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お待たせしました。


無事リアンの曾おじいさんと連絡がとれて試練の迷宮の鍵を受け取る事が出来ました。


ただ試練の迷宮に入るには最低でも神様の加護を1柱は持ってない?とダメとかで、どうしたものやら。


私とリアンは全然、問題なし。

元々リアンは次代の勇者候補だから神様の加護が無くても構わないんだけど、夏休み中のあれやこれやでしっかり加護を貰っちゃったしね(笑)


ディルク先輩は戦神トルディア様の加護を貰っているからクリア。

カイは何故か遊戯神ホルディア様の加護を貰っていました( ̄▽ ̄;)


どうもカイの槍術がトリッキーらしくて気に入られたらしいです(笑)


でも隼人達はこの世界の住人じゃないし、元の世界に戻った時に悪影響とかあったら困るんだけど………


って悩んでいたら遊戯神ホルディア様からご神託がありました。


曰くオールオッケー。

自分の加護はこの世界限定だから。


って事でサクサクと二人に加護をくれました(笑)


あ、一応建前として隼人のジオラマに感動?したって言うのと芽衣のプロレス業にギブしてる隼人が面白かったからって………

プロレス業に関しては戦神トルディア様と医術神ネイサルディア様も手を挙げたらしいんだけど、お二方だと元の世界にも影響あるかもしれないからって事で、今回は保留だそうです。


何故に保留?


元の世界に戻った時に影響ないって判断出来たら加護を与えたいって………


そこまで気に入ったの?プロレス業!!


「ますます精進しなくっちゃ!」


なんか芽以にも気合が入ったからよしとしましょうか(笑)


「でもなんで加護がないと入れないんだ?」

「試練の迷宮を1つでもクリアできれば強さが格段に上がるから」

「から?」

「ヘタなやつにクリアされる訳にいかないからまぁ振り分けだな」


ザックリしすぎて分からないんだけど……


「この世界に生まれた者なら誰でも知っている事なんだが、生まれた時に必ず誕生神から祝福として加護が与えられる」

「生まれておめでとうって意味で貰う加護だからたいした効力はないんだけどね」


あらあら( ̄▽ ̄;)


「ただ、この加護は簡単に消えるんだよ」


消える?


「同じ加護を持つ者に害をなすと誕生神が嘆いて加護を取り消すと言われている」


ほうほう…………で?


「それを利用して罪人とかの判別に使われる」

「えっと……もしかして加護がないと入れないって言うのは」

「悪人に力付けられたら困るでしょ?」


うん顔はにっこり笑顔だけど黒いものが見えるよリアン。


「異世界人だから加護がないのか、それともたんに見えないのかは分からないけど、とにかくそんな理由だから加護を貰う必要があったんだよ」

「なるほど。所でホルディア様の加護ってどんな効力があるのか知ってるか?」

「運が少し良くなる」

「少し?」

「遊戯神だからね。例えば馬の糞を気づかずに踏みそうになっていたら誰かに突き飛ばされて踏まずには済んだけど泥まみれになったとか。訓練の最中に汗で剣がすっぽ抜けて飛んでったけど、その先にいたのはリアンだったり先輩だったんで事なきを得たとか」

〔カイ。それはもしかして実話?〕

「もしかしなくても実話だ」

「そう言えば何度か飛んできた剣を叩き落とした事があったな」

「ああ!あれはホルディア様の加護だったのか。いつも直前に危ないって声が聞こえるから何が危ないのか分からなくて取り合えずシールド張ってたんだけど」


うん。流石はホルディア様だ。

微妙過ぎて何の役にたつのか分からない( ̄▽ ̄;)


「だからこの世界限定なんだろう」

〔またザックリ纏めるわねホムラ〕

「運が良くなる………ギャンブルに強くなるとか?」

〔隼人?〕

「もしかしてだけど………一か八かの勝負になった時に軍配が上がりやすくなるんじゃないか?」

「どういう意味だ?」

「例えばだけど力が拮抗してる相手とか、格上の相手とやり合った時に偶然助けられるとか……ないかな~なんて……」

「なるほど。運が良くなるならあり得る話だな」

「う~ん………今までそんなことあったかな?」

「訓練では分からないけど命懸けなら発動するとか」

〔たんにディルク先輩とリアンの方が強いから発動しても分からないとかじゃないの?〕

「ホノカ………それは俺が二人よりも弱いって意味か?」

〔強いの?〕

「弱いに決まってるだろうが」


いやそんな堂々と言われても困るんだけど。


「勇者候補に勝てる奴なんて魔王ぐらいだ!ついでにディルク先輩の二つ名は『剣豪の再来』だぞ!勝てる奴がおかしいんだよ!!」


訓練でディルク先輩がリアンとだけ打ち合うのはそれが理由か( ̄▽ ̄;)


