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  作者: 赫映
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柚子の行動

とりあえずは家で様子見るなんて。

喋れるようになるまで育てるやなんて。

どうなるんか分からんやん。

雛菊にせっかく頼み込んだのに。

半分脅しやったけど。


あの時、雛菊ってばすごい怖がってた。

信頼してる友人の口から、殺すなんて言われると思ってなかったんやな。



昭利さんのためなら、私はなんでもできる気がする。



それかいっそ私が家を出てまおか。

働いてお金貯めて、昭利さんの一番側にいられるように。

一番側においてもらえるなら子供何人引き取ってもええ。

子供は大好きや。

愛されて生まれたような子は少し嫌やけど。

赤子に罪はない。

みな幸せにならなあかん。


私から出て行ってたらいつ追い出されるか怖がらんで良いし。

いつでも戻ってこられるし。


そうしよかな。

雛菊に脅しをかけたのは無駄になってしまうけど。


私もころころと気分が変わるしその度に突発的に動くからあかんな。

今の位置にしがみつくより、もっと側に行きたい。

そう、これが優先事項や。

このままじゃあかんわ。

そのためにはお金。

何より生きていくためにはお金が必要って、八百屋の人が言うてた。

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