転生の難易度が高すぎます
初投稿です
「さっむ!!」
凍えるような寒さに思わずとび起きる。なんだ?窓閉めわすれたまま、寝落ちでもしたか?目を開けると俺はボロボロの服を着て路地裏で寝てた。周りを見ると似たような境遇の子がちらほら。その中に知ってる顔を見つけた。それは俺にとって希望であり絶望だった。見つけた子は白浜里奈。ギャルゲ『RE:MAGUS』のヒロインの一人だった。え?『RE:MAGUS』をしらない?仕方ない。説明しよう。『RE:MAGUS』とは現代の日本にそのまま魔法と魔人っていう敵の存在を足したようなポストアポカリプスっぽい何かだ。え?何言ってるかわかんないって?まあ追々説明するので安心してください。
とりあえず今が作中のどこらへんか知りたい。うーんリナちゃんが第一徴兵組に入ってないってことはまだ魔人たちの侵攻はまだ青森とか秋田、岩手らへんかな。あ、ちなみにこれから俺とリナちゃんを含めたここにいる子どもが第一次徴兵組っていう軍の使い捨て部隊みたいなのに入れられます。うーんこの世界の日本政府の名前を真日本軍っていうんですけど某腐ったみかんのバーゲンセール並みにゴミ倫理ですね。あ、そんなこと言ってたらきれいな服きた偉そうなおじさんが来ましたね。
「こんなところで飢えて死ぬ必要はないんだ。今、国では特別学生を募集している。衣食住は保証、魔法教育も受けられる。才能がある子供はちゃんと守られて、将来は軍の正式な人間として生きていける。毎日温かい飯が食えて、ベッドで眠れて、もう路地裏で怯えなくていい。危険なことが全くないとは言わない。でもな、お前たちみたいに行き場のない子供でも、“必要とされる側”になれるんだ。このまま誰にも知られず野垂れ死ぬか、それとも人生を変えるか……決めるのはお前たちだ。生きたいなら、ついてこい」
ああ↑でましたね、この子供たちをだます気しかないセリフ。なんですかぁ?危険なことは全くないとは言わないって皆さーん、こんな部隊入ったら毎日のように死にかけますよ!!まあこんなこと言ったらなんで知ってんだってなって即刻射殺されるんですけど。あ、偉そうなおっさんが機械で魔法適正を測ってますね。
まず皆さんにはこの世界の魔法の設定を説明しておきましょう。
この世界における魔法は、大きく分けて二種類に分類されています。
誰でも扱うことのできる“通常魔法”と、一部の人間だけが持つ固有能力“魔法特性”です。
通常魔法は、体内の魔力を消費して発動します。魔力は時間経過によって自然回復しますが、過剰に使用した場合、使用者は極度の疲労状態に陥り、最悪の場合は意識を失います。
通常魔法の基本系統は主に三つ存在します。
『身体強化魔法』
筋力、反射速度、耐久力などを一時的に強化する魔法です。前線兵士にとって最も基本的な技術であり、使用者の練度によって性能が大きく変化します。
『防御魔法』
魔力による障壁を展開する魔法です。展開速度や耐久力は使用者の技量に依存し、熟練者の防御障壁は砲撃クラスの攻撃にも耐えることが可能です。
『回復魔法』
負傷を治療する魔法です。高い適性が必要であり、扱える人間は非常に限られています。そのため回復魔法使用者は軍において極めて重要な存在とされています。
また、一部の専門兵士は『砲撃魔法』を扱います。これは長距離から広範囲を攻撃する高火力魔法であり、高度な演算能力と大量の魔力を必要とします。
まあこんな感じですね。ゲームのHPにはこんな感じのことが書いてあったはずです。魔法適正については必要なときに説明します。なぜこんな説明をしたかというと、回復魔法か砲撃魔法の適正を持ってるとあのおっさんに問答無用で連れていかれます。そして里奈ちゃんはゲームでも回復魔法の使い手として登場するのでここで確実に連れていかれますね☆さて、俺の番が回ってきました。お願い!!選ばれたくない!!そしておっさんは俺の前を通り過ぎる―—ことはなかった。ああ↑!!行きたくないよぉ!!おっさんによると俺は回復適正も砲撃魔法適正もないらしいので本当になんで選ばれたんですか??まあここで反抗しても勝てないので黙ってついていきましょう。あ、ついでにここで里奈ちゃんに話しかけて少しでも好感度を上げておきましょう。死にかけたときに治療してくれる確率が上がります。
