表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

26/38

秘密

付き合って二年になる彼に呼び出された。

いよいよ結婚かも……。

しかし、浮き立つ私とは反対に彼は暗い顔をしていた。

「すまない。実は君に隠していたことがあるんだ!」

私の中で悪い想像が次々と浮かぶ。浮気?借金?もしかして既婚者とか?

いったい私はどうしたらいいの?

彼の事は愛しているけど……。


彼が重い口を開いた。

「実は、俺、カツラなんだ」


私は全身から力が抜けた。

「話してくれてありがとう。でも、初めて会った時から分かっていました」


そして半年後、私たちは結婚した。

話してくれた方が何となく嬉しい秘密もあります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