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死んだ君へ  作者: ひより
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死んで4日目

昨日のLINEはバグだったらしい。そう、死んだ人間は生き返らない。たまたまLINEが誤作動を起こし、彼がまるで私にLINEを送っているかのような状態になってしまっただけなのだ。ただそれだけなのに、彼の返事を一日中待ち続けてしまった。情けない。たった一人の死んだ人間にこんなにも振り回されるなんて。また誤作動起こさないかなと5分おきに通知を確認してしまう。既読ついてないかなとわざわざトークを開いてしまう。死んでいる彼に対して私だけがなっていると思うと悲しくて、悔しくて、執着を手放すことができない自分に腹が立つ。世の中には、出会いと別れが無数に転がっている。私はその1つをずっと追いかけ回している。彼はとっくに前を向いているのに。私が頑張れる理由が彼の存在だった。私と同じように医療について勉強している彼はとても輝いて見えた。彼が頑張っているから、私も彼に並べるように頑張ろうと思いながら生きていた。しかし、私はまだまだ学生で、彼は社会人。背負っているものの大きさが違うのだ。

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