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〔た……ただいま……〕


別れた場所でorzしてたリアンに恐る恐る声をかけたら


「ホノカ!!」


がっつり捕まれてまたしても私の体で涙を拭うリアン。

今回は全面的に私が悪いから我慢するけどね……

正直、勘弁して欲しい!


「ホノカが迷惑がっている離せ!」


あれ?誰の声??


「誰だ!何処にいる!?」

「貴様の目は節穴か?目の前にいるではないか」


なんと!声の主はホムラでした!!


「………ホノカそっくりの雛?」


あ、そうそう。言い忘れて(?)たけど気がついたら元の雛に戻ってました!

ガックリorz


でも一度、成鳥してちゃんと飛んだからか雛に戻ってもキチンと飛べる様になりました。

やったね♪パフパフドンドン♪


ちなみにリアンの所に戻ってくるまでは成鳥でした。

雛だったら今日中に戻れなかったかも!?

危ない危ない。


「君は?」

「正真正銘の不死鳥だ」


やっぱり気に入ったのね。そのフレーズ(笑)

そして鳥なのにちゃんと人語、話せるんだ!

さすがは正真正銘の不死鳥だ(笑)


「は?えっ?」

「ホノカと契約したので、これからはホムラと呼ぶがいい」

「えっ!?ホノカと契約って……………ホノカが……ホノカが……家出しただけならまだしも男連れて帰ってきた!!」


おい!!


《うむ。正しい認識の出来る飼い主だな》


お前にもおい!!


ちなみにホムラは自分の意思で成鳥にも雛にもなれるので、今は私に合わせて雛になっていたり……

ずっこい!


《ホノカもその内に出来る様になる………………………と思う》

《そこは確定して欲しかった!》


「ホノカ………帰ってきたのは嬉しいけど…………なんでコイツが一緒なの?」


コイツって………正真正銘の不死鳥はお気に召しませんか?


《ホノカを獲られたようで気に入らないのだろう?》

《…………獲られた覚えは無い!》


「ホノカ!僕を見て答えてくれ!!ピヨピヨじゃなくて!」

〔えっと……成り行き?〕

「出会うべくして出会っただけだ。不死鳥どうし、いずれは共になる。遅いか早いかの違いぐらいでガタガタ言うな。未熟者」

「僕はまだ学生だから未熟者で当たり前だ!」

「そこは威張る所では無い!」


にらみ合いをするリアンとホムラ。

ホムラ器用だな。リアンの顔の前でホバリングしてるよ。

鳥ってホバリング出来たっけ?

あ、何とかって鳥は出来たな。何て鳥だったかな蜜を吸うんだよね確か……


それにしても……う~ん犬猿の仲?って言うより同族嫌悪かなぁ?


「「ホノカ!!どっちがより好き?」」


うん。同族嫌悪で決定だね(笑)


〔喧嘩する人と鳥は嫌い〕


あ、今リアンの背後にガーンって書き文字が見えた。

ホムラはショックのあまり墜落した。


なんか面白い(笑)


「……不本意だけど………本当に不本意だけど!」

「……………ホノカに嫌われるよりは」

「「仲良くしてやるよ!!」」


お互い上から目線?

さっそく仲良くなって善きかな善きかな(笑)


私がいつもの定位置に戻るとリアンの気持ちが穏やかになるのを感じた。

うむ。定番はすばらしい♪


ホムラはどうしたいのかリアンの顔の前でホバリングしてる。


「…………………乗れば?…………」


声がとっても不機嫌ですよリアン。


「…………………………致し方ないか……………」


これまた不機嫌な声で答えるホムラ。


私が少しずれてあげるとそれを察したホムラが恐る恐るリアンの頭に乗る。


「うん?………ふむ………まぁ悪くない♪」


聞けば人の頭に乗るのは初めてとか。

まぁそもそも不死鳥は人と馴れ合う事のない存在だから実は人と話すのも何百年ぶりとか………

淋しい人生もとい鳥生だね(T-T)


《別に淋しいと思った事はないが?》

《そうなの?》

《……………淋しいという感情じたいなかったな………》

《そう…………今は?》

《……………なんというのか………》


キラン!(☆∀☆)

ずっと一羽だったから感情が上手く表現出来ないとみた!


