あの木の葉は大体あの所へ行くだろう、そこへ行くとそう木の葉が言うんだ
すみわたる 川の流れを 見て癒す
動く木の葉は 彼方に浮かぶ
ずいぶんと遠回りした
そう思うのはちっさい見方だった
思うのはこれが生きた道であり私の道の志をまつる成長の順だったこと
流れの中でずいぶんと汚れた
その分善いも悪いも学ぶことができた
愛の何たるかすら知らなかった私たちがもうここまで来たんだ
掬い上げられる
上流 中流 下流
流れの激しい岩石に囲まれながら流れることは苦しくも楽しかったろう
本当に荒々しい
濁流に飲まれ荒れ狂う波に浮いて沈んで翻弄される
善悪ともに揉まれて条件を変えて体験した
細々とした流れとまだ時折嵐がどっと吹くと激しくなる流れ中長い長い旅路
広大な流れに心身の移り変わりを体験しながらゆだね揺蕩う
少々のせせらぎ
小さな粒がより集い玉石混交種々様々なる玉のように我も我もとしのぎを削り流れて行く
身を重くして塊として寄り集うもの
身を軽やかにして浮かぶもの
流れ着く場所また違く進んで行く
瞬く間の出来事
瞬く間に移り変わる
今有りしこの時に移り変わって行く
皆々大いなる流れの中で善いも悪いも噛み分けて磨けしものを選りすぐる
手頃なものは目につき拾い上げる
綺麗だから
何となく波長が合うから
気に入ったから
それぞれの好き嫌いに思いを寄せておのおのの道を行くのをただ見ている
木の葉が朽ちて別の姿を変える時今生の役目を終える
その時どうか喜ばれるものにしたい
歓迎されるようにしたい
今ある木の葉は今の在り方を感じ切って問い直しながら喜びの歌を唄う
そうあると決めた彼方の木の葉に移り変わりながら
いつでも神人共にありたい
すめらすめら
かわるかわる
うれしうれし
たのしたのし
ありがたいありがたい
愛する愛する
出会いに感謝出会いに感謝
杉乃中かう 拝




