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友達がいなくなる協力プレイ

 ジョンマンの『勝利判定』に、会場の誰もが困惑していた。

 彼一人が見当違いなことを言っていたのならわかるが、特進クラスの生徒たちは全員が『想定通り』という顔をしている。

 つまりジョンマンと特進クラスの生徒は、詰みまでの手が見えているという事になる。


 ダンガイウォールによって対戦相手が見えなくなっている選手たちも、応援席にいる特進クラスの生徒の顔を見て、事態が詰みに向かっていると理解していた。


 それはさながら、将棋や囲碁のようなもの。

 実力者同士の対局は、王手だとか最終的な判定まで持ち込まれない。大抵は投了で決着する。

 ルールを知っているだけの人間は、なぜ投了するのかすらわからない。

 それでも『そういうもの』だと信じるだろう。


 だがこの場の多くは素人ではない。

 少なくともこの段階での詰みというのはわからなかった。


『え、ええ~~……私、マウー・ベントは実況ではありますが、現在の状況を解説させていただきます』

『Aクラスはマナー選手がダンガイウォールを展開しており、ギーン選手とジュードゥー選手はフリー』

『特進クラスはカイゴ選手がインスタントサンクチュアリを展開しており、ノォミィ選手とケエソマ選手がフリーとなっております……』

『ここから一体、どのような攻防が想定されるでしょうか!?』


 実況を担当するマウーがここにきてようやく公平な実況をした。

 彼女の内心は、会場の全員、特にAクラスの選手たちと同調している。


 なぜ今この段階で詰みなのか?


 ココからさらに攻防が始まって、魔力が削られるとか防御が抜かれるとか、そういう要素もなくなぜ詰みと言えるのか?


 選手に限らず、Aクラスの生徒たちは『でたらめだ』と切って捨てようとする。

 今この状況は、Aクラスが支配している。

 どう考えてもこっちが有利のはずだ。


「特進クラスの勝ち筋は、ノォミィが数分間チャージしてダンガイウォールごと私たちを吹き飛ばすことだけだ。だがそれまでの間、ケエソマ一人で持ちこたえられるか?」

「私たちAクラスは、ダンガイウォールを維持したまま、カイゴの防御魔法を突破しなければならない。特殊な軌道を描きつつ、強力な魔法を叩き込むのは至難だ。だが私たちならできる!」

「ケエソマの魔法も対策済みよ……詰んでいるのはそっちじゃなくて!?」


 自分を奮い立たせるように、Aクラスの生徒たちは『解説』を行う。

 どう考えても自分たちの方が有利なはずなのだ。


 それなのになぜ……特進クラスの生徒たちは笑っているのだ!?

 ブラフスマイルだ。

 そうに決まっている。


 ギーンとジュードゥーは攻撃魔法の詠唱に入った。

 先ほどとは違い一分近い時間をかけて、精密な軌道と一点突破の破壊力を両立させる攻撃魔法の準備に入る。


『おおっと! ギーン選手、ジュードゥー選手! ともに攻撃魔法へのモーションに入りました! ここまでベースバリアしか使っていないケエソマ選手をフリーにしたままですが、どうするのでしょうか!?』


『マナー選手が使っているダンガイウォールは禁呪。禁呪は習得も使用も簡単です。だからこそ後からなにがしかの呪文を追加することも容易。ダンガイウォールを炎上させるなどして、拘束魔法を防ぐ算段があるのでしょう』


(禁呪の習得と後付けが簡単なのは事実だけど、生徒に教えないで!!)


 サザンカを含めて教職員は、内心で解説について絶叫している。

 ちなみに国王などの政治関係者も『おいおい、法律を守っているのに危険なことになってるぞ。あとで何か言われないよな?』と戦々恐々としていた。

 大人たちの気持ちとは裏腹に、若き生徒たちはヒートアップしていく。


(そこまで見抜いているの!? とはいえ、その通り……ケエソマの拘束魔法は私が対応する。だから二人がそのまま攻撃に参加できるのよ!)


(もともと私たちは魔法の練習をしてきた! お前たちがサボっている間もな! だからこそ、付け焼刃ではなくきっちりと魔法で対応できる!)


(ここからお前たちに何ができるんだ!?)


