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月の(連作短歌集)
月の(連作短歌集)
月光を するりするりと 登りきて 寂しがり屋の きみのその手を
射すような 冬の朝日の その裏で 月の兎は 倒れ眠った
悠久と 時と場合と 青色と 光と夢と 感情の月
薄っぺらい 布団の中に 吸い込まれ 三日月海の 船で歌おう
平成が 古いと言われる ようになり 足跡は月の 観光スポット
どこまでも 僕を追いかけ くる月よ 今宵はひとり 泣かせてほしい
目に映る 十六夜の月 さえぎって 君の世界を 僕で埋めたい
今日明日 生まれ変わって こんにちは 満ちては欠ける 永遠の月
花鳥風月編が終わりです。月綺麗。




