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僕の居場所
翔
––––もし、この世界に僕の居場所があるのならば、僕は何をしてだって必ずそこへ辿り着く。––––
僕は物心がついた頃から居場所もなく、彷徨っていた。親も友達もいない、ただ孤独な人生を暮らしていた。僕には生きる意味などなかった。だけど、死ぬのは怖かった。だから、彷徨い続けた。意味もなくただ、ずっと歩いた。
多くの人に迷惑をかけた。ある人は僕にせっかくの昼食を渡した。僕は空腹のあまり、遠慮もせずに受け取ってしまった。たくさんの人に助けてもらい、その度に僕は迷惑をかけた。もう迷惑はかけたくなかった。だから、死のうとした。だけど、やっぱり怖くて引き返した。
僕には死ぬ度胸がない。せめて、生きる意味さえあれば、僕はこの苦しみから解放されるかもしれない––––。




