暴れている不良発見
∮皆集街∮
「あぁあ。派手に暴れてますなぁ。」
男の周りの建物は窓が割れて、壁にヒビが入っていて今にも崩れそうなくらい荒れていた。男が三人に気づいて睨んで言った。
「なんだよお前ら。」
黒い髪にツリ目、首にはジャラジャラとしたネックレス。耳にはピアスがあるいかにも不良みたいなの男だった。
「俺は翔樺。こっちはエースでこっちはホワイトだ。」
翔樺は平然と名前を言った。エースはため息をつきながらおでこに手を当てた。
「ねえ見た目不良さん。」
ホワイトが言った後、二人は(見た目じゃなくて本当に不良だと思うぞ)と思った。
「俺は、不良さんじゃねえよ!!俺の名はトーダルだ。覚えておけチビ共。」
「見た目不良だから不良さんでいいわ。それに、私167㎝でチビじゃないわ。チビっていうのは翔樺みたいな人よ。」
翔樺の身長は155㎝。チビ扱いされたせいか、翔樺は拳を握り締め今にも殴りそうだった。
「ねえ、なんで暴れているの?」
「うるせぇ!!お前らに関係ないだろ!!」
するとトーダルの手からナイフが何本も出てきた。
「へぇ…ナイフ持ってんだ。危ない人だな。」
翔樺はゆっくりとトーダルに近づいた。
「来るんじゃねぇ。俺に近づくな、殺すぞ!!」
「おい翔樺、お前ひとりでやるつもりか?」
「こんな奴、俺一人で十分だ。」
「翔樺一人で大丈夫なの?相手はナイフを何本も出す人間みたいだよ。」
「その通り、俺はナイフを自在に操るナイフ使い『クリンゲエーランド』だ。」
「長い名だなぁ。そこは『クリン』でよくね?」
翔樺は笑いながらトーダル…というかナイフ使いの名前を馬鹿にした。
「バカにすんのも今のうちだ!!」
そう叫んだと同時にトーダルがナイフを翔樺に投げた。飛んできたナイフを翔樺は軽々(かるがる)と避けた。全部避けたかと思ったその時、一本のナイフが翔樺の顔に向かってきた。
「危ない!!翔樺!!」
ホワイトが叫んだ次の瞬間、キンッ!!と高い音とがした。それと同時に顔に向かってきたナイフが地面に落ちた。
見ると翔樺の手には、紅い炎のようなオーラを放つ剣があった。
そして、いつの間にか翔樺の目は紅く、髪は闇を飲み込んだかのような黒になっていた。
読んでいただきありがとうございます(笑)私の文で想像できたでしょうか。
できたらうれしい限りです。さて、ここまで読んでいかがでしたか?
え?冒険や戦闘系がないですって?ご安心ください、次の話から戦闘系が入ります。
ただしいろんな人が見るのでグロい(首が飛んで骨が見えるやナイフで体を何回も刺すなど)のは控えめにしてます。というか私が書けないので自然と控えめです。