 Aクラスの選手はダンガイウォールをにらみながら、この一撃で決着をつけると奮起していた。


 しかしここで、三人の耳に会場のどよめきが伝わってくる。

 解説が『でたらめ』を言っているのではない。

 同志であるAクラスの生徒たちすら唖然としていたのだ。


『な、な、な、なんだ!?』


(何!? 何が起きているの!?)


 やはりダンガイウォールは禁呪であった。

 普通の防御魔法ならガラスのように向こう側が見えるのに、Aクラスの選手たちは見えない。

 何が起きているのか、実況と解説を待たなければならない。


『なんと! カイゴ選手! 防御魔法を維持したまま移動(・・)しています!』

「……は?」


 実況の言葉を聞いて、選手三人は唖然とした。

 そんなことができるわけもないのに、実況がそんなことを言っているのだ。

 それに周囲を見れば、観客たちはそれを否定していない。


 壁の向こう側で、カイゴは踊りながら移動している。それに合わせてインスタントサンクチュアリというドーム型の防御魔法も移動していたのだ。


「ふっふっふっふ……これが特化型よ! カイゴの防御魔法の防御力は頭打ちだったけど、練習した結果、防御魔法を維持したまま移動できるようになったわ! そんなに早く移動できないけど、防御力はそのままよ!」


『防御魔法の内側で一緒に移動しているだけのノォミィ選手が自慢げだ~~! しかしこれは確かにすごい! 歩くような速度ですが、確かに防御魔法が移動しています!』


 防御魔法を維持したまま移動している。それを聞いて、Aクラスの選手たち……参加していないAクラスの生徒。

 そして一般的な魔法使いたちは『詰んだ』と確信してしまっていた。


『ええ~~……解説させていただきます。まずギーン選手とジュードゥー選手は、カイゴ選手の防御魔法を打ち破る攻撃力と、ダンガイウォールに当たらないように弧を描く軌道。この二つを両立させる攻撃魔法の準備に入っていました。とても難しいですが、さすがAクラスの選手、成功するはずでした』

『ですが、高威力と特殊軌道を両立させる魔法の詠唱はどうしても長くなる。呪文自体が長くなりますし、詠唱を慎重に行う必要がありますからね』

『特進クラスの生徒たちは、その時間を使って防御魔法ごと移動しています。どこにどう移動するとしても、最初の地点から動くわけですから……もう絶対に当たりません』

『ですがAクラスの生徒は途中で魔法を止められません。大威力で慎重な軌道だからこそ、空振りするとしても撃つしかないのです』


 陸上競技のハンマー投げ、槍投げ、走り幅跳び、棒高跳び。

 これらのモーションに入ったところで『止まれ』と言われても止まれるものではない。

 全身全霊の力を出し切るからこそ、止まると高確率でケガをしてしまう。


 ギーンとジュードゥーの攻撃魔法も同じだ。

 軽い攻撃、簡単な軌道ならともかく、渾身の高等攻撃魔法を途中で変更できるわけがない。

 空撃ちになるとわかっていても、発射するしかなかった。


 二人の攻撃魔法は成功した。

 先ほどまで特進クラスのいた場所に着弾していた。威力も十分だっただろう。

 だが当たっていなかったので、時間と魔力を無駄にしただけである。


「この間、ジョンマンさんのお弟子と試合をしたときに学んだの……高火力の魔法使いにとって一番イヤなのは、発射体勢に入ったところで移動されることだってね! とはいえ、防御魔法を解除して移動したら危険行為だって負けにされかねない。だから……カイゴにお願いして、防御魔法を維持したまま移動できるよう練習してもらったの!」

(がんばりました!)


