脱獄
【アリス目線】
ど、どう言うことよ!なんでノクスが反逆者の容疑がかかってるのよ!
「どうなってるんですか?ノクスは何もしてないわよ!教皇様だって知って…」
「分かってます…だけど私たちでは…」
今教会に直談判しにきたけど無理そうだ
そこに通りかかったのが…教皇様だ!
「きょ、教皇様!」
「アリスさんではないか。ちょうどいい少し時間あるかね?」
⭐︎
「な、なんですって!」
ノクスだけでなく聖女様も捕まったらしい。さらに守りは厳重で聖王様が許すものしか入れない。
「どうするんですか?!」
「私もわからない…だがチャンスはあると思う。それに…誰かが陥れようとしているように思えるんだ…」
まさか狙われたの?
「なら早く…」
「ノクス君ならこの事態のこと知ったらなんとかするんじゃないかな?」
でもノクスは使い魔の能力がなかったらただの人だよ?
「む、難しいと思います」
「でも、私の部下を忍ばせている。なんとか彼の助けになればいいが…」
そう言えば…
「聖女様って捕まっているんだよね?」
「そ、そうだが…」
私は閃いた
「いい方法があるわよ」
待っててね!ノクス
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【ノクス目線】
あの男からのラブコール。
かれこれ一週間だけど最近は少し手応えがない。
それとどうするかなぁ…
「だ、大丈夫?」
「大丈夫ですよ!ほら!こんなことだって!」
「でも傷が…ってあれ?ない?なんで?」
どうしたんだろ?まぁいいや
「風呂入りたい…」
流石に独房に入れられ殴られるんだもん汚い
「私も入りたい。おと、ノクスと一緒に!」
俺…君のお父さんじゃないよその感覚で言われても
「た、ダメだよ!何言ってるよ!」
もっと言ってくださいお母さん
「ならお母さんもはいる?家族水入らずで!あっでもお父さんはあげないよ?」
困ったことだなぁ
なんか見張りがこっちにきた。今日はやけに早いなぁ…誰か連れてきて…ってまさか?
「の、ノクス!」
アリスが抱きついてきた…頭がフリーズした
「ど、どう言うこと?!」
「そ、それはね…」
⭐︎
ま、まさか…アリスと聖女が瓜二つってことをいいことに聖女の真似して入ってくるとは…ここまでお転婆だったか?
「っで、そこの見張りは?確か…初日に話した…」
「はい…教皇様から潜入するように言われました。」
これって…
「なぁ、これ手助けしたってバレたらやばくないの?」
俺らは一応、犯罪の容疑で捕まってる。
「はい」
そんなやつに手を貸すとなるとただではすまない…ならやることはただ一つ
「黒幕探しか…まぁ頑張るか…」
「ノクス様、どうぞこれをお受け取りください」
俺の武器。なかなかやるじゃん
「ありがとう。なら行くか」
「あ、アリスちゃん!」
「せ、聖女様?」
そう言えばこの2人知り合いだったんだ。前の研修で友達になったんだった。
「お、お父さん…」
おい、なんで抱きついてるんだ!これやばいやつだ!
「の、ノクス!何やってるの!」
「ご、誤解だ!」
⭐︎
とりあえず、誤解は解けたが警戒している。
「さて、俺たちは今、黒幕の尻尾を掴まないと全員死刑にもないうる。だから最初はあの大男に聞くのが手っ取り早い」
犯罪者の手助けしたとなればアリスも危ない。だからなんとかしないと…教皇が後ろ盾になってくれてる分最悪ではない…が疑いが晴れればの話
まずは…カチャッ
外れた
「それと…これを…」
俺の持ってた刀と剣だ
遠くから足音…
グッドタイミングだ…散々やられたんだやるしかないな
「お、お前…」
顔面を思いっきり殴った。大男は気絶した
「ふぅ….すっきり!」
「あ、あんた…何されたのよ」
色々とね!