《これは?》


(*>ω<*)σ)Д`*)ゞ


《よせ、やめ》


( ´∀`)σ)゜Д゜;)


《止めんか》

《本当に止めてほしい?》


( ´∀`)σ)∀`)


《いや………まぁその…………なんだ………》


よし!堕ちた(笑)


場所もわきまえずホムラをツンツンしてたらリアンの気配がただならぬモノに……

ヤバい!


私は慌ててリアンの肩に移動すると頬っぺたにスリスリして優しくツンツンってしてあげる。

羽だからツンツンって言うよりバッサバッサ?

なおホムラには嘴でツンツンしてました。

毛繕い?

リアンに嘴でツンツンしたら痛いかなぁって思ったから羽にしてみました♪


うん。成功みたい。

リアンたら私を肩からおろして頬擦りしてくる。

ハイハイ。いい子いい子。


《ホノカ!浮気は感心しないぞ》

《浮気ってなんでやねん!》

《ホノカは俺の妻なのだから《妻になった覚えは無い!》………いや、だが、しかし……》


なんかリアンの頭の上でボショボショ言うホムラにバッサリと切り捨てる。


《嫌なら帰れば?》

《ホノカ!?》


勝手に名前付けたのは悪いと思うけど、私にとっては今日初めて会ったホムラより飼い主が大事です。

リアンの頬っぺにスリスリするとホムラがずんと落ち込むのが面白……ゲフンゲフン


「ホノカ………以外にいじめっこだね?」


クスクス笑いながら言うリアン。

うん。私も初めて知ったわ(笑)


《冗談だよ?》

《ホノカ!!》


パアッって明るくなるホムラ。

うむ。リアン共々、実に分かりやすい。


《喜怒哀楽が理解出来た?》

《ムッ?…………なるほど!そう言う事か!?》


そうそう。今までは自分だけだったから好き勝手に生きてこれたけど、これからは違うんだからちゃんと理解してもらわないとね♪

飼い主第一です(笑)


とは言えホムラに頬擦りされてもリアンは喜ばないと思うから、私がリアンとコミュニケーションとっているときは大人しくしているようにお願い?すると心得たと言いながら何かを期待する様に見つめてくる。


ハイハイ。ホムラともコミュニケーションちゃんととりますよ。

ちょうど頭の後ろが痒くて仕方なかったの。

毛繕いってか羽繕い?してくんない?


《む?………こ、こうか?》

《痛い痛い!それは繕ってない!!むしってる!!》

《す、すまん!…………初めてやるから勝手が……》


ああ、まぁそうだよね………

私は他の鳥達ともそこそこ交流してるから羽繕いしたことあるけどさ。

仕方ないお手本見せて?あげるよ。


《こうするのよ》

《………………うむ?………おぅ…………うん》


ハートが飛び交って見える。そうかそんなに気持ち良いか?(笑)


《よ、よし分かった!今度は上手くやれる》

《そう?じゃあヨロシク》














ヨロシク出来なかった………


リアンの頭の上で羽繕いしあっていたら見かけたお父さんに冷やかされたせいでリアンがまたぞろ不機嫌になってしまったので今度の慰めは時間がかかってしまった( ̄▽ ̄;)


何度も慰め、鳥同士のコミュニケーションを話してそれをリアンがやりたがったけど、犬猫みたいにブラシで擦るって訳にいかないからそこは諦めて貰って何とか不承不承、納得して貰った。


結論としてはリアンの見てる目の前で羽繕いする事で合意?


頭の上でピヨピヨ話すのはいいけど内緒話されてるみたいで気分悪いから頻繁にやらない様にとか、他にも幾つか細かい決め事が出来たけどまぁ仕方ない。


ホムラも同意した事だし夏休みはまだ始まったばかりなんだから、これからはバカンスだよ!って言ったら一人と一羽に苦笑いされた。


なんでよ!!

世間では夏休み終わってますけどね(笑)

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