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Yellow Marker~一人だけ魔族でプレイ~  作者: モチモチの木
39/52

野営をしましょう3

 音のした方を見てみると、そこにはモサモサしたものが3つ……正確に言えば3羽倒れていた。


 「鳥……??」


 木の上で休んでいたんかな?なんか物凄く悪い事をしてしまったわ。でもよく見てみるとこの鳥たち、マーカーが緑色……魔物や。


 「こっちに気が付く前に早く倒さな。」


 アイテムボックスから大腿骨の鉈を取り出し、3羽の魔物を叩き切る、運用3羽とも気を失ってたみたいで全く気付かれる事なく倒す事ができた。

光とともに消えた魔物からは羽と魔物の肉が残された。


 【フィットバードの羽】フィットバードの羽

アクセサリーや矢羽によく仕様される。


 【フィットバードのむね肉】コルトガ地域で最もポピュラーな鶏肉。


 キノコと変わらずザックリとした説明文やった。

夕食の食材が増えた事に喜ぶべきなんやけど、こんな事に運を使ってもいいんやろか……。

とりあえず、一度目のフラッシュシートは失敗に終わったので、改めて火を起こす事に専念した。


 それから3回目、ようやく焚き火を起こす事に成功した。ただ発火したフラッシュシートを薪に入れるんじゃなくて、小さい物から順に燃やしていくのがコツなんやと気付いた。


 「小さな事からコツコツと!」


 誰が見てるわけでもないのに、ファイティングポーズ。骨犬さえも穴堀に夢中でこっちを見てない。別に滑ってないからね。

パチパチと燃える焚き火のを被うように網の付いたスタンドを設置し、夕食の準備に取り掛かった。

 

--------------


 「ごちそうさまでした」

 「キャン」


 夕食はむね肉とキノコの素焼きにスパイスを振った男飯、普段はコンビニやお弁当屋さんで済ませてたから料理とか殆ど作った事が無いので、出来上がるのにめっちゃ時間が掛かった。しかもお皿とかも用意してなかったから、鍋をそのまま器として使った。まるで映画のカウボーイみたいな豪快さやったと思う。

と言うのは嘘で鍋は熱いし、深さもあるからナイフとフォークじゃめっちゃ食べづらかった。

むね肉を切ろうとしたら鍋に手が当たるねん。

熱いねん。

味は、ただ素焼きにした物にスパイスを振った物だったので不味くはなかったけど、物凄く物足りなかった。初めての野営やし、しょうがないのかな??

料理の腕を磨くのを今後の課題に入れやなアカンね。


 「さて」

  

 咀嚼して、身体から落ちたむね肉とキノコだった物をかき集め、それをそのまま焚き火に放り込む。

 ゲームの世界では満腹感とかは無いから、別に食べやんでも良いんやけど、めっちゃ暇やねん。

普通のプレイヤーやったら友達と喋ったり、趣味に勤しんだりするんやろうけど僕の場合それがない。

だから料理に挑戦してみた。

結果としては、ワイルドな男料理になったけどわるくは無かったので良しとしようと思う。


 「この後どうしよ、めっちゃ暇やん」


 暗くなったとはいえ、寝る時間にはまだ早い。

食事も済ませてしまったのでやることが無い。

悩んでいるとまだ解明していない野営道具があった事を思い出し、アイテムボックスから取り出す。

まずはあの葉っぱの束からや。

 

 【ディッシュリーフ】火に炙る事で形状が変化する葉。軽く炙れば皿として使え、長く炙ればコップとして使える。


 「ガッテーーム!!」


 

ここまで呼んで頂きありがとうございます。

最近、ちょこちょことブックマークが増え1人ニヤニヤしております。


他の方の作品で自分が面白いと思った作品があったのですが、こういう場合は作者さんに許可を取ったらURLを載せてもいいんですかね?



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