料理の極
ファラヴァの街でちょっとした事件が起こったが、難なく倒せたので普通に、俺の特訓場へ向かっている。
もちろんファラヴァとともに。
「よし。ついたぜ。」
「完全に森ですね…」
ファラヴァは驚いていた。
森が特訓場って意外とメジャーだと思ったんだけどな…
「特訓場は、この森の中心だ。
もう少しだな。」
「中心へ行くのも大変そうです。」
「意外と普通だぞ。」
俺は、特訓のついでに綺麗に整備された道を通って、案内する。
歩いてる途中、ファラヴァは、なんか目が輝いていた。
もしかして、美化のために、花とかを植えていたからかな。
「ここだよ。」
「はぁ、はぁ、結構距離あります…ってすごいですね!
アーサー王とかの世界の湖ですかっ!」
「なんか、美化にも少し力入れちゃったからさ。ハハハ」
「そ、そうなんですね…」
どうやらそんなに綺麗らしい。
まあ、確かにかなり綺麗になったなぁ…とは思う。
「あの小屋が俺の寝床だよ。」
「小さいですね。」
「あれぐらいあれば十分だよ。」
ファラヴァ曰く、この広い空間にあの小屋はおかしいとのこと。
「まあ、入ってよ。」
「遠慮なく!」
そして小屋の中へ招待した。
「料理作るから、そこの椅子座ってて。
もしあれなら、ベッド使っていいよ。」
「じゃあ座らせてもらうね。」
ファラヴァは、遠慮するように椅子に座ってくれた。優しい。
俺は、美味しく早く作るべく、用意してあった材料を、とんでもない繊細さとスピードで調理していく。
この森にある、ありとあらゆるものを調味料と化させ、美味しく作る。
そして、現実で鍛え上げた料理テクで作っていく。
ファラヴァの街でこっそり買った、卵、酢、塩、オリーブオイルでマヨネーズを作ったりとしっかり調理する。
そしてわずか10分足らずで完成することができた。
料理を皿に乗せ、ファラヴァのもとへ運ぶ。
そしてテーブルに皿を乗せ
「おあがり…」
おっと、これだと某人気料理漫画の赤髪主人公に怒られてしまう。
「召し上がれ。」
ファラヴァの目は、踊っていた。
その輝きが踊っていた。
「いただきます!」
そして、ファラヴァは口に料理を入れる。
「お、お、美味しィィィィィィィィイ!」
ファラヴァが出すとは思えない声を出した。
「そんなに旨いか。」
「うんうんうんうんうん。凄い美味しい!」
さすがにこれだけ言われると照れそうだ。
そしてファラヴァは、あっというまに食べつくした。
「ありがとう。こんなにおいしいもの初めてだよ。」
「そいつはよかった。」
食事は歓喜してくれたのでうれしかった。
これからどんなことをしようか…




