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同じものがわたしの心にあるから共感して喜べるのだろう
この胸に 渋さ甘さが あるならば
木々も緑茶も 同感かもよ
風にあおられて
しなる枝の
先にある最後の一枚葉
ついに飛ばされ
彼方へ
行方知れず
移り変わりの季節に
紅葉なる時から
緑葉なる時まで
この厳かな一本木
静かに立ちている
明るい葉
早くも散りたが
先駆けて
次の季節の到来を知らすか
いや早はない
遅いもない
他の木々が散らせずにいても
一つ一つの一本木
静かに立ちていふ
他の木々はどうだろうかと見る
他の木々の
これからの散りざまを気づかせるか
他の木々の
美しさを見よと讃えるか
渋くて甘い
このお茶のように渋い
だがこの渋味が良い
渋味が茶葉の奥深さを物語る
渋い感じなのだが甘い感じもする
面白い
感じようと思えば
一側面
見れるか
あの木は渋いが甘いかもしれぬ
この茶のように
わたしの味覚のように
すめらすめら
かわるかわる
うれしうれし
たのしたのし
ありがたいありがたい
愛する愛する
出会いに感謝出会いに感謝
今有一切大願成就
杉乃中かう 拝