 練習したところでどうにかなるものなのか。

 そのように考える者もいるが、試合に集中している者の方が多い。

 これは本当に詰んでいる。


 ジョンマンが解説した。


『先ほども言ったように、Aクラスの生徒ならば、ダンガイウォールを迂回しつつ高威力の魔法を叩き込めるでしょう』

『ですがそれは、相手の場所がわかっている時です。今は、観客を含めて、特進クラスがどこにいるのか正確にわかっている者はいません』


 Aクラスの生徒たちは優秀だ。

 学習発表会でやっていたように、『遮蔽物を壊さないようにしつつ、ターゲットを破壊しろ』というテストもクリアしてきた。百発百中に違いない。

 だがそれは、ターゲットの位置が正確にわかっているからできるのだ。


 物理、数学と同じだ。

 術者の立つ位置。遮蔽物の高さや幅、厚さ。ターゲットの場所。

 すべて正確に開示されていて、練習期間が設けられていて、何度も何度も練習して、初めて百発百中になる。


 今回も同じはずだった。

 Aクラスの生徒たちは、試合会場で互いの開始位置を測定して、何度も練習を重ねていたのだ。

 

 移動されたら、その百発百中は消えてなくなる。


(ま、まだ詰んでない! 私たちなら、色々な魔法で相手の位置を探知できる! そうすれば彼我の距離や角度、求められる軌道がわかる! だ、だけど……だけど!)


『しかし! しかし、Aクラスの魔法使いなら、壁の向こう側にいる相手の場所を探る魔法も使えるのでは!?』


『確かに。シャドーハンドなどの探知能力のある魔法なら、壁の向こう側の相手を探ることもできます。そこへ攻撃魔法を届かせることもできるでしょう』

『ですが攻撃詠唱に入ったならまた移動すればいいだけです』

『狙った場所に絶対当たるってことは、移動すれば絶対当たらないってことですからね』


『あ……』


 カイゴの防御魔法を突破するには、一点突破の攻撃力が必要になる。

 相手を直接視認できない上に、詠唱の内容を途中で変更できない以上、特進クラスは呪文の詠唱が聴こえるたびに移動するだけでいい。


 あと何発、高火力の魔法が撃てる?

 ギーンとジュードゥーは、自分の魔力の残りを意識して、冷や汗をかいた。


「ふぅ……これなら、決着を宣言してもよさそうね」


 教職員たちは安堵していた。

 スゲー地味な結果だが、安全で分かりやすい決着だった。


 ダンガイウォールがある限り、カイゴの防御魔法を突破する魔法の詠唱は長くなる。

 詠唱時間が長いままなら、カイゴが移動して避けられてしまう。

 かといってダンガイウォールを解除すれば、ケエソマの拘束魔法やノォミィの高速詠唱高火力魔法が火を噴いて終わる。


 学生同士の試合である。もう決着でいいだろう。

 サザンカは理事長を見て、理事長は頷いた。

 もう決着でいい……。判定負けを仕掛けたときである。


「ここからが本番よ!」

(うん!)


 カイゴはインスタントサンクチュアリを解除した。

 入れ替わる形で、ノォミィがベースバリアを展開する。


 いうまでもないが、ノォミィのベースバリアなら、一点集中の高火力魔法でなくとも破壊可能である。

 もう勝っていたのに、それを放棄したのだ。

 それも事前に打ち合わせていたかのように。


『ええええええ~~~!? カイゴ選手、防御魔法を解除! 代わってノォミィ選手が防御魔法を構築しました! なぜ!?』


「……は?」


 実況が絶叫し、Aクラスの選手たちも絶句した。

 もう勝っているのに、なぜそれを捨てる?


『これは公開試合ですからね。もう少し自分たちの有能さをアピールしたいんでしょう』


 ジョンマンはあまり驚いていなかった。

 少なくとも彼は、特進クラスが勝機を捨てたとは考えていないのである。


「その通り……私が全然、なんにもしていない~~……!」

「ケエソマのためにも、私たちは戦うわ!」


 熱い友情が試合場で繰り広げられていた。

 ジョンマンの言うように、これが公開試合であり、ある種のプロレス要素があることも考えれば間違っているとは言えなかった。


「ということで、お願い、カイゴ!」

(わかった!)


