筆者は戦車ゲームをそれほどプレイしてはいないが、リアルではタンクタイプだったので戦車のメリットデメリットはよく知っている、戦車の免許も持ってるしね。
実際、航空機と戦車が同時に出てるゲームをプレイすれば分かるが、一方的に陸上戦艦タイプがボコられるのでバランス調整の為に地対空誘導ミサイル有りにしてしまうと空対地ミサイルが存在しないのはおかしいので世界観が破綻する。んじゃー砲の射程を短くして飛行ユニットの墜落率上げるね、となる。
という問題はこれからのネットゲームの大人数三次元化が進めば避けられない問題である。
FPSにある様な航空機をユニークユニットにするとVRで空を飛ぶという恐らくエロの次に売れるだろうVRコンテンツが死んでしまうので案外全ユニットが航空機しかないMMORPGが売れると思ったがエ○スオンラインはそこまで流行らなかったなあ。エ○スオンラインとジャンクメタルの中間くらいのゲームが出たら間違いなくそっちに引っ越すわ。