自称探偵 磯崎めぐるの事件簿2 磯崎めぐるとピアノを弾く少女
僕の友人、磯崎めぐるは自称探偵である。
文芸部員の僕は、探偵の助手扱いをされつつ、彼をネタに小説を書いている。
「行方不明の女の子を、探してほしい」――そう告げた依頼人は、あからさまにやる気がなかった。
素人の高校生探偵にそんな依頼をするのも変だし、依頼人の態度もひっかかる。
けれども磯崎は、「誰かの願い」がそこにあるに違いない、と言って調査を開始する。
その中で浮かび上がってきたのは、「行方不明の女の子」とともに写真に写っていた少女の様子が、最近おかしいという事態で――。
※Chapter-1のみ、月を見上げて(http://yui-coffee.seesaa.net/)にも掲載しています。
文芸部員の僕は、探偵の助手扱いをされつつ、彼をネタに小説を書いている。
「行方不明の女の子を、探してほしい」――そう告げた依頼人は、あからさまにやる気がなかった。
素人の高校生探偵にそんな依頼をするのも変だし、依頼人の態度もひっかかる。
けれども磯崎は、「誰かの願い」がそこにあるに違いない、と言って調査を開始する。
その中で浮かび上がってきたのは、「行方不明の女の子」とともに写真に写っていた少女の様子が、最近おかしいという事態で――。
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