 フリーになったカイゴは、舞踏による魔法発動のモーションに入った。


 彼女の最強防御。発動まで数分を要するものの、通常の十倍以上の防御力を誇る『事実上の絶対防御』である。

 これが完成すれば、ノォミィが数分間フリーになるため、間接的に試合終了となるだろう。


『なぜか今になって! カイゴ選手の最強防御へ舞踏を開始しました~~! 確かにこの舞踏が終了すれば、事実上の勝利ですが……ベースバリアをノォミィ選手が担っている以上、フリーになっているのはケエソマ選手ただ一人! 彼女一人で、Aクラスの選手二人を相手取る気のようです!』


「これって最高の見せ場よねえ~~。うぷ、うぷぷぷ! どうする? ギブアップする?」


 ケエソマの意地が悪い笑いが、壁を越えて聴こえてくる。


 Aクラスの選手たちは恐怖と屈辱に震えていた。

 完全に舐められている。さっきの一手だけでも勝っていたのに、試合を確定させないまま(なぶ)ろうとしている。


 ここからでも自分たちに勝てるというのか。

 いや、その勝算はあるのだろう。


 それを越えて見せる。


「ギブアップはしない!」


「そう来ないとね……七色の茨!」


 試合続行を聞いたケエソマは、ノォミィの防御魔法の内側で設置していた魔法を発動させる。

 七種類の状態異常を相手に与える拘束のいばらが、地面から噴出しダンガイウォールを這いあがっていく。


 すでに設置していたものを起動させていたため、出が早い。

 且つ茨の成長スピードもまた高速であった。


 この拘束魔法の性質上、ダンガイウォールを迂回する、という必要がない。

 普通に発動させるだけで、ダンガイウォールを越えて相手陣地を制圧する。


『ケエソマ選手は拘束魔法……茨や縄のような性質の拘束魔法を得意としています。この魔法の強み、というよりもこの試合での強みは、対応法がノォミィ選手と被らないという事です』


 最強の矛であるノォミィと最強の盾であるカイゴ。

 この二人がこの形式の試合に適していることは、何度も証明されていることだ。

 ではなぜケエソマが三人目なのか。


 それはノォミィの大火力魔法と同じ魔法では、彼女の拘束魔法を防げないことにある。


『ノォミィ選手の魔法を防ぐには、前方だけを防ぐ『壁』のような、純粋に堅い魔法でなければなりません。対してケエソマ選手の魔法は、全方位を防ぐドーム型、密閉型の防御魔法が必要です』

『つまりAクラスの生徒は常に、二種類の防御魔法を使う必要があるわけですね』

『そして拘束魔法は、防御魔法を突破することはできませんが、覆ってふさぐことができます。この状態では大抵の攻撃魔法は使えません』


 通常(・・)の防御魔法は、味方の攻撃魔法は素通しし、敵の攻撃魔法は防ぐという強みがある。

 だがこれは、拘束魔法で覆われたときに問題となる。


 例えば爆発型の攻撃魔法で吹き飛ばそうとすれば、味方の爆発魔法が素通りして味方全員が無防備に食らってしまうことになる。


 さりとて斬撃系の魔法で切り裂こうとしても、茨の性質上あとから延ばせばいいだけのこと。


 ではどうすればいいか?


