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恐怖の大王  作者:
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6/10

田中は少し迷っています

田中は今凄く落ち込んでいた


「中田の奴休みか、それってやっぱり俺があんなモノ見せたからだよな?

それで俺と顔を合わせ辛くなって休んじまったんだろう・・・

もっと順を追って話せば良かったかな?

例えば実は元は大王の記憶がなくふとした瞬間それを思い出し力を使えるようになったとか

いやでも俺赤ん坊の頃からもう記憶あったし、『それはいつからだ?』って聴かれても用意してしてねーし

それに恐怖の大王って言っても世界を征服するだの破壊し尽くすだのそんな思考は持ち合わせてないし」


田中は給食を片付け屋上に上がって行った


屋上に着き寝転がると空を見て考えていた


「それともタイミング悪く普通に風邪をひいたのかな?有り得るアイツはそう言う奴だ!

そう言えば中田『ファイラ』の新しい名前考えてくれたのかな?どうせ変な名前だな!『ファイラもどき』とか?有り得るアイツはそう言う男だ!

他にも色々出来るって思ってんのかな?まあ出来るけど全部見せたら一世紀は掛かるし全部は見せれないな!

でも中田が俺に恐怖の大王として何か期待してたらどうしよう

もっと恐怖の大王らしく振舞った方が良いのかな?『フフフ・・・俺は地球を一年後に破壊する!それが嫌ならば俺を殺してみるがいい!』みたいに

でも4組の芳川さんが居なくなったらそれこそこのSEKAI NO OWARIだしそんな事しないけどな!」


チャイムが聞こえ教室に戻る田中


「けど俺が恐怖の大王だって告白したからには何かアクション起こさなきゃダメかな?

解り易く隣の国を消すとか、中田の好きな子を言い当てるとか、『グララララ』とか言って地震を起こすとか、自然の力を借りてボールみたいなの作って『元気で出来た球』みたいな・・・

それとも今更だけどアレはトリックでした~って言ってはぐらかそうかな?

実は電球入りのボールを仕込んでて暗がりで見えないように取り出して投げつけ持っていたスイッチで何かしらで火が点くようにしていた木を燃やしたって感じに・・・

無理だな、何かしらのトリックが思い付かない・・・」


学校が終わり放課後


「帰りにお見舞いがてら中田んち寄って行くか!

全然答えが出ないから中田に任せようかな?

中田の出方次第では世界を滅ぼそうとする恐怖の大王を演じるかどうしようか・・・」




中田は今深く寝込んでいた

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