「えと、君も選ばれたのかな?」
「はい、どうやら私には回復魔法の適正があるらしいので」
はい、われらが貧乳無表情敬語系ヒロイン里奈ちゃんですね。とってもかわいいです。
「そっか、回復魔法の適正か。」
「?・・何か?」
「いや、人が死ぬ場面に直面することが多そうだから大変そうだなって。何かあったら言ってね?相談乗るよ?」
「結構です、お構いなく」
あれれえ?おっかしいぞ?主人公と同じセリフを言ったはずなのにこの違いはなに?あなた、これ主人公から言われたときは顔赤らめてましたよね?結局主人公は特別、はっきりわかんだね☆・・・まあいったんここら辺で引いておきますか。しつこくするのもよくないしね。えっと車は今どこに行ってるのかな?ゲームでは学園編から始まってるからここら辺あんま知らないんだよなあ。DLCとかもやればよかったあ。オタクとして失格です。あ、一応今の日本の状況も説明しておきますね。
今の時点の日本は、“魔物”および“魔人”との戦争状態にあります。
最初に確認された敵は“魔物”でした。魔物は知性を持たず、個体としては弱いものの、圧倒的な数で人類圏へ侵攻を続けています。
しかし約四年前、北海道で発生したある事件以降、“魔人”と呼ばれる新たな敵性存在が出現しました。
魔人は魔物とは異なり、自我・学習能力・戦術行動を有しています。さらに人間の死体を利用して増殖する能力を持ちます。
現在、北海道は完全に陥落。
青森県は壊滅状態。
秋田・岩手・宮城では激しい防衛戦が続いています。
また、新潟・群馬は関東防衛の最前線となっており、埼玉県は東京を守る最後の防衛圏として機能しています。
東京はまだ人類側の支配下にありますが、すでに戦時体制へ移行しており、防御結界によって辛うじて維持されている状態です。
真日本軍は兵士不足を補うため、“特殊徴兵制度”を実施しています。第一次徴兵組がそれにあたりますね。
まあこんな感じです。あ、ちなみに今自分がいる場所は埼玉です。実家は青森なんですけど、魔物の侵攻で親が死にましてね・・・まあほかの子たちもそんな感じだとは思いますが。あ、車が止まりました。基地に向かってたんですね。ほかの子たちと共に車から降ります。あ、偉い人がなんか言い始めましたね。まあめんどくさいんで要約すると、君たち第一次徴兵組で頑張ってね☆ってことです。早速銃とかいろいろ配布されました。ちなみに配布されたものは軍服と銃ですね。銃は魔力で弾を生成できるから弾薬はいらないらしいです。え、なんでそんなすごい技術をここに使ってるんですか?また車に乗せられて新潟と群馬にドナドナされます。ここで里奈ちゃんと同じ基地を引けたら生存率がだいぶ上がります。頼む!!
「白浜里奈・・・・・・・・尾空彼方・・・・・」
あ、おっさんが俺と里奈ちゃんの名前を呼びましたね。よかったあ、一応生存率が最高値の択を引けましたね。俺は主人公でもなんでもないから普通に死ぬんですよね。まあつべこべいってないで車から降りますか。あ、先輩たちが迎えてくれてますね。一応俺たち第一次徴兵組は新米も新米なので今までも戦ってた軍人の家系の方々の部隊に合流する感じです。よかったねぇ。まあ彼らも秒で死ぬんですけどね☆・・・なんなんこの世界。
「歓迎するぜ、新人どもぉ!」
お、皇グレン先輩が出迎えてくれましたね。グレン先輩はゲームでヒロインの回想シーンで一瞬だけでたのにも関わらず人気投票で5位にランクインしたイケメンです。解せぬ。ギャルゲーの人気投票で男が出しゃばってんじゃねーよ。まあもちろん私も好きです♡
ああ、こっから地獄の日々が始まりですか・・・・憂鬱ですね。




