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砂魔法で砂の王国を作ろう~砂漠に追放されたから頑張って祖国以上の国家を建ててみた~  作者: 空地 大乃
第四章 砂漠のダンジョン編

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第90話 砂漠のキング

いつも感想や誤字脱字報告を頂きありがとうございます!

これからも感想やレビューをどしどしお待ちしてます!

「さぁどうした! 俺の筋肉を言ってみろ!」


 凄くマッソなムキムキモアイが執拗に筋肉への質問を繰り返してきた。


「またこれですの……」

『ケケッ、いいねぇやっぱモアイはこうでないと』

「あぁ、流石王の筋肉は相変わらず素敵かしら。愛よね愛!」

「えっとなんてコメントしていいかわからないかも……」

「ンゴォ……」


 モルジアはげんなりしていた。だけどカセとアイはテンション高めだ。そしてイシスは困惑気味でそれはラクも一緒だよ。


「くそ~やっぱり筋肉は最高だぜ!」

「そんなふうに思ってるのあんただけだと思うけどね」

「てか何でここでもモアイなんだよ……」


 冒険者の三人もライゴウを除けば対応が冷ややかだった。


「むぅ、あの見事に鍛え上げられた筋肉! 油断出来ぬな!」

「全く筋肉だけで戦う気なのかのう」


 アインは警戒しているけど、フィーは呆れ顔だね。


「さぁ、答えよ! 俺の筋肉を言ってみろ! さぁ! さぁ! さぁささぁ!」

「スゥ~……」


 ぐ、ぐいぐいと来るね。しかも何故か顔が僕に向けられている気がするよ。スーもこまってるし。


「え、えっと凄い筋肉?」

「ちっがーーーーーーーう! 筋肉が凄いのは当たり前だーーーーーー!」

「は、はいすみません!」

「上腕二頭筋だろう?」

「そこ正解だーーーー! やるな貴様!」


 僕は間違ったけど、ライゴウが代わりに答えてくれたよ。そしてまたモアイがポーズを変えた。何か胸部を強調している気がする。


「俺の筋肉を言ってみろーーーー!」

『ケケッ、大胸筋だろ』

「正解だーーーーーー!」

『ケケッ、基本中の基本だぜ』


 カセが得意がった。何このやりとり!


「では次はこれだ! 俺の筋肉を熱ち、熱ちちちちいいぃいい!」

「…………」


 次のポーズを決めようとしたモアイだったけど、無言でフィーが炎を浴びせたよ! モアイが熱がってるよ!


「き、貴様いきなり何をする!」

「黙るさね。そんな戯言を見るためにここまで上ってきたんじゃないのだぞ」


 フィーがちょっと不機嫌だ。何か容赦ないし。


「あの、貴方がダンジョンマスターなんですよね?」

「如何にも! 俺がこのダンジョンの王! キングモアイだ!」


 僕の質問に答えてくれたけど、キングモアイ……モアイの王? わりとそのまんまだったね。


「貴様1 キングのキンとは何だ?」

「え? お、王様?」

「違う! キングのキンとは筋肉のキンだーーーーーー!」

「えぇえええぇえええぇえ!?」


 マッソなポーズをとってさも当たり前みたいに言ってきたよ! 凄く初耳だけどね!


「そ、そうだったのか……」

「あんたも信じてるんじゃないよ!」


 ライゴウが衝撃を受けていた。アローネに突っ込まれていたけどね。


「そう、つまりこの圧倒的なマッソーな筋肉こそが俺が王たる証! 筋肉はパワー! マッソなパワーーーー! この最強のパワーを受けてみるがいい挑戦者達よ!」

 

 と、思ったらキングモアイがいきなり攻撃を仕掛けてきた! 力任せに殴ってきたよ! 


「砂魔法・砂合壁!」


 砂の壁でキングモアイの拳を防ぐ。だけど凄まじい衝撃波が周囲に広がった。


「ぐぉっ!」

「ぬぅ!」

「うわわわわぁ!」


 拳は壁で防いだけど衝撃までは殺しきれなかった。前衛にいたアインとライゴウは後方に飛ばされていたよ。サーチも突風に煽られてひっくり返っている。


「愛なの愛、愛なのよーーーーーー!」

 

 するとアイがモアイに戻ってキングモアイに攻撃を仕掛けにいった。


「むぅ、貴様モ愛! 何故そっちに!」

「今の私のマスターはイシス様! それも愛!」

「面白い。ならば筋肉で返そう! フンッ!」

「キャァアアアァア!」


 キングモアイに殴られてアイがふっ飛ばされた! 言動はともかく、このキングモアイやっぱり強い!


「少しは面白くなってきたのう」


 フィーが手をかざすと、巨大な火球がキングモアイに飛んでいき命中した。


「ヌウゥウウゥウウゥウゥウウ!」


 キングモアイが呻き声を上げる。フィーの魔法が強力だ。これを受けたら流石に。


「だが、きかーーーーーーん!」

 

 だけど、何かポーズを取った途端、炎が掻き消えたよ!


「ちょ、フィーの魔法がまさか通じないのかい!?」


 アローネが狼狽している。確かに消えた。ただ、今のは本気でもなさそうだったけど、だけどそれでも耐えきったのは流石ダンジョンマスターといったところかもしれないよ。


「ほう、少しは楽しめそうよのう」

「ふん。流石神獣スフィンクスといったところか。だが筋肉は熱い! 熱い筋肉にはそもそも炎が通じないのだ!」


 キングモアイがマッソなポーズを取りながら言い放った。つまり筋肉は炎に強いってことなのか……


「筋肉にそんな効果があったとは……」

「いや、どう考えてもあいつが特別なだけだろう?」


 立ち上がったライゴウがわなわなと震えていた。隣でアローネはジト目を向けているけどね。


「だが貴様ほどの女が惚れ込んだ主というのは余程の筋肉の持ち主なだろう! さぁ誰だ! さてはそこの貴様だな!」

「は? いや俺は違うぜ。ボスはそこにいるだろう?」


 キングモアイがライゴウを指差したけどライゴウはすぐに僕を名指ししたよ。


 するとキングモアイの顔が僕に向けられて。


「な、なんだとぉおおぉおおぉ!」


 そう言って大きく仰け反った。う~ん、何か嫌な予感しかしないよね……

ホルスはマッソーになれるのか!

・マッソーには別にならなくていい。

・モアイが気になる。

・愛だろ愛!

と少しでも思って頂けたならこの下の★で評価を頂けると嬉しく思います!

ブックマークがまだだったな~という方がいましたらこの機会に是非!

それではここまでお読み頂きありがとうございます!本日も後1話更新頑張ります!


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