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その花言葉はきらめく恋

夏の焦げ付く太陽の日差しは、いつだって君の肌を焼いていた。


露のしっとりと重たい雨は、人前では決して見せない君の涙を想起させる。


秋の儚い紅葉に、陰を落とした君の後姿が蘇る。


冬の肌をぴりつかせる空気に、君の白い吐息が見える。




そうして迎える春。




地面を覆う色とりどりのハナツメクサに、君の笑顔が重なる。








――せめて、誠の名(なまえ)だけでも聞いておけばよかったと、我ながら後悔している。


せめて、その黒い覆衣ベールの下を、一度くらい確認しておけばよかったと後悔している。

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※カクヨムにも同時掲載しております。 ※カクヨム完結済み:1万字弱の短編です。 【短編】ハナツメクサ
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