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第85話「保険の縛り」


インペリウム『…………』

インペリウム『ケレマ・サーガスト』

インペリウム『ホト・ヴァネゴッザ』

インペリウム『ヴァネッサ・ホウパンロード』

インペリウム『貴様らは儂らと共に来る使命がある』

ケレマ「使命……?」

ホト「………」

ヴァネッサ「やらないよ………」

インペリウム『…儂は今から、貴様ら3人以外の騎士団を全員殺す』

ケレマ、ヴァネッサ「……!!!」

インペリウム『例外はない、必ずだ』

ケレマ「やめっ…やめろおおお!!!」

インペリウム『………』

カテラーデ「はぁ…はぁ…」

カテラーデ「死ぬわけにゃぁ…行かねぇんだよなぁ………」

ヘルマーナ「カテラーデ……」

インペリウム『…貴様は?名を名乗れ』

カテラーデ「…カテラーデ…ソウヴァガイン………」

カテラーデ「あんたをぶっ倒す騎士だ!!」

インペリウム『ほう…勇ましい貴様の心は認めてやろう』

インペリウム『だが…無謀で終わるぞ』

カテラーデ「無謀でもなんでもいいよ…」

カテラーデ「俺は…汚れてても俺のままだ」


カテラーデの背中から炎の鎖が出現し地面に刺さる


カテラーデ「ヴァネッサ!!!」


カテラーデの手のひら、それだけでなく背中からとてつもない勢いの炎が噴出され勢いが増す

カテラーデは今にも吹っ飛んでいきそうだ


悪魔崇拝者一同「!!」

インペリウム『……ほう』

ヴァネッサ「わかった!」



この戦いの前、カテラーデはヴァネッサたちと何か話をしていた


カテラーデ「ヴァネッサ!ホトさん!」

ホト「どうしたの?」

ヴァネッサ「?」

カテラーデ「…もし……戦って逃げるしかない状況になったら…俺の魔法を使いたいんです」

ホト「?」

カテラーデ「だから…俺がみんなを連れ出す、だから2人はみんなを掴んで引っ張ってほしいんです、影の腕で」

ヴァネッサ「だったらホトだけでも」

カテラーデ「…保険だよ」



ヴァネッサ「"自縛(じばく)"!!」


騎士たちを影で掴む


アルンベルト「逃がすな!!」

カテラーデ「"炎鎖煉殴(えんされんおう)"…………!!!」

ヴェディル「"アペー………!!!」


ヴェディルが空間を出現しようとしたその瞬間、カテラーデたちが跡形もなく消える


ガーマ(消えた………?)

インペリウム『皆、衝撃に備えよ』

悪魔崇拝者一同「?」


カテラーデは溜めていた炎の勢いで消えた

それにより衝撃が遅れてやってきてとてつもない衝撃波が放たれた


ティバ「うわっっ!?」

タカマ「んだよォ!!!」

ガガ「とてつもないスピードの影響で…衝撃が遅れてやってきた……!?」

ヒルンベルト「全く…あの子らは……」



上空、そこがどこかはわからないが先程いた村の方から1遠く離れているのはわかる。


カテラーデ「うううううっ!!!!」

ヴァネッサ「カテラーデ!!減速!!」

カテラーデ「無…理ィ……!!」


カテラーデの勢いは消えることがないまま地面へと落ちていく


カテラーデ「ずみまぜん……!!」

ケレマ「"黒纏"……!!」


ケレマの黒いエネルギーが手の形となり地面を削り、段々と減速する


セイマ「が、頑張れよ!!」

一同「うわっっ!!」


1つの岩にエネルギーで作った手が引っかかり、全員が弾き飛ばされてしまい地面に倒れる


トウナ「いったあ〜…」

シャーロット「っ…」

ノア「もう少し優しく出来んのか!!」

カテラーデ「いや逃げるのに精一杯だったんすよ!!」

アリス「まあまあノアちゃん落ち着いて!生きてるならそれでよくない!?」

ノア「………」

ノア「……はい」

ヴァネッサ(ホト……あれは黒絶……?)

ケレマ「ヴァネッサ…あれがお前の言ってた…」

ヴァネッサ「うん…でもまだ未完成みたい」

ケレマ(オレもあの力を使えば……あいつらに対抗できる………)

ケレマ(怠けてらんねえな)

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