第22話「捕獲」
ゴーン「観念しろ」
ゴーン「お前は終わった」
トガネ『キキキキ…』
ゴーン「…」
ゴーン「俺が終わらせてやる」
ゴーン「"天罰"」
トガネに雷が落ちる
トガネ『ガッ…』
ゴーン「"天罰"」
ゴーンは再び雷を落とすが、その広角は段々と上がっているように見える。まるでトガネを、悪魔を痛めつけるのを楽しんでいるかのように
トガネ『ギャッッ…』
ゴーン「"天罰"」
再び雷が落ち、トガネは地面に這いつくばってしまう
トガネ『ガハッ…』
ゴーン「ククク…」
エナド「ゴーン」
ゴーン「!」
ゴーン「団長…」
エナド「そこまでだよ」
ゴーン「そこまでって…こいつを殺せますよ!?」
エナド「そうだね、でも喋る悪魔なんて貴重だ」
エナド「こいつを研究すれば、今後悪魔に対して更なる有効打を得られるかも」
エナド「だからあとは僕に任せてよ」
ゴーン「………はい」
ゴーン「…」
トウナ「……」
エナド「呼んでくれてありがとうトウナ、おかげで助かった」
トウナ「いえ…」
ゴーン「…」
トウナ「あの…大丈夫?」
ゴーン「あ、あぁ…」
ゴーン「そっちこそ大丈夫?」
トウナ「私は全然…」
ゴーン「ごめん、変なとこ見しちまった」
ゴーン「忘れて」
トウナ「…」
ケレマはセイマと共に休憩所のベンチで座っていた
ケレマ「え、トガネ?」
セイマ「おう、何か捕えたらしい」
ケレマ「す、すげぇ…」
セイマ「ゴーンのおかげだってさ」
ケレマ「ゴーン…」
ゴーン「何だ?」
突然ケレマの真隣に現れた。それにビックリしすぎたようだ
ケレマ「うわっっ!?」
ゴーン「あ、ごめん」
セイマ「ゴーン、おつかれ」
セイマ「よくやったな」
ゴーン「いや…ヴィレンさんとアリスさんが」
ケレマ「ゴーン…」
ゴーン「お前ケレマだろ、悪魔と契約したっていう」
ケレマ「あ、うん…」
ケレマ「ケレマ・サーガスト、よろしく」
ゴーン「ゴーン・ヴェルンドだ、よろしく」
ケレマ「あのトガネを捕獲したんだって?」
ゴーン「ああ、なんとかな」
ゴーン「任務行ってたのか?」
ケレマ「うん、ホトさんと一緒に」
ゴーン「ホトさん…会ったことないな」
ケレマ「あんまり帰ってこないらしいしね」
ケレマ「オレもさっき帰ってきたんだけど、すぐまたどっか行っちゃったよ」
ゴーン「自由な人だな」
ケレマ「だなっ」
ケレマ、ゴーン「…」
ケレマ、ゴーン「あっ…」
ケレマ、ゴーン「…………」
ケレマ「…け、怪我ないか?」
ゴーン「あ、あうん」
ゴーン「ないよ」
セイマ「プッ」(吹き出すセイマ)
セイマ「お前ら気まづい空気出しすぎだろ!!!ははははははは!!!!!」
セイマ「腹いてー!腹いてー!!吐く!吐く!吐くー!はははは!!!!」
ケレマ、ゴーン「………」
ゴーン「ヴィレンさん達の様子見てくる」
ケレマ「あ、オレも」
セイマ「ははははははははーッ!!!!」
ケレマとゴーンはヴィレンとアリスのいる医務室の扉の前に着き、扉をノックする。
するとヴィレンの返事が返ってきたので扉を開ける
ゴーン「大丈夫ですか?」
ヴィレン「おう、ゴーンか」
アリス「ゴーンくんありがとねー」
ゴーン「…いえ」
ケレマ「だ、大丈夫っすか!?」
アリス「うん…やられちゃった」
ヴィレン「ヤツは二酸化炭素を集めることで魔力に変換できるらしい」
ケレマ「魔力に変換……」
ケレマ「だからあんな大々的なエネルギーが出せたのか…」
ヴィレン「常に警戒しとけ」
ヴィレン「エナドがいるから大丈夫だとは思うが、何が起こるかわからない」
ケレマ、ゴーン「はい」
そこは騎士団本部の地下だ。
何もない隔離されたその空間には鎖でトガネが拘束されていた。その様子はどこか不気味に見える
トガネ『助…ケて…』
トガネ『て…」
トガネ「助けて!!」