 これに対して、ギーンが即時に回答を示した。


「ファイヤードーム!」


 燃え盛る炎を帯びたバリアが三人を守った。

 外側に対する攻撃性を持った結界が、七色の茨を焼き払う。


 四方八方から覆いかぶさろうとする茨は、しかし焼かれて消えていったのだ。


「お前の拘束魔法への備えは、当然している!」

「えひ、えひひひひ! それじゃあ私は! その対策への対策を見せてあげますよ~~!」


 ファイヤードームは役目を終えて、燃焼音と共に消えてなくなる。

 ケエソマは、ここで再び設置していた魔法を起動させる。


「もう一回、七色の茨!」


『おおっと、ケエソマ選手! ファイヤードームが消えた後で、再び七色の茨を発動させた~~!』

『設置していた七色の茨を、一度に発動させたのではなく、何度かに分けて発動させた様です!』

『Aクラスには再発動の時間がない! このまま制圧する気か~!?』


 これが殺し合いではなく、魔法使いの生徒同士の試合である以上、拘束魔法が当たりそうになるだけでも決着となる。


 以前にジョンマンの弟子と戦った時のように、大量の茨を一気に出して全力で拘束する必要はないのだ。

 だからこそ大量に設置したうえで、小出しにするという選択が取れるのである。


「そんなのは想定の範囲内よ! ダンガイウォール、炎上付加!」


『おおお~~! マナー選手! すでに展開している防御魔法に、後付けで火炎属性の攻撃魔法を付与しました~~! 先ほどジョンマンさんが言っていた通りです!』


 今度はマナーが、自分の展開しているダンガイウォールを炎上させた。

 分厚い壁が燃え盛り、這い上がろうとしていた七色の茨を焼き尽くす。

 今度は壁を乗り越えることさえ許さなかった。


「今度はこっちの番だ……ファイヤーボム!」


 ジュードゥーは自分の掌に、小石ほどの魔法を構築する。

 赤くたぎるそれを、彼は小石のようにぶん投げた。


 直感的に使用が可能な古典魔法の一種、投擲魔法である。


 簡単に言うと手投げ爆弾であり、高火力なうえで呪文の詠唱も短くて済む。


 難点があるとすれば、手投げ爆弾であるため、魔法使いとしてというか陸上競技者や野球選手のようなセンス、能力が必要になることだろう。

 そのため生粋の魔法使いよりも、魔法をかじっているだけの戦士などの方が使用率は高い。


 しかしジュードゥーはあえてそれを使用した。

 鎮火したダンガイウォールを越えて、敵陣に落ちていく。


「おおっと! それは当然想定内! 七色の茨~~!」


 七色の茨が大量に噴出し、壁のようなものを構築する。

 本来の用途から外れているが、即席の防御魔法のようなものになり、ファイヤーボムを受け止めていた。


「そんなもので防げるか!」


「うぷぷぷ! そうそう、でも遠くで爆発させることはできるの~~!」


 ファイヤーボムは、特進クラス陣地の前方、空中で爆発した。

 遮っていた七色の茨はあっさりと吹き飛ばされ、そのまま陣地が焼き払われる。


 しかしノォミィの構築していたベースバリアは健在である。

 近くで爆発していれば耐えきれなかったかもしれないが、早い段階で爆発させたことで至近距離での爆発を未然に防いだのである。


「そんなことはわかっている! だがお前が設置していた拘束魔法は全部破壊できたはずだ!」


 広範囲攻撃の魔法でも、設置されていた魔法を破壊することは容易である。

 どこにどれだけ仕込まれていたのかわからない茨は、完全に一掃されていたのだ。


「今度は防げるか? ファイヤーボム!」


「それだけじゃないぞ! (しき)折々(おりおり)(づる)!」


 ジュードゥーは再度ファイヤーボムを使用する。

 それに合わせて、ギーンは準備していた複雑な攻撃魔法を使用した。


 一定の段階までは『事前に入力した軌道』で動き、そのあとは『自動追尾』の動きをするという複雑に複雑を重ねた、折り鶴のような形の攻撃魔法(しき)折々(おりおり)(づる)

 

 二つの魔法がダンガイウォールを越えて、特進クラスの陣地に突入していた。


「あははは! うひ、うひ、うひひひひひ! そう来ると想像していなかったとでも!?」


 それでもなお、どころではない。

 ケエソマは身をよじらせながら大いに笑っていた。


 この状況に合わせた拘束魔法を、彼女はすでに準備している。


「拘束魔法……フライキャッチャー!」


 パーティーなどで使用される、見栄えのための『投げる紙テープ』のような拘束魔法が大量に宙を舞った。

 舞った、というのは誇張ではない。ひらひらと舞いながら、その空中にとどまっていたのである。


 投擲されたファイヤーボムは、大量の紙テープに接触しただけで爆発した。

 その余波に式折々鶴は少し吹き飛んだが、自動追尾によって特進クラスの方向へ飛んでいこうとする。


 しかし大量の紙テープは今も噴出し続けている。

 高速で突撃し、ベースバリアを突き破るはずだった式折々鶴は、絡めとられながら減速し、ベースバリアにぶつかるだけで消えていた。


「見た? 見えないか~~! これが私の新魔法、フライキャッチャー! 拘束力は雑魚だけど、空中に滞空するから対魔法拘束にはもってこいの妨害魔法! この日のために練習してきました~~!」


『ケエソマ選手! 来賓の前で下品な笑いとポーズ! すごい、学校の恥を全力でさらしています! やはり彼女は試合に出すべきではありませんでした~~!』


『フレア系と同じ使用感の妨害魔法ですね。純粋な高火力魔法ならともかく、高度な誘導魔法や、単純な爆発魔法ではあの拘束を破るのは難しいでしょう』

 

