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第55話「ラブリーブラッド!」


ホト「オエッ……!!」


ホトはヴィレンの蹴りで思いっきり吐いてしまう


シャーロット「ホトさん!!!」

シャーロット「っ……」

ヴィレン「………」

ガガ「あなたは彼と戦えますか?」

ガガ「彼をもう一度死なせることができますか?」

シャーロット「っ……死んでるんですよ…」

シャーロット「ヴィレンさんはもうこの世にいない!!!」

シャーロット「死体はずっと死体のままです………!」

ガガ「……強いですね」

ガガ「あなたは精神(こころ)が強い」

ガガ「ですが…弱い」

ヴィレン「"レール"」

シャーロット「………!」


ヴィレンは光のスピードでシャーロットの元へと向かう


ガガ(この場所に水は少ない、彼女は役立たずですね)


だが水がヴィレンに当たり弾けた音がする


ガガ(水の音……?バカな…どこに自身を守れるほどの………)

ガガ「………!」


ガガがシャーロットを見ると驚いた

自分の血液を操作して盾にしていたのだ


ガガ(自身の血液を………!?水だけではなかったのですか…………!!!)



シャーロット【私は家族に愛されていたと思います】

シャーロット【パパとママはすごく仲良しでいつも笑っていました】

シャーロット【2人はずっと私と一緒にいてくれました、1日1回食事を用意してくれるし、食料が必要で村に行った時も、私にフードを被せて、悪い人に連れてかれないよう一生懸命守ってくれました】

シャーロット【でも違った】

シャーロット【私の家が悪魔に襲われて、それでエリヤが助けてに来てくれたんです】

シャーロット【エリヤが言うには、私の両親は王国の民を虐殺してずっと身を潜めていた殺人鬼らしいです】

シャーロット【それからエリヤと一緒に国に行って、一緒に魔法を手に入れました】

シャーロット【今思えば…ナイフで指を切ったのに血が出なかったのは私が無意識に抑えていたんだと思います】



シャーロット(なんで……今になって思い出したんだろう………)

シャーロット「"現脳災"」

ガガ「がは………ッッ!!!」


彼女は突然吐血する

何が起きたのかわからず困惑しているようだ


ガガ「はぁ…………!!!」


ガガから奪った血がシャーロットの元に集まるが量は多くない

あまり他人の血液は奪えないようだ


ガガ(まさか……!!私の血を無理やり………!!!)

ヴィレン「"体消(ていしょう)"」

シャーロット「っ…」


シャーロットは血で形にした大きな拳でヴィレンを殴り飛ばす


ヴィレン「は………っ」

シャーロット(痛い……痛い………!!心が軋む………!!!)

シャーロット(割り切れない……ヴィレンさんが敵だなんて………!!)

シャーロット(殺さなきゃいけないなんて……!!)

ガガ(さぞ苦しいことでしょう…………!)

ガガ(仲間を痛ぶるのは……!!)

ホト(シャーロット……)

ホト(俺も…戦わなくちゃ……)

ホト(ヴィレンを楽に………!!)

ホト(今度こそちゃんと弔いたい………!)


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