第20話 砂漠でまたも発見?
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僕たちの探索は続いた。それにしても砂漠にはやっぱり危険な魔物も多いようだ。
「あれはスナオオミミズです! 獰猛で食欲旺盛ですが食べると美味しいですぞ!」
「あれも食べれるんだ!?」
「ンゴォオォオォォオオオオ!」
砂色の大きなミミズの大群に襲われてラクが悲鳴を上げた。それにしても砂漠はわりと何でも食べられるんだね。過酷な環境だから食べられるものは何でも食べないとやってられないのかもだけどね。
さて、スナオオミミズは相手に勢いよく砂を吐き出す攻撃が得意みたいだ。でも、砂は僕には効かないよ!
「砂魔法・砂槍!」
吐き出された砂は砂魔法で操作! 逆に槍にして跳ね返してあげた!
砂の槍が刺さってミミズがバタンバタンっと砂の上をのたうち回った。体は思ったより柔らかい。
「砂魔法・砂鉄攻雨!」
砂鉄を上空で雲のように変化させてから雨のように降らせる。勢いのついた砂鉄の雨に貫かれて残りのスナオオミミズも動かなくなった。
「流石は主殿です! 凄まじい魔法ですな!」
「ンゴッ! ンゴッ!」
アインが褒めてくれたけど砂漠に現れる魔物は砂を利用した攻撃が多いんだよね。だけどそれは僕の砂魔法と相性がいいんだ。
「たまたま僕の魔法と噛み合っただけだよ。砂といっても万能ってわけじゃないから油断は出来ないし」
「何と謙虚な! そこがまた王の素晴らしきところなのですな!」
「ンゴッンゴッ」
アインの話にラクが頷いているけど、うーん、アインはやっぱり時折僕を王と呼んでくるね。
「「「「「「「「アギィ~」」」」」」」」
「本当にありがとうね」
スナオオミミズもアインの蟻達が運んでくれた。助かるけど今度何かお礼しないと。蟻はあの魔物も食べるようだから振る舞ってあげようかな。
でもこれで食料はもう十分かな? そろそろいい時間だし戻ってもいいかも。
「ンゴ~ンゴ~」
そう思っていたらラクが僕のローブを引っ張ってきた。何かを伝えたがっているみたいだ。
ラクの示す方向を見ると、砂が、キラキラしている?
また砂金とか? いや、そんなにあっちこっちに砂金があるわけないか。僕は砂感知で砂の様子を確認する。
え? これって?
「あれは何ですかな?」
「うん。僕の予感が正しければラク、お手柄だよ!」
「ンゴ? ンゴッ♪ ンゴッ♪」
ラクを褒めると嬉しそうにステップを踏んだ。ふふ、可愛いねラクは。
さて、僕たちはキラキラした砂の溜まっている場所までやってきた。
「これはなんとも目がチカチカしそうですな」
「ンゴ~」
砂が太陽に反射しているからか、ラクも眩しそうにしている。そして僕は砂を手で掬って確認してみた。
「やっぱりこれ、石英の砂だよ!」
「石英でございますか?」
「ンゴッ?」
アインとラクが小首をかしげた。どうやら石英が何かはいまいち掴めてないみたいだ。でも、僕からしたらこれは宝の山とも言えるかも。
それぐらい素晴らしいし、ここ一体が石英の砂なら相当な資源になる。
「ホルス殿、これはなにかの役に立つのですかな?」
「うん。見ていて」
これが石英の砂なら僕の魔法で操作可能だ。魔法を行使して――
「砂魔法・砂造形」
石英の砂がその形を変えていく。そして――出来た石英の硝子が!
「こ、これは透明で、なんとも奇妙な板ですな」
「うん。硝子だよ。これがあれば城の窓にも嵌められる」
「ンゴッ! ンゴォ♪」
「はは、擽ったいよ」
ラクがペロペロして頭を擦り寄せてきた。ラクなりに感動を表現しているみたい。
そしてその後、硝子を舐めて微妙な顔をしていたよ。食べ物じゃないからね。
でも、この量は流石に多いかな。全部は持って帰れないし、場所を覚えておいて必要な分だけ――
『ウォオォオオォオォオオン!』
だけどその時だった。砂が大きく盛り上がってなにか巨大な生き物が姿を見せたんだ。
「あれって、亀? いや、モグラ?」
「何と、サンドタートルモールですぞ!」
サンド、タートルモール? アインの話によるとどうやら亀の甲羅を背負ったモグラみたいな魔獣らしい。
「ただ、ちょっと妙ですな。甲羅がやたら透明感があってキラキラしているような?」
アインが小首をかしげた。確かに甲羅は透明感があって硝子みたいだ。
もしかしてこいつは砂を摂取するタイプの魔物なのかも。このあたりの砂は石英で出来ているから取り込むことで甲羅が硝子化したのかもしれない。
『ウォオォオォオオオオ!』
タートルモールが口から大量の硝子の破片を吐き出してきた。やっぱり間違いない!
体内で硝子を生成できる程に変化しているのか!
「砂魔法・砂鉄壁!」
急いで砂鉄の壁を構築しガードした。あの勢いだと砂壁だと貫きかねない。ガツガツガツガツガツ! とけたたましい音が鳴り響く。
硝子が壁に刺さったのかも。だとしたら大した殺傷力だ。
「砂魔法・砂巨烈拳!」
砂の拳で魔獣を殴りつける。すると手足を引っ込めて甲羅の中に身を隠した。拳が当たるもダメージはなさそうだ。
硝子なのに随分と固いな。もしかしたら元の甲羅の性質が残ったまま硝子化したのかも。
サンドタートルモールが再び手足を出してこっちを見た。かと思えば前足が突然回転を始める。な、何あれ?
「あれはタートルモールのドリルですぞ! あれの破壊力は危険です!」
アインが緊迫した顔で教えてくれたよ。
「ンゴッ! ンゴォォォオ!」
ラクも焦っている。それにしても、ど、ドリル? 何だか多彩な攻撃手段を持っているみたいだね――
ドリル持ち魔獣を倒して硝子を手に入れられるか!?
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