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【見張りの大男目線】
「う、うぅ….ここは?って、お前!なんで!」
気づけば独房にいた。
「おいおいつれないこと言うなよ?俺とお前の中じゃ」
どんな中だよ!!
それに俺は椅子に縛り付けられている何も出来ない
「お前…こんなことして…タダで済むと…」
気づけば視界が自分の足元を見いた。殴られたって気づきたのは数秒後だった。痛みが今更意識の後を追うように走ってきた
「い、いた!」
痛い痛い痛い痛い痛い…こいつ…なんて馬鹿力だよ
「あ…ただ済むと思ってないよ?だからてめぇの好きな拷問することにした。立場は逆だからな」
ひ、冷や汗をかいた
「お、おい…今ならみの」
足に何か刺さった…なんだこれ…
「ぎゃぁぁあああ!」
こいつ…俺のやった事をやり返すつもりなのか?
「な、何でもするから…ゆ、許して…」
何か考え込んでるようだ…
「決めた…とりあえず、お前は俺の答えたことに『はい』っ言うだけでいいよ」
た、助かった….
「これ…やって欲しい?」
取ってきたのは…俺がいつも拷問に使うつびの爪は剥がす
……
「や、いやだ….」
嫌だ嫌だ嫌だ!次は右頬殴られた。歯が飛んだ
「なんでもやるって言ったよね?」
「はい…」
俺に選択肢はない…
「ぎゃぁぁあああ!」
☆
もうダメだ….
「ゆ、許してくれ…」
子供のように泣きじゃくった。
「それよりこのネクレスはなんだ?」
「し、知らねーよ」
また拷問器具を取り出した。
「ほ、本当だ!知らねえ!ただ、お前に似た騎士の女に渡されたんだ!持ってたらいい事あるかもよ?みたいな感じで!」
沈黙したが….表情が一気に険しくなった
「まぁいい…他に持ってるやつは?」
「知らない…多分ここで見張りしてるやつはみんな持ってると思う…」
そういえばあの女が配ってるところ見た。
何か考え込んでいる…一挙手一投足が怖い
「本当に何も知らないようだな…なら構成人数と配置を教えろ。」
地図を広げた…いつの間に撮ってきたんだ?
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【アリス目線】
ノクスが戻ってきた
「すごい音がしたけど大丈夫?」
大の大人が泣きじゃくるって何したの?
ノクスは地図取り出して聖騎士に渡した。
「道案内お願いします….たぶん…いや、なんでもない…それより気になることがある。どこか立ち入り禁止とか秘密裏に何かしてることある?」
「分からないけど使われていない物置がある。噂では夜…人のうめき声が聞こえるって…」
ノクスが考え込んでいる…
「ならそこに案内してくれ…それと教皇様にも力貸して欲しいが…」
☆
なんでここ人が多いの??使われてないんだよね?
石造りの廊下…薄暗い…気味が悪い
二手に別れた…聖女様、聖女様のお姉さん、聖騎士と私とノクス……
聖女様達は教皇様を探している。
私たちはと言うと…黒幕探しなんだけど…
進めば進むほど見張りが増える…
「この数は流石に無理だなぁ….」
その辺にあった石ころを投げた…
見張りの1人がこっちに…
「(ちょっと!何してるの!)」
「おま….」
見張りの口を塞いで腕で首を絞めた…
「よし…あと一人欲しいな」
もう一人来た…また同じ方法で気絶させた
「どうするの?」
「どうするってもちろん…」
⭐︎
「見回りご苦労様!おやすみください!次は我々の番です!」
あっさり通れた……
そのまま奥へ進んでいく…変な匂いがする。
曰く付きの部屋についた…
開けようとした瞬間…
ノクスがすごい勢いで後退った…
そこには仮面の男が…
「おいおい…なんでそこにいるんだよ…」
「お前に恨みもない….不本意だがここは通させない…」




