第83話「仕掛けよう」
ヴェディルたちが狙っている村の目の前の森の中で空間の穴を出現させ顔を出す
ヴェディル「ここ?」
アルンベルト「…ぁぁ」
ヴェディル(声小っさ)
アルンベルト「…とりあえず行こう」
ヴェディル「あんた…ほんとに昔っから暗いよね」
アルンベルト「…暗い…かな」
ヴェディル「うん、感情ないみたいなさ」
アルンベルト「…あるし」
ヴェディル(声小っさ)
ヴェディル「…あるね」
2人から気づかれないよう遠くの、でも監視できる場所に待機して見つめるヴァネッサ
ヴァネッサ(来た……………!)
ヴァネッサ「"アペーリオ"」
ヴァネッサは空間の穴を出現させ騎士たちを迎え入れる
ケレマ「………」
ホト「…相手は空間持ちだ」
ホト「慎重にやろう」
カテラーデ「……行きましょう」
ヴェディル「………」
アルンベルト「……」
2人の背後に突然現れる騎士一同
ヴァネッサ「"アペーリオ"………!」
ヴェディル「"アペーリオ"」
ヴェディルはまるで来るのがわかっていたかのように即座に振り返り、ヴァネッサが出した空間の上に空間を重ねて穴の意味を掻き消す
ヴァネッサ「…!」
ノア「"整音"………!!!」
指パッチンの音を拡張しヴェディルに放つ
ヴェディルは拡張した音が直撃しそうになるがアペーリオを自分の足元に出現させストンと落ちる
ヴェディル「"テールム"」
空間の穴から武器を出し握る
ケレマとソーマを剣を握りヴェディルに向かって飛び出す
ケレマ「っ………!」
ソーマ「…!」
ヴェディルの剣とケレマ、ソーマの剣がぶつかり合う
ヴェディルは2人が同時に剣を振るっているにも関わらず耐え切ったのだ
ケレマ(なんつー力………!!)
ソーマ(どうなってるんだ……!?)
カテラーデ「だあああっ!!!
セイマ「だあっっ!!!」
トウナ「はああっ!!」
カテラーデ、セイマ、トウナの3人はアルンベルトに対し拳を向ける
アルンベルトは3人が向かっているにも関わらずポケットに手を入れる
セイマ(舐めてんのか………!!)
アルンベルトは突然消える
セイマ、カテラーデ、トウナ「!?」
トウナ(どこに……!)
アルンベルト「"天体"」
彼の手元には眩い光を放つ丸い光の玉を出現させる
カテラーデ(なんだ………?)
アルンベルトが手のひらを広げると光の玉から光の光線が乱射させる
それが騎士全員にかする
だがケレマは他のものよりくらったようで、方が光線で焼き切れている
騎士団総動員「っ……!」
ケレマ「いっっっ……てええっ!!!」
アリス「"寒冷充"」
そう呟くと、アリスが血を凍らせる
アルンベルトは飛び跳ねて迫ってくる氷を避け続ける
アルンベルト「…」
アルンベルト(氷の魔法…捕まったら厄介か)
アルンベルト(これが騎士団か)
セイマ「っ……」
トウナ「うぅ…」
アルンベルト「がは……っ!!!」
突然、アルンベルトは吐血する
シャーロット「"現脳災"」
シャーロットはアルンベルトから血を奪っていた
その血を操り自分のものとした
アルンベルト「痛った……」
アルンベルト「…騎士なのに物騒な魔法使うんだな」
シャーロット(……え?なんて言ったんだろう…)
シャーロット「"レクタス"!!」
凝縮された水をアルンベルトに向かい放つが、放たれた水を一瞬で弾かれてしまう
シャーロット「!?」
アルンベルト「………」
ケレマ「っ……」
アルンベルト「お前が…ケレマか」
アルンベルト「であんたがホト」
ホト「だったら…なんだ……」
ヴェディル「ヴァネッサ…」
ヴァネッサ「何………!」
ノア「耳を向けるな」
ヴァネッサ「わかってるよ!」
ヴェディル「もうウチらの勝ちだから」
ヴァネッサ、ノア「??」
2人の頭上から空間の穴が出現する
ヴァネッサ「……!!!」
ヴァネッサ「"アペー……!!」
ヴァネッサが出現した空間の穴に向けて手を向け、アペーリオを使おうとするが、空間の穴からヒルンベルトが腕が伸ばしヴァネッサの右腕が切断される
ヴァネッサ「あぁっ…あああぁぁあ!!!」
ノア「ヴァネッサ!!」
ヒルンベルト「さて…僕たちの"仕掛け"が一枚上手だったね」
空間の穴から悪魔崇拝者が全員現れる




