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地を歩く僕の物語

暗雲(あんうん)の時(とき)移(うつ)したま ころもがは


変(へん)を化(か)かわす 喜々(きき)の風(かぜ)なり






扉を開ければ暗雲で


今にでも雨が降りそうな気がしてた


止まらない妄想はこの世にありふれているけど


見渡せばぽっかり空いた青い空を知る


空を仰ぐたび横っ面に通り過ぎる風


よっこらしょとアツアツの大石に腰掛ける僕


無風になればこの石は自己主張激しくなるけれど


それって僕の感じ方かも?ってさ疑問に思った


時は流れつつある 所は創られつつある


一秒たりとも人はわからなくなっているのに


わかったフリすらできない世になったよね


暴かれる自分の暴力性が嫌いかい?


今時は移る


吹きぬける風のようにさ


そうだろう?暗雲よ


と思ったらほらもう雨が降り始めた


何もかもわかってたことなのさ


あの空(雲)が生まれる前に 覚えてるかな そのことを


涼しい風が軒下(のきした)に雨宿りして雨雲を見上げる僕に当たる


どんなことをして運ばれて来るか分からないけれど


あなたと一つになれて良かった


竹の笹(ささ)が雨あとをして踊る


腰掛けた大石の熱も解けただろうか


全景があなたの手によって色濃く塗り変わる


こんな景色や情景は僕だけでは創られないのさ


アスファルトの匂いは通って行く


雷雨が踊り唱う


草木が踊り唱う


空の風が踊り舞う


その上日月移り変わる夕暮れ時


皆をとりこにして


あなたと僕の一つだけの物語





すめらすめら


かわるかわる


うれしうれし


たのしたのし


ありがたいありがたい


愛する愛する


出会いに感謝出会いに感謝


今有一切大願成就


                  杉乃中かう 拝



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