木漏れ日の浄化
木漏れ日の 枝葉ふきじに 映えしえぬ
静かししなる 時の神緑
日差しは大地を照らし
大地は温もり暖かさを風に纏わす
人は一つの木の下へ来た
休む時が必要であろう
英気を養い動きたい時に動けるように一休み
風は人を撫でて労わる
癒されながらありがたいとよりほてった体を休ませる
草花は揺れる
踊る彼らの
色に動きに癒される
なんだか微笑ましくなって綺麗な踊りを見せてくれてありがとうと言う
風が適当に過ぎていく
木の下の人は偶に目を瞑って身を任せてくださる
至る所で音が奏でられた唄は
人混みまみれた雑音を浄音で癒してくださる
聴き入って感謝を伝えながら聴き惚れる
玉汗が引いていく
木を見上げる人の目は
不規則に見える枝が妙絵に美しく思えてなんとも表現できぬ
枝の先に見える葉は新緑と深緑どちらにも成り変わりながら風にさらされるがままよ
無粋な真似など粋ではない
すっかり忘れて見惚れるのだ
わけへだてなくすべてのものに与えるものはああなりたいと思わせる
人に射す光は眩しいけれどずっと見ていたい生命の樹
感動しながら感謝を風に伝えて伸びをする
大きく風が吹く
涼しい風と温い風とが折り重なるつむじは人を立ち上がらせる
見上げれば天が
真っ直ぐ見れば道が見える
身をいただけば地が
天地道が人に万倍にしてお返しいたす
さあ行きなさい
そしてまたいつかお会いしましょう
すめらすめら
かわるかわる
うれしうれし
たのしたのし
ありがたいありがたい
愛する愛する
出会いに感謝出会いに感謝
杉乃中かう 拝




