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異世界人の友達と日本を旅しよう  作者: マノイ
2章 上高地・黒部立山「生きる」
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5. ターザニアに向けて

「フィールドアスレチックでござるか?」

「そう、野外で遊べる大人向けのアスレチック……大きくて色々な種類の遊具がある場所なんだ」

「そんなのがあるでござるか?」

「最近人気なんだって」


 ちょっと前にネットを見てた時に偶然見つけたんだ。体を動かすのが好きなメンバーが多いし、何よりわたし自身がやってみたいから誘ってみた。


「いくいく~!」


 ミカンは当然として、他は誰が行くのかな。


「御影様、お怪我は……」

「だから治ったって言ってるでしょ!そもそも小さな打撲なんだから気にしなくて良いんだって」


 もう完治してから1週間も経ってるんだよ。ねこにゃんはいつまで気にするんだろう。


「それでは私も参加させていただきます。そこで問題なければもう怪我の件は何も申し上げません」


 よし、軽やかにクリアして元気っぷりを見せつけてやるぞ。決して新しい怪我なんてしないように。

 フラグじゃないよ?って思っておけばフラグにはならないよね。


「もちろん私も行くわ。面白そうじゃない」

「弓弦も楽しみ!」


 玲菜とゆ~ちゃんは参加しないってことがほとんど無い。ゆ~ちゃんが自分の活動で忙しい時くらいかな。


「私も参加します」


 そしてわたしたち3人のうち2人が参加すれば間違いなくついてくるプラム。同人誌のネタ収集だけじゃなくて自身も楽しんでもらえると良いな。


「あ、シェルフは強制参加ね」

「参加するつもりだったけど何で強制でござるか?」

「まだ秘密だよん」


 楽しんでくれると良いなぁ、グフフ。


「すみれさんは作曲で難しいよね」

「あ~日帰りか?」

「一泊しようと思ってる」

「う~む、次の火曜だよな」

「うん、梅雨に入る前に行こうかと思って」


 5月末なのでまだ天気は大丈夫だと思う。天気予報も確認済みだ。


「……ちょっと詰まって来たから気分転換に行こっかな」

「およよ、きっと楽しくて最高の気分転換になるよ」

「ハードル上げるじゃねーか。そうだ、単車で行くから後で場所教えて」

「りょ~かい」


 後は双子だけど……


「……もちろん行く」

「うふふ、もちろん行かな、あいたぁっ!………………行くよ」


 ううむ、パステルちゃんバイオレンス。

 いつもの光景で安心する。


「なんと全員参加だね、やったー」


 それじゃあ予約してこようっと。


「それで、朋の行きたいフィールドアスレチックはどこにあるのかしら」

「み~ちゃん、さっき一泊するって言ってたよね」


 おっと、肝心の場所を伝えてなかった。


「千葉県だよ」


 フィールドアスレチックは関東近郊を中心に何か所もあるけど、今回興味があったのは千葉県のやつなんだ。


「となると都内で一泊かしら」

「そこのアスレチックにもホテルがあるんだけどね。そのあたりはみんなの意見を聞きたいかな。ミカンが久しぶりにレナさんに会いに行く時間を取るなら都内の方が良いかな」


 レナさんの働いてるメイド喫茶に寄るのもありかもね。


「レナたんには何度も会ってるから気にしなくて良いよ~」

「あれ?そうなの?」

「うん~月に何回か会って遊んでる~」


 そんなに居なかったっけか。毎日そばに居るような印象があったから外出ほとんどしてなかったのかと思ってた。


「激しく運動するなら、そこのホテルに泊まった方が楽だと思います」

「プラムの言う通りでござる」


 まぁそうだね。


「よし、それじゃあホテルも一緒に予約しておくね」


 えへへ、楽しみ。




「って何で雨降ってるのー!」


 天気予報では晴れだって言ってたのにー!


「雨が降ってるのは富士宮だけよ。向こうの方は晴れてるわ」

「うう、不安だよぅ」


 今は晴れてても着いた頃には雨だったりしないかなぁ。


「気にしてても仕方ないわ。行きましょう」

「は~い」


 そうだね、着いてから考えよう。


 新富士駅まで車で移動して新幹線で東京へ。東京駅についたら長い連絡通路を歩いて京葉線ホームへ移動する。


「同じ駅なのにホームが遠いでござる」

「……別の駅?」

「あらあら、でも動く歩道が楽しいよ」


 もう少し人が少なければ歩きやすくて楽しかったかもしれないけど、動く歩道の片側に立ち止まる人が多くて歩きにくいよぅ。


「これって動く歩道だと思ってたけど違うのかな?」


 ゆ~ちゃんが不思議に思ってるけど、何が気になるんだろう。


「そうだと思うけど、何か変なところでもあった?」

「だって『歩道』なのに止まってる人が多いじゃん。変なの」

「うふふ、邪魔だよ」


 こらこらシャモアちゃん、思ってても口にしないの。ほら、ギロって睨まれちゃったよ。トラブルに巻き込まれるのはごめんだよ。


 でも気持ちは分かる。狭い歩道で立ち止まってたら邪魔だよね。それともエスカレーターみたいに歩いちゃダメなところなのかな。う~ん、分からない。


 てなことを話してたら京葉線ホームに到着した。まさか更に地下に潜るとは思わなかったよ。


「連絡通路を歩いていた時からずっと感じていたのですが、夢の国へ向かう人が多いですね」

「平日なのにね。学生服の人もいるけどまさか……」


 課外授業にでも行くんだよ。それかアレだ、臨時休校とか、コスプレだったりして。うん、きっとそういうのだ。だから気にしないでおこう。変なことは考えない考えない。


「そういえば夢の国はまだ行ったことが無かったよね」

「そうだね、いつか行きたいね」


 とは返したものの、あんまり乗り気じゃなかったりする。混むの嫌だもん。


「武蔵野線の電車には乗らないようにね。同じホームから発車するから間違えないように」


 そっちに乗ると全然違うところに行っちゃう。


「次に京葉線の快速電車が出発するわ。それに乗りましょう」


 まずは蘇我駅まで移動だね。



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