笑者ジョー伝えるは
空を飛ぶ白い機体は二機・・・・
マントの内より生じている光翼をは微動だにしない・・・・・・
其れは正しくは飛んでいるのではない・・・・
世界の力を喰らい念で動いているのだから・・・・・・
そう理をねじ曲げ・・・・
世を馴らす為に創生された器・・・・
その役目は終えそれでも利用されている機体・・・・
ヴァイスザウバー其の機体の総称である・・・・
略称はヴァイバーであり・・・
既に其れが正式であるように呼称されている・・・・
であっているハズ・・・・・
追っている二機のヴァイパーの会話を聞きつつ・・・・
「通信は一般的でないか?」
男若い声・・・・・
「はっ!」
「しかし遊戯が過ぎるだろ!」
「永久皇帝だがら!」
「許されると!」
二機とも細身の騎士の様なヴァイバー・・・
ヴァイパー<シュテーハーク>
一機はシンゴ・マサムネ少佐がライダー・・・・
茶髪青年イケメン・・・
服装はインナーアーマー甲冑付き・・・・
黒インナーアーマーに・・・
白基調の甲冑の<機甲甲冑>を着用・・・・
機体の右肩は黒く塗られ赤の文様そして01と書かれている・・・・
もう一人の金髪ロングのお姉さん美人・・・・
アイラ・シノノメ少佐・・・・
此方の肩のカラーは黒に金文様で01・・・・
「そうよねー」
「最抵抗血脈のお姫様と」
「共に逃げ」
「諦めるまで逃げきれたら」
「婚姻を認めてやろう」
「で最狂ヴァイバー<シュンプリュー>」
「与えるとか」
二人は共に空を疾駆し・・・・・
砂漠地帯を哨戒中・・・・
「で抵抗運動が活発に」
「ああ」
「やられっぱなしで」
「しかも裏切り者迄」
「それは・・・」
「もう確定だ!」
「でなきゃ!」
「ヴァイパーで武装してるわきゃねえ」
「・・・・・・」
「すまねえ」
「怒鳴って」
「ううん」
「先ずは此のどうしようもねっっっ」
シンゴのヴァイバーが叩き落とされる・・・・
「シンゴ!」
アイラは攻撃者を俺を見・・・・・
攻撃者である俺は意気揚々に叫ぶように喋る
「認識外のヴァイバーに斬られ耐えわざと落ちただとぅ!」
もう一度剣を無意味に振る
「コォノオー石かよ」
「最強の金剛石か!」
アイラは焦っているようにも聞こえる様に
「白いずんぐりしたヴァイバー」
「一見は量産ヴァイパー<クーウサー>」
白いずんぐりした機体は白いマントを頭以外はマントで見えない・・・
「巨大な念に飲まれぇぇぇ」
シュンプリューと呼ばれたヴァイバーから若い男の声が・・・
まるで無視するようにその場から動かず喋るアイラ・・・・
「シュンプリュー最狂と呼ばれる理由は」
「器をヴァイバーを満たせないからだ故に喰われるライダーが操者が」
「はっ茫然自失で説明台詞ありがとよ」
「ただ戦場で其れはぁぁぁぁ」
左手を前に剣を突き出し・・・・
胴部が足が見える・・・・
太めの体形白そして赤い文様・・・・・
「死ぬぜぇぇぇぇ」
突進体制で邪魔其れは・・・・
「うぉぉぉぉぉ」
シンゴは叫び光槍を周囲に複数展開させ・・・・
光翼を展開顔を此方に向け・・・・
俺はシンゴに
「下からミサイルを構え地より飛翔」
「いいねえ」
「かっこいい」
ばさっとマントを翻す
「マント」
「チェンジングナウ」
「ファウル」
隠れから卑怯に早変わり・・・・・
マントは・・・・・
「マントが赤になった所でぇぇぇぇぇ」
シンゴはミサイルを飛ばす・・・・
「そうでも無いぜぇぇぇぇ」
「赤三倍ってなーーー」
俺は高速で素早く風の様にミサイルを避け・・・・
「見切ったぁぁぁぁ」
「押し合いならぁぁぁぁ」
シンゴの駆る・・・・
シュテーハークと俺のゲマインは・・・
お互いの獲物をぶつけあわせ睨みあう・・・・
俺は剣をシンゴは槍を・・・・
「がはっ」
「終わりだぁぁぁ」
アイラは狙撃ライフル極太ビーム仕様で俺を後ろから・・・
「しかも俺を攻撃しつつ」
「アイラと俺のぉぉぉぉ」
俺はゲマインは槍で腹を・・・・
「突き破れねだと」
アイラの脇を通り過ぎ・・・・・
「ほらヨ」
「きゃああ」
「うあああ」
俺は風の様に消え・・・・
シンゴのシュテーハークの腹を叩き・・・・
叫びを聞きつつ俺は・・・・
「グット!」
「両者勢いよく仲良く落ちるかーーー」
ヒューンとギャグさながらに吹っ飛ぶ二人・・・・・
「よっしゃーーーー」
「ストライク!!!」
砂漠にめり込む二機のヴァイパー・・・・・
俺は風の如く消え・・・・
二人の近くに降り立つ・・・・・・
剣を収納・・・・
見た目剣は消え・・・・・・
「ややー素晴らしい護りだ」
「シンゴ君」
「アイラ君がそんなに大切かい」
「君の目の前でアイラ君をー?」
「ああアイラ君受け入れるってさ」
「ざけんなぁー」
「シンゴ良いの」
「だから」
俺は術威圧を発動
「興味ないから黙れ!」
「「・・・・・・」」
二人は息さえ止め・・・・・・
機体の手をパーンと叩き
「解除」
いやーあまりにもね・・・・・・
ホントにやろうかなんて・・・・・・
「ついで殺しちゃいそうに♪」
「ごめんねー」
一息つき
「でだ」
「永久皇帝は死んだ」
「聞いて無い?」
「来たの」
「全てに言ってんだけど」
「「・・・・・・」」
「聞いてねー」
「が」
「俺達は直接命令されて来たんだ!」
シンゴ君が代表でと・・・・
「偽物でしょ」
「死んでたもん」
「つか生きてるなら」
「加速度的に終末はオカシイじゃん」
「永久皇帝ヴァイスたん生きてんなら」
「反論は?」
「意味がわからねえ」
「永久皇帝はなぁー」
「ただ女を貶めて楽しむ」
「ワーオ」
「すんごい悪者ーーー」
「もういいよ」
「さよならバイバイ」
俺は二機のヴァイバーシュテーハークに・・・・
手を振れ俺の念を浸食させる・・・・・
「此れで帰れるだろ」
「また来るぞ」
「うんうん」
「待ってるよ♪」
「来れるならね」
「アイラ君が大切なら」
「まあ気を付けるんだね」
「デナイト」
「バットエンドだよ」
「「・・・・・・・・」」
無言で立ち光翼を展開させ飛び立つ・・・・
「しかしヴァイスもばかだねー」
「相方を寝取られ殺され」
「其れでも世を支配」
「挙句に過労死」
「そんな状態で馴らすから」
「もう詰みって感じ」
「もう」
「笑うしかないってね」
「まあ大切なものは作らず」
「終末を楽しみますかね♪」
「といいつつ救世主があらわれると良いと思う!」
「俺ジョーなのです♪」
そして砂塵に・・・・
愛機のヴァイバー<ゲマインクーウサー>は消える・・・
お読み頂き有難う御座います。