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第24話「トガネの中」


アリス「…えっ?」

ヴィレン「黙れ、くだらないこと言ってるな」

ケレマ「いやほんとに!」

ホト「トガネの中には誰かがいる!!!」

ホト「人間が!!いるよ!!!」

ケレマ、ヴィレン、アリス「!!!」

ケレマ「っ…!」

ケレマ「"延底(えんてい)"……!!」


ケレマは地面を滑るように移動し、トガネに一撃を与えるも全く歯が立たない


ケレマ「ガチかよ……っ」

ケレマ(どうやったら致命傷を…)

ケレマ(何とか話を聞きたいのに……!)

ケレマ「聞けトガネ!」


トガネはケレマの顔を殴ろうとするが避けられ、肩を殴る


ケレマ「ぐ………っ!!」


ケレマは倒れてしまう


アリス「"寒零充"………!」


トガネの全身を凍らせるほどの氷を作り出し拘束するこだがそれによりアリスの体は急激に冷えていく


アリス「はぁ…はぁ…はぁ…」

ヴィレン「まずい…!」

ケレマ「っ…アリスさん!」

ケレマ「これは一体…」

ヴィレン「低体温症だ」

ヴィレン「アリスの魔法は使えば使うほど徐々に体が冷えていく」

ヴィレン「体が冷えやすいんだ…」

ケレマ「っ……」

ヴィレン「病み上がりで魔法を使いすぎたんだ」

ヴィレン「アリス、じっとしてろ」

ヴィレン「何もするな、いいな?」

アリス「うん…ごめん………はぁ…はぁ…」

ケレマ「トガネ……」

ヴィレン「ケレマ、悪い」

ケレマ「え?」

ヴィレン「ずっと使わなかった魔法があるんだ」

ケレマ「え?あ、はい…」

ヴィレン「動くなよ」

ヴィレン「"レール"」


突然、ヴィレンの体が光り輝きトガネごと消える


ケレマ「ヴィレンさん!?消えた……」


衝撃波が起こる。これはヴィレンが地下の天井を突き破り地上に出た衝撃が後からやってきたためだ


ケレマ「うあっっ!!!」

ホト「あがっ…!」

ケレマ「何だ………!?」

ホト「ヴィレン!!!!!」



とてつもない速さでトガネを抱きつくように抑えながら空中を飛んでいる


ヴィレン(これを使っても貫けないか………!!)

トガネ『ガァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


トガネは掴まれながらもヴィレンの腹を貫く


ヴィレン「ぐ…………ッッ!!!!」

ヴィレン「ウオオオオオオオッ!!!」


顔を膝で蹴られてしまう


ヴィレン「がは……ッ!!」


2人は上空から落下し、地面に叩きつけられる


ヴィレン「あ""…………ッッ!!!」


多量の吐血をし瀕死状態となっている


ヴィレン「はぁ…はぁ…はぁ…」

トガネ『ウッ…ウウウウゥゥゥ……』


トガネは静かに立ち上がりヴィレンの方へとゆっくり向かう


トガネ『ハァァァ…』

ヴィレン「く……っ」

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