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第51話「美味い肉」


ケレマ(魔断滅器はあの時拘束として使われてもうねぇ……)

ケレマ(あとあるとするなら…あの時出した…)


ケレマは初めてトガネと戦った時に出現させた黒い剣を思い出していた


ケレマ(あれだ………!)


ケレマは手に力を込める


ケレマ(頼む…上手くいってくれ………!)


すると、黒いエネルギーの模様が段々と手に集まっていく


ケレマ(あと…少し………!)


黒い剣が地面に出現し手から落ちる


ケレマ「よしっっ!!」


落ちた剣を拾い握る


ケレマ(あとは飛び降りて一気に駆け抜ける……)

ケレマ「"延低"……………!」


ケレマは窓から飛び降り、黒い模様で空中を滑空する


ケレマ(いける……………!!!)


だが木の根っこの触手で捕獲され身動きが取れなくなってしまう


ケレマ「っ………!」

ティバ「こらこらケレマくん」

ティバ「逃げちゃダメでしょーっ♡」

ケレマ「クソ……ッ!!!」

ティバ「私達が隠れ家にしてるこの建物はあたしが管理してるの」

ティバ「私が練り上げて作ったから」

ケレマ(こんなデカい建物を………?)

ティバ「だから中にいる人の行動が把握できるの」

ティバ「すごくない?♡」

ケレマ「っ…………」

ティバ「褒めてよばかあ♡」


ティバはケレマの頬に優しく触れる


ティバ「すべすべ〜♡かわい♡」


ケレマがその手を噛もうとするが間一髪で避けられてしまう


ティバ「あぶな!も〜!」

ティバ「ケレマくんのえっち♡」

ケレマ(何が?)

ティバ「てか今日のあたしど〜?服変えてみたんだ〜!♡」

ティバ「可愛いよね♡」

ケレマ「…地獄行きだろ」

ティバ「傷つく〜」



ケレマは再びベッドの上へと戻されていた


ヘルマーナ「ケレマ〜」

ヘルマーナ「せっかく美味そうなの取ってきたのに」

ケレマ「………」

ヘルマーナ「もう家出はダメだぞ?」

ケレマ「…」

ヘルマーナ「全く困った子だな」

ヘルマーナ「ティバさんまじごめんねー」

ヘルマーナ「俺が部屋から出たばっかりに」

ティバ「ううん全然いいよん」

ヘルマーナ「ほらケレマ、いい肉があったよ」


ヘルマーナは鉄板の皿に美味しそうに乗っている肉を持っている。その肉汁は凄まじく、涎が止まらなくなるような香りが漂ってくる


ティバ「それ牛?」

ケレマ「ゴクリ…」

ヘルマーナ「牛だね」

ケレマ「………」

ヘルマーナ「飯には嘘つけないよ!」

ケレマ「………」

ケレマ「…いただきます」


ケレマは美味そうに肉にかぶりつく


ティバ「かわい〜♡」

ケレマ「喋んな」

ティバ「ケレマくんあたしん時だけ当たり強くな〜い?♡」

ヘルマーナ「痴女だからじゃない?」

ティバ「え〜気持ちいいのに」

ケレマ(うめぇ…うめぇ……!!)

ケレマ(クッッッッソうめぇ………!)

ケレマ(まるでこれ…ヴィ………)

ヘルマーナ「その肉ね、ヴィレンさんに焼かせた」

ケレマ「…………………」

ヘルマーナ「あの人ほんと上手いよねー」

ティバ「ね〜、火加減とか盛り付けとか最高」

ケレマ(こんな形で…食えちゃうとは……)

ケレマ(クソ…悔しい………)

ケレマ(こいつらにヴィレンさんが利用されてる……)

ケレマ「クッソ…」

ケレマ(絶対ヴィレンさんを救う………!!)

ヘルマーナ、ティバ(泣くほど美味しいんだ…)


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