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最強勇者パーティを追放された俺、実は“世界の仕様書”を書いた本人でした  作者: ちいもふ
第8章:神の宣告を笑い飛ばす最強のヒロインたち 〜運営のアバターを塵に変え、管理階層まで蹂躙する〜
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ここは俺の帝国だ――神の切断命令すら上書き(オーバーライド)し、序列第7位を引きずり出す

 上空から放たれた、序列第7位の冷徹な宣告が響き渡る。


「――無駄な抵抗だ。全プレイヤーのコネクションを強制切断ログアウトする。この世界から消え失せろ」


 運営が持つ絶対の「切断コマンド」。

 一億人の帝国軍、そして救われたばかりの民衆の身体が、一斉に不気味な青白い光に包まれる。


「な、なんだ……身体が透けて……っ!?」


「強制ログアウト!? そんな、せっかく自由になれたのに……!」


 絶望が広がる中、レインは動じない。

 隣に立つ銀髪の少女へ、冷静に問いかける。


「アリス。ここは、どこだ?」


「はい、レイン。――ここは既に、運営の管轄外かんかつがい。あなたの意志が法となる『帝国の領土』です」


 アリスの宣告と共に、シュガーが楽しげに指をパチンと鳴らした。


「ふふっ、そういうこと。運営さん、悪いけどこの世界の『運営権』は、全部こちらのもの。

 あんたらはもう、この世界のオーナーじゃない。ただの『家賃リソース滞納者』なんだから」



【警告:運営側の権限は『支払い能力なし』と判定されました――ログアウト命令を無視。運営アバターからの強制徴収を開始します】



 瞬間、民衆を包んでいた青い光が砕け散った。


「な……消えてない! 俺たち、まだここにいるぞ!」


「見てくれ! 運営の、『神の命令』を、レイン様が踏みにじったんだ!!」


 地鳴りのような歓声が沸き上がる中、リヴィアが獰猛どうもうな笑みを浮かべて一歩前へ出た。


「主様が許さぬ限り、リヴィアの牙からは何人なんぴとたりとも逃げられぬぞ!」


 彼女の放つプレッシャーだけで、空の亀裂きれつがミシミシと音を立てて広がる。


「……ふん、当然の結果ね。神様を気取っていたわりには、随分と情けないじゃない」


 エルナが誇らしげに、しかしほほをわずかに赤らめて杖を構えた。


「……さあアリス、さっさとその見苦しい『神様』を引きずり出しなさい!」


「了解。……座標固定。強制実体化フォース・マニフェストを実行します」


 アリスが空間をつかむように手を動かすと、空の亀裂きれつから序列第7位の驚愕きょうがくに満ちた悲鳴が響き渡る。


 次の瞬間、逃げ場を失った巨大なアバターが、燃え盛る隕石いんせきの勢いで地上へと叩きつけられた。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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