表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
  作者: 赫映
24/25

椿の告白

あぁ確かに、私は鹿尾菜に殺されかけたよ。

死んだふりして乗りきったけどまぁあの顔、怖いこっちゃ。


「雛菊姉さんのせいにしよう。」

「自責の念にかられて自殺、それで良いわ。」


とかぶつぶつ言いながら家の中うろうろうろうろして。

急になんで。

鹿尾菜はうちらを殺そうとしたんやろう。

そう言えば鹿尾菜の頬に、涙の跡。

関係あれへんか。


何か傍若無人になるきっかけでもあったのか。

今日はただ散歩に行っただけやのに。



鹿尾菜が帰ってきて、いつもどおり檜葉はお帰りを言いに行った。

大きな音、その直後に鹿尾菜のけたたましい笑い声。


「やめて。」

「どうしたのお姉ちゃん。」


泣き叫ぶ檜葉の声に気づいて私はすぐに部屋から飛び出した。

そこで私はおぞましいものを見た。

檜葉に馬乗りになって狂ったように殴る鹿尾菜。


「なにしてんの……?」


私の声に勢いよく振り向く鹿尾菜。

股の下に居る檜葉は毬のように顔を腫らしてピクリとも動かんかった。

鹿尾菜の口には(よだれ)

そして私は鹿尾菜の不自然な目に気づいてん。


両目が美しい天色やった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