第66話「改めてよろしくな」
ヘルマーナ「帰してよかったの?」
ヴェディル「…あいつらの戦い方や癖は覚えたし」
ティバ「それに疲れたしね〜」
ティバ「あー強かった」
ヴェディル「…」
ヴェディル「はぁ…」
ヴェディル「ガーマ治った?」
ガーマ「あと…少しです…」
ガーマが負っていた傷が段々と治っていく
ガガ「ティバ、ヴィレンさんの体の一部が破損しています」
ガガ「後で治してくれますか?」
ティバ「いいよ〜」
ヘルマーナ「あれタカマは?」
ヴェディル「外でくたばってる」
ヴェディル「"アペーリオ"」
空間の穴が空中に出現し穴から落ちてくる
タカマ「い"…………ッ!!!」
タカマ「もうちょっと優しくだなァ……」
ヘルマーナ「だいぶやられたね」
タカマ「おう…エリヤが情報に無かった魔法を使ってきた」
タカマ「"アイツ"も知らなかった魔法だろうな」
アリス「エナド!!ちょっとエナド!!!」
エナド「んー?」
アリス「みんな帰ってきた!!」
エナド「マジ?」
カテラーデ「あー団長……おっす……」
エナド「あらら、これは大変だね」
アリス「言ってる場合じゃないよ!中に運んで!服汚れちゃうから!」
エナド「うん」
ケレマ「オレも手伝います」
アリス「大丈夫?」
ケレマ「全然大丈夫ですよ、魔法使って体固めるんで」
ケレマ「"黒纏"」
痛みがある箇所を黒いエネルギーで纏い覆う
エリヤ「…悪いけど運んでくれ」
ケレマ「…うん」
ケレマはエリヤをおんぶする
ケレマ(重い…)
エリヤ「…ケ、ケレマ……………」
ケレマ「!」
ケレマ「ど、どした?」
エリヤ「…悪かった」
ケレマ「…!」
ケレマ「え?えっと…」
エリヤ「嫌な思いをさせたな」
エリヤ「…俺の母親は契約者に殺された」
ケレマ「……」
エリヤ「黒髪に…紫の目…背はお前くらいだ……」
エリヤ「7年前のことだから…背は高くなってると思うが……」
エリヤ「怒りの矛先を向ける相手を…お前にしちまってた……」
エリヤ「…本当に悪かった」
ケレマ「…いや、オレが悪魔に近いのは自覚してるよ」
エリヤ「…」
ケレマ「んーじゃあ悪いと思ってるならさ」
ケレマ「一緒に戦おうぜ」
ケレマ「罪を噛み締めよう」
エリヤ「………」
エリヤ「…ありがとう」
ケレマ「改めてよろしくな!エリヤ!」
エリヤ「ああ、ケレマ」




