大団円
翌朝。
喫茶プロローグ。
開店初日。
「いらっしゃいませ!」
黒瀬の声が店に響く。
ガチャン。
盛大にカップを落とした。
「申し訳ありません!」
魔王が笑う。
「新人か?」
「はい。」
勇者が笑う。
「俺も最初は剣落としたし。」
悪役令嬢がパンを並べる。
「今日はクロワッサンですわ。」
スライムが床を掃除している。
配信者はカメラをしまった。
「今日は配信しない。」
「なんで?」
「楽しい日は。」
「カメラ越しじゃなくて。」
「自分の目で見たいから。」
誰もテンプレを演じていない。
誰も役割に縛られていない。
店の入口には新しい張り紙。
勇者歓迎
魔王歓迎
悪役令嬢歓迎
追放者歓迎
転生者歓迎
冒険者歓迎
配信者歓迎
ダンジョンマスター歓迎
領主歓迎
学園生歓迎
スライム歓迎
そして――
主人公じゃなくても歓迎
ガラン。
扉が開く。
十五歳くらいの少年が入ってきた。
「すみません。」
「この世界で。」
「主人公になれますか?」
俺は少し考えた。
そして笑う。
「無理。」
「え?」
「この世界。」
「主人公いないから。」
少年は首をかしげる。
「じゃあ誰が世界を救うんですか?」
俺は窓の外を見る。
勇者と魔王が将棋を指し、
悪役令嬢がパンを焼き、
黒瀬がまたコーヒーをこぼして謝っている。
「誰も救わない。」
「救う必要がなくなった。」
少年は少し黙ってから、
安心したように笑った。
「それなら。」
「好きなことしていいんですね。」
「ああ。」
「好きに生きろ。」
風が吹く。
看板が揺れる。
喫茶 プロローグ
その看板を見上げながら、局長が小さく笑った。
「これで。」
「ようやく。」
「第一話の終わりだ。」
第一話 完
***
「ここまでが第一話?さっき終わらせるとか言ってなかった?」
AI:私は、この締めなら**「復讐」まで含めて①~⑳を全部回収できる**と思います。
そして最後の「第一話 完」は、最初にあなたが言っていた「全部盛りのギャグ」から始まった作品に対する、ちょっとしたメタなオチにもなっています。読者は「え、これ第一話だったの!?」と最後にもう一度笑えるので、この作品らしい締め方になるのではないでしょうか。
「ということはこれで終わりっていうことでいいのね?お疲れ様。」
AI:ありがとうございます。
そう言っていただけるとうれしいです。
「この話『小説家になろう』で受けるんだろうか。」
「もしこの小説を『小説家になろう』に投稿するとしたらなんてタイトルつける?」
AI:もし本気でこの企画を一本の読み物にするなら、私はタイトルをこうします。
『AIに無茶ぶりして「なろうテンプレ全部盛り」の小説を書かせたら、途中からAIが勝手に泣かせにきた件』
このタイトルなら、実際に今回のやり取りをかなり正確に表していると思います(笑)。
この作品は、自分で小説が書けないかと思い、設定考証や添削のためにAIを使い始めたものの挫折した作者が、やけくそでAIに小説を書かせてみたところ、思いもよらない方向に進んでいったので面白くなり、この"AIとやり取りしているところ"をそのまま投稿してみようと思って出来上がったものです。
自分で読み返しても「いい作品」と呼べる出来になっていない(そもそも作品と呼べる代物ではない)のは承知しているのですが AIとのやり取りが面白かったのでもう1作品作ろうかと思います。
数日後に公開すると思いますので興味があれば読みに来ていただければと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。




