ゲストホール
I became an adventurer for now - Souji Yamato
ゲストとは、本来、歓迎するべき来訪者のことです。
あれから、五日後‥‥クリスは、やりなおし親睦会から、帰還できました。
ですが、72時間ボーダーを超過したため、スキル『緊急避妊』の成功率が、40%にまで下がりました。
ところで、やりなおし親睦会は、五日間にも及んだので、最初の男性メンバー9名に加えて、男性ゲスト18人もが、飛び入り参加しました。
おかげで、美女クリスの股間は、まるでゲストホール‥‥総勢27種類ものゲスト逸物が訪問して、性欲を全開放したのです。
ちなみに、クリスは、処女性の限界や再生力がS級です。
そのため、純情ゆえに消耗した精神力を回復するため‥‥今は、寺院で、精神カウンセリングを受けています。
加えて、三日後には‥‥クリスは、寺院での入院(安静目的の宿泊)を終えて、再び、拠点『ケイトの家』に帰還しました。
ところが、その翌日から、クリスは、お節介を始めようとします。
向かうは、冒険者ブラッド(やりなおし親睦会の参加者)の自宅です。
一人目、ブラッドの悩みは、自宅が片付かない‥‥整理整頓が、出来ないことです。事実、ブラッドの自宅は、中古品の倉庫と化していました。
そこで、クリスは、ブラッドに、自宅の収納領域を拡張するよう頼みます。すると、ブラッドは、快く、報奨ポイントで収納領域を拡張しました。
これで、準備が整ったので、クリスは、ブラッドと共に、物品の整理整頓を始めます。ですが、見た目以上に、物品が有るみたいです。
それでも、昼前には、3割ほどが片付きました。
その頃、クリスは、場違いなアイテムを発見します。
「この‥‥不可思議な芸術品は?」
「それは、俺が、初めて攻略したダンジョンの鍵なんだ」
「そっか‥‥じゃあ、思い出の品だね♪」
「だから、それは、リビングに置いて欲しい」
一緒に、片付けている内に、クリスとブラッドの心の距離が、かなり接近していました。すっかり、二人は、気が合う友人同士です。
そうして、夜には、7割ほどが片付きました。
そこで、ブラッドが、クリスを誘います。
「泊まって行かないか?」
「良いけど、恋人扱いとか‥‥しないでよ?」
「解った。身体だけ求める!」
「口説くのも、無しだからね‥‥恥ずかしいから♡」
クリスは、照れながらも、朗らかです。
透かさず、ブラッドは、クリスを連れて、寝室へと向かいました。
翌朝、男のブラッドは、女のクリスを意識して、張り切ります。
おかげ様で、昼には、物品の整理整頓が完了しました。その上、ブラッドは、クリスを昼食に誘いました。
こうして、二人の人間関係が、更に良くなり‥‥すっかり、二人は、男女の関係にある親友(セマブ)です。
余談ながら、ゲストとは、何らかの前提がある来訪者とも言えます。
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