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あの悪魔の眼を見ろ  作者: 写輪眼


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2/10

第2話かつて親友だった君へ

どうも皆様ごきげんよう。18歳現役バリバリ社畜の写輪眼です。第1話は楽しんで貰えましたかな?初めての小説ストーリー「あの悪魔の眼を見ろ」

今回もどうぞごゆっくりお楽しみ下さい。

有力情報を聞いた私は夕方その「ヒト」の親友、蓮さんに会いに行った。青野ヶ原駅を降りて徒歩5分、私は蓮さんの自宅に到着した。(ピンポーン)

桜之花「すみませーん蓮さんのご自宅でしょうかー?」すると、白い肌をした少し体型がポテポテしているハーフつきの顔をした人が出てきた。

蓮「どうしたの?」

桜之花「すみません。急に、あのー蓮さんですかね?」

蓮「あーはい。中井蓮です。」

桜之花「あ!すみません!自己紹介遅れました!桜之花です。少しお話を聞きたくて今お時間大丈夫ですかね。」

蓮「まあ、いいよ丁度タバコ吸いたかったし。」

私はその「ヒト」について何か知らないかと質問した。すると蓮さんの空気が突然変わった。

蓮「辞めろ、そいつの話はするな、お前が壊れるぞ。」

私は「へ?どうして?」と言わんばかりにボールを取ってこいと言われてなにをすればいいのか分からずにいる子犬のようにキョトンとした。蓮さんはタバコに火を付けながらこう言った。

蓮「燃えて残ってしまったものにはもう一度火をつけて燃やさないといけない。」私は「どういうことですか。」っと言った。

蓮「あいつの事は忘れたい。なにもなかった事にしたい。」蓮さんは咥えたタバコの煙が胸に沁みて白く染まり悲しげに消えていくかのように言った。桜之花「何かあったんですか?」

蓮「あいつと俺は高校からの付き合いでさ、高校生の時からずっとあいつは死にたがっていたんだ。あいつが自殺しようとする度に俺があいつを止めていた。だがな、、、」私は次の言葉を聞いてその「ヒト」に微かに抱いていた怖さについて理解した。「だがな、、、あいつは俺の母を殺した。これもヤバいことなんだがあの悪魔は俺の母を殺した後、一番初めに俺にそれを伝えたんだ。俺は心の奥底からあの悪魔を殺したくなった。でもそれがあいつの狙いだったんだ、俺があの悪魔を心底恨み俺があいつを殺すようにすることが、、、でも今考えるとあの悪魔と親友だったのに俺はあいつのことを1ミリも理解しようとしなかったんだなと思うよ。」私は反射的に聞いた。「殺さなかったの?」かと蓮さんは言った「殺そうとしたさ、でもあの時俺があいつを殺そうとした時あの悪魔は夏の日の快晴の如く満天の笑みで気持ち良くなっていた。俺はこの悪魔がどうやったら苦しんで死ぬのかって思ったんだ。あいつはずっと死にたがっていた、だったら生かしてあげようと。あいつは思ったんだろうな親友に殺してもらえるならそれはそれであの悪魔の腐臭が纏う亡骸の人生だったとしてもハッピーエンドで終わることができると。俺はそれを許さなかった。だから生かしたんだ。」

桜之花「その「ヒト」の人生ってどんなんだったの?」蓮さんは次々に私が驚くことを口から放った。その中の一つの文にあった「あいつには中学までの記憶がない」という言葉、またもや私は反射的に聞いた「それってどういうこと?」

蓮「もうなにも言いたくねえ、帰ってくれ。」蓮さんはまだ吸いかけの1本のタバコを地面に擦り付けて、立ち上がり後ろを一度も振り返らずに帰っていった。彼の背中には何かぐちゃぐちゃになっている感情を背負っている感じがした。私は最後に聞いた、「その悪魔と呼ばれている「ヒト」の名前は?」



蓮「奈良岡ならおか 露晴天ろはんだ。」



桜之花「奈良岡露晴天、、、」



私は蓮さんを家まで見送った後自分のアパートへ戻った。今夜もまた夜ご飯を食べて、息だけが響く暗い部屋のベットに佇んだ。次の日の朝私はもう少し情報がないと本格的に動けないため今日も情報収集する事にした。悪魔と呼ばれ皆んなから遠ざけられた存在、奈良岡露晴天について、、、

今日も今日とて色んな人に声を掛けた。そしたら一人の男性が言った。

男性「ああー!あいつか!アンタ悪いことは言わんからあいつに近づくのはやめときんな、ううー、今思い出してもあの眼はゾッとするよ。」

桜之花「会ったことあるんですか?」男性「あるさ、ダチから聞いてた話もあるが高校生の時1度か2度見かけたよ、でもあいつと絡もうだなんてやめときな?」

桜之花「皆んな、、そう言いますよね、」男性「はあ、まあ好きにしな、それだったらオイラの知り合いだがそいつと同じクラスだった奴いるけど紹介しようか?」桜之花は喜んで「いいんですか!有難う御座います!」

「電話してみるわ」〜5分後〜「明日清水東公園で17時からなら会えるよだってさ」「本当に助かります!」「どうってことないさ。」そして男性は去っていった。

                       次の日

桜之花は17時に間に合う様に清水東公園へ向かった。記憶を無くした悪魔、露晴天のどんな話が待っているのか。私はこの怖さを胸と頭いっぱいに抱きしめた。指示された時間と場所でその人を待った。そうしていると女の方がこちらに走って来た。黒く艶のかかった綺麗な髪に口元のほくろに甘い蜂蜜の匂いがする優しそうな女性の方だ。

「ごめんね!待たせちゃったね!あ!私の名前は琴江コトエ、よろしくね。君の名前は?「私は桜之花です。こちらこそ宜しくお願いします。」

琴江「ここじゃなんだから少し歩きましょうか。」気の遣える良い子だと桜之花は痛感した。桜之花は質問した。

「露晴天のことで何か知りませんか?」琴江「知ってるよ、だって恋人だったから。。。桜之花は思わず「え?」っと返した。「そうだよね。びっくりするよね。あんなに皆んなから怖がられて、遠ざけられていた悪魔ヒトと付き合っていただなんてね。」桜之花は失礼なほどに質問をした「どうして付き合ったのか、どうして別れたのか。」

そしたら琴江は「どうして付き合ってたんだろうね。あの時の私はどうかしてたみたい笑あんな悪魔だとは知らずにね。桜之花は問うた「悪魔?」「話したら長くなるよ?」それでも桜之花はお構いなしに聞かせてくださいと。

琴江は思い出し笑いをしたかのように笑いながら「おかしな人ね、でもいいよ。」っと優しく話してくれた。

奈良岡露晴天がどうして悪魔と言われ続けてきたのか。今明かされていく。








どうでした?みんなが恐れた悪魔の名が分かってどんどん彼の過去について掘り起こされていく真実。

それは本当に人間になれなかった悪魔なのか?それはいまだに誰も分かりません、、、笑

また明日もぜひお楽しみに!最後まで読んでいただきありがとうございました。

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