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第69話「祭りの始まり」


生誕祭が始まった。

だが雲行きが悪く、雨が降っている


セイマ「遂に来たぞ………!」

カテラーデ「はい……!」

セイマ、カテラーデ「祭りだぁぁ!!」



エナド「おめでとうございます、クペラ王」

クペラ王「ありがとうエナドくん」

クペラ王「騎士団の話はよく耳にする」

クペラ王「先日、言語を理解し発する悪魔が現れたそうだな」

エナド「はい、既に討伐しました」

クペラ王「素晴らしい、君たちのことを誇りに思う」

エナド「ありがとうございます」

クペラ王「では君たちに何か褒美をやらんとな」



ケレマ「緊張してきた……」

セイマ「大丈夫だ!」

セイマ「この2ヶ月頑張ってきたろ?仕事しながらだったけどな」

トウナ「でも大丈夫だよケレマ!絶対上手くいく!」

カテラーデ「絶対いけるぜ」

エリヤ「そんなに緊張することじゃない、練習でやってたことをそのままやればいいんじゃないか?」

ケレマ「それがむずいだろ!」

エリヤ(…むずいか?)

ソーマ「エリヤは感覚派だからねー」

ソーマ「でも1番は楽しむことだと思う!」

セイマ「言えてる!」

ノア「確かにそうだな」

カテラーデ「………」

カテラーデ(今はサーカスのことだけ………)

アリス「カテラーデくん」

カテラーデ「は、はい!」

アリス「外の屋台とか食べに行くんだけど…」

カテラーデ「え?でも…準備は…」

アリス「交代で行こうと思って」

アリス「まずは表舞台の人から」

カテラーデ「あじゃあ…行きます!」


カテラーデは外へと走っていく


アリス「…ずっと考えてるね」

ノア「背中は押しましたが…自分の力では完全に抜き取るというのは不可能でした……」

アリス「ううん大丈夫、カテラーデくんは乗り越えられる」

アリス「熱い子だから」



セイマ「うわすげえ!美味そうなのばっか!」

カテラーデ「いい匂いばっかですね!」

ケレマ「腹減る…」

トウナ「食べ過ぎないようにしてくださいよ!」

セイマ「ケレマ来い!ここやばいぞ!」

ケレマ「はい!」

トウナ(楽しそうだなぁ…2ヶ月前のあれが嘘みたい……)

トウナ(悪魔崇拝者…とてつもなく強かった……)

トウナ(私たちもこの2ヶ月…サーカスの準備だけしてたわけじゃない……)

トウナ(けどやっぱり、不安は残る)

トウナ(また…ヴィレンさんのような犠牲者が出てしまわないか……)

トウナ(もしくは…全員が…)

トウナ(……お願い)

トウナ(今日はやめて…………)



遂に騎士団サーカス本番だ

あと数分で始まるようだ


ケレマ「ふぅ……」

セイマ「つ、遂に来たぞ…」

カテラーデ「心臓やべえ…」

トウナ「い、いけるよ…!」

アリス「全力でやるよ!」

ノア「全て捻り出せ」

エリヤ「最高に楽しませる!」

ソーマ「幸せな気持ちで帰ってもらう!」

アリス「行くよ!!騎士団サーカス!!」

一同「おおおおお!!」


その瞬間、突然外から爆発音のような大きな音が鳴り響く


一同「………!?」

ケレマ「っ………!」

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