「で、出発はいつにするんだ?」


さすがはディルク先輩。

いつまでも先に進まない話を力業ですすめてきたわ(笑)


「そうですね……隼人と芽衣のレベルがまだ足りないみたいなので、まずは二人のレベルアップと芽衣は武器にも馴れてないから熟練度も上げてもらわないと」

〔レベルって具体的にどのぐらい上げればいいの?〕

「さあ?」

「あのなリアン。それが分からないとやりようがないだろうが!」

「そうは言うけどねカイ。僕だって初めてなんだから知らないのは当たり前だろう?」

「ではなぜレベルが足りないと分かるんだ?」

「これですよ」

〔これって………試練の迷宮の鍵よね?〕

「パーティーメンバーのレベルが最低でも大地の迷宮に入れるぐらいあれば鍵が迷宮の場所を指し示す……………らしい」


らしいって( ̄▽ ̄;)


「今代の勇者はソロで攻略した人だから、詳しく知らないようなんだ。彼が挑んだのは最果ての迷宮だし、その時すでにかなりレベル高かったらしいし」

〔具体的にはどのぐらい?〕

「本人が言うには生意気な竜とか龍を教育的指導の名の元に退治しまくったとか………勇者になる前に………」

〔ああそうなんだ………ちなみにリアンは竜って退治できるの?〕

「やった事はないけど多分、出来る」

〔そんなリアンのレベルはいくつ?〕

「え~っと………85だね」


高!


「ちょっ!まて!学生なのになんでそんなにレベル高いんだよ!!」


だよね!隼人が慌てるのは当たり前だわ。


「確かに高いな。俺なんてやっと35だぞ」


あらカイ。いがいに高レベルじゃない。


「低すぎるぞカイ」

〔ディルク先輩はレベルいくつ?〕

「俺は52だ。入学した時のレベルは41」

「先輩と一緒にしないでくださいよ。そもそもリンド伯爵家って言えば多くの騎士や戦士を輩出してる武闘派じゃないですか。俺はちょっと魔力量の多い平民なんですよ。入学前は体を動かすって言ってもせいぜい走るぐらいしかしてないんですから比較しないでください」


う~ん。

私の感覚では高いと思うんだけどな~。

隼人達も同じ考えみたいで「マジかどんだけ上げりゃいいんだよ」ってぶつぶつ言ってる。


「僕のレベルが高いのはホノカのおかげだから、参考にしない方がいいよ」


はあ?!

何ですかそれ!どういう意味ですかそれ!?


「ホノカがどう関わってくるんだ?」

「正確にはホムラのせいかな」

「ああ!?どういう意味だ!!」

「ホムラがホノカと出会って名前をつけられた時に、ホノカのステータスに追加されたスキルがあるんだよ。取得経験値増加(大)ってね」

「うわ」

「取得経験値増加ってだけでも羨ましいのに大ってなんだよ。大って………」


さすがは正真正銘の不死鳥ね。ありえないスキルだわ( ̄▽ ̄;)


「むっ!そんなスキルがあったのか…………ホノカのスキルだよな?」

「ホノカの常時発動スキルはパーティーメンバー全員に恩恵があるんだよ。今まではパーティー組んだことないから僕にだけ恩恵があったけど、これからは全員に行き渡るから隼人達のレベルもすぐに上がると思うよ」

「まぁレベルが上がっても技は磨かないとな」

「ホノカちゃん……マジぱねぇ」


うん。私もそう思う( ̄▽ ̄;)

なんとか方向?が決まったので、これからはもう少し早く投稿出来ると思います。

と、いうか思いたい(; ̄ー ̄A


一部、修正しましたm(_ _)m


経験値増加(大)→取得経験値増加(大)

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