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風は(連作短歌集)

風は(連作短歌集)


春一番 ビニール袋に つかまえる あばれものゆえ すぐ逃げられた


失恋と 青い突風 美容室 もうなびかない 天然パーマ


つむじかぜ 真ん中に立ち 広げる手 なんでもできる 信じてたころ


現実と 証明するは 南風 夢にまで見た あの道にいま


からからと 回るカラフル 手に握り 祭りの道を 行く風車


北風に 疲れた体 横たえて 白と寒さに 命うずめる


「さようなら」 去る電車から 吹き上げる 冷たい風で 涙乾かす


息に乗せ 浮かぶ綿毛よ 飛んでいけ 僕の知らない 所までも行け


こんにちは。きらすけです。

花鳥風月の風です。花と鳥は頭どころか全身ひねる勢いで考えたんですが、風は結構すらすらっと出てきました。この短歌集にある風は、なんというか身近な風です。かざぐるま、たんぽぽの綿毛、どれも全部近くにあるものです。雄大な風は私本人があんまり感じたことがないので書けませんでした。

恒例お礼コーナー

ええっと、いつも読んでくださる方、また初めてお会いした方、共にありがとうございます。読んでいただいてとてもうれしいです。この前「勇者募集中」(前に書いた短編)に評価をつけてくださった心優しい方がいて、小躍りしてしまいました。これからもよろしくお願いします。

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