第10話「喋る悪魔」
2人はトガネから一瞬で距離を取り警戒する
ケレマ「トガネ…」
カテラーデ「喋ってる悪魔って…なんでだ!!」
トガネ『おれは賢いからね』
トガネ『トガネって名前はおれがつけたんだ』
トガネ『かっこいいだろう?キキキキ』
カテラーデ「っ……」
ケレマ「やるか?」
カテラーデ「ああ、やるしかないよ」
ケレマは剣を出現させ強く握る
ケレマ「だああっ!!」
トガネに斬りかかるが、トガネは瞬時に顔面に蹴り飛ばす
するとケレマは倒れていて鼻血を出している
カテラーデ「ケレマーっ!!」
トガネ『次ー…行くよ』
カテラーデ「っ……」
ケレマ(今だけは……)
ケレマ(今だけは……)
ケレマ(制御しない)
ケレマの服が破け、胸の目が出現し見える
トガネ『??』
トガネ『あー…"ハスファロメロスの契約"か』
カテラーデ「ハスファロメロス……?」
トガネ『悪魔との契約って意味だよ』
カテラーデ「目的は…なんだ」
トガネ『悪魔は昔…人間に虐げられていた』
トガネ『その立場を…逆転させる』
ケレマ『ああああああっ!!!!』
ケレマは暴走し、力のまま黒いエネルギーをトガネに放つ
だが当たることはなく、トガネはケレマを蹴り飛ばす
ケレマ『が……………………ッ』
ケレマは蹴られた勢いのまま木にぶつかり気絶する
ケレマ「…」
ケレマ「…はっ!」
ケレマが目を覚ますと、素の状態に戻っていた
ケレマ「っ……」
カテラーデ「ケレマ!!」
ケレマ「クソ……っ」
カテラーデ(どうすれば………!)
ソーマ「カテラーデ!!」
ソーマは剣を握り、トガネに向かってエネルギー帯の斬撃を飛ばすが寸前で避けられた
トガネ『……?』
セイマ「大丈夫か!?」
カテラーデ「ソーマさんとセイマさん!?」
【ソーマ・テラスウィスト 23歳 男性】
【セイマ・オヴェノーマン 23歳 男性】
カテラーデ「なんで………!?」
セイマ「お前らが危険だって聞いたんだよ団長から」
セイマ「だからすっ飛んできた」
カテラーデ「すんません……」
セイマ「謝んなバカ」
ケレマ「あなた達は…」
セイマ「お前が新人?ケレマだよな?」
ソーマ「セイマ、油断しない方がよさそう」
セイマ「悪ぃ」
ソーマ「とりあえず君たちは休んでおきな」
ソーマ「俺たちがやるから」
トガネ『きみ達……』
トガネ『一体……』
セイマ「騎士だ」
セイマ「命を懸けて人間を守る人間の集まりだ」
トガネ『バカだね、人は悪魔に勝てないよ』
セイマ「フッ」
セイマ「"底角"」
セイマがそう唱えると、右腕に魔力が収束される
トガネ『?』
セイマ「だああっ!!!」
セイマはとてつもない速さでトガネの腹を思いっきり殴り、遠くへと吹き飛ばす
トガネ『ガァァァァァァァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
トガネはその一撃に気絶してるように見える
セイマ「フゥ…」
ケレマ「す…すげぇ……」
ソーマ「とりあえずヤツは拘束しよう」
セイマ「おう」
トガネ『終わらないよぉ〜…?』
セイマ「あれ?」
トガネ『おれは賢いだけじゃない…』
トガネ『強いんだ』
トガネが翼を広げると空中へと飛び、両手を広げる
するとその両手に膨大な魔力が膨れ上がり、魔力の塊のようなものが出来上がる
ソーマ「みんな走れーッ!!!」
セイマ、カテラーデ、ケレマ「!!」
トガネ『┯┤┴├┯┼』
凝縮されたその魔力がケレマたちに一気に放たれると、その導線の森の中の木や地面が魔力に削られ無くなっている
ソーマは剣一本でその一撃を受け止めたらしいが、服も本人もボロボロで立っているのがやっとの状態だ
ソーマ「はぁ…はぁ…はぁ…」
カテラーデ「嘘だろ!?なんだこれ!!」
セイマ「やつの膨大な魔力が凝縮されて…凄まじい破壊力を生んだんだ…」
ソーマは耐えきれず卒倒してしまう