 実況と解説を聞いて、Aクラスの生徒三人はケエソマへの評価を改めた。

 フレア系……戦闘機が疑似熱源で誘導弾を逸らすフレアと同じ種類の魔法である。

 それの類似品で自分たちの攻撃をまとめて妨害したという事実。

 少し見直してはいた。想定よりもまともな成長である。


 だがそれどまりだろう、とも思っていた。

 ケエソマの拘束魔法が自陣に届くことはもうない。

 このままこちらは、手を変え品を変えで一方的に攻撃すればいい。


「七色の茨が防がれたから、私にそっちへ攻撃する手段がない、と思った?」


 その考えすら、ケエソマは嘲る。

 自分の弱点、拘束魔法の弱点を彼女は誰よりも知っている。

 だからこそ、それを補う拘束魔法も習得していた。


「あひゃひゃひゃ! うぷふふぃひゃあああああ!」


 個性的な笑いを響かせながら、新魔法を発動させる。


「拘束魔法……アンカーマネジメント!」


 彼女の出した魔法を見て、知っている者は『それをここで使うのか!?』と驚いた。

 これまた『純粋な魔法使い』よりも『魔法をかじっている戦士』の方が使用者の多い魔法。


 鎖と錨を模した拘束魔法、アンカーマネジメント。

 主に捕鯨や象狩りのような、大型のモンスターを狩る、釣る際に使用される魔法である。


 この魔法の特徴は、みたまんま、錨と鎖の代用品だということ。

 投擲魔法と同じく、使用者の腕力で投げて使うのだ。


「ぐるぐるぐるぐる~~~! や~~!!」


 鎖を投げ縄のように頭上で回転させ、その先端に着いた錨を投擲する。

 大きめの釣り針程度の大きさだった錨は、Aクラスの陣地上空で一気に巨大化し、弧を描いて落下していく。


『アンカーマネジメント。投擲魔法と同じく、投げて使う魔法です。壁を越えた場所に届かせる、という点では可能ですが『見えないところにいる相手』に当たる機能なんてものはありません』


『じゃあ投げただけですか!?』


『ええ。ですが……特進クラスにとって、自分たちがどこに移動するかは試合が始まる前から分かっています。開始線近くに投げる練習はしていたでしょう』

『そしてこれは試合……当たらなかったらオッケー、という事はありません。ちゃんと防御しないと、そこで試合終了です』


「インスタント、サンクチュアリ!」


 ギーンはとっさに、半球型のバリアを構築した。

 前方から降ってきた船の錨のような魔法は、そのバリアにめり込んで止まっている。


「こんなデカいものを投げられるわけがない……空中で魔法に追加で魔力を込めて、錨を大きくしたな……大したものだ!」

「どうする!? たしかこのアンカーマネジメントは……他の、同種の拘束魔法よりもはるかに強度が高いはずだ!」

「七色の茨と違って、燃やしても意味がないはずよ……防御魔法の内側から投げているから、電撃を伝わせて使用者を感電させるってこともできない……!」


 アンカーマネジメントを壁の向こう側にいる相手の近くへ投げる、という邪道魔法使いらしい修練の成果。

 王道魔法使いであるAクラスの生徒たちは、これに感心していいのかわからない。

 だがこれで、再び詰みの盤面となった。


「即興で展開したから、構築が甘く維持魔力が大きい! このままだと、すぐに崩壊する……! そうしたら、終わりだ……!」


 インスタントサンクチュアリに鎖がめり込んでいる以上、コレを解除した瞬間に落下してくる。

 それで死ぬことはないだろうが、さっきから試合を止めたがっているサザンカなら『勝負あり』と言ってもおかしくない。

 かといって、この錨を内側から吹き飛ばすことは難しい。

 なにせ錨で、バリアにめり込んでいるのだ。文字通り引っかかっているので、相当の力で押し上げなければ抜けまい。

 かといって、錨をぶち壊せるほどの大火力を出せるだけの魔力が、唯一のフリーであるジュードゥーに残っているかというと……。


「おーえす! おーえす!」


 陽気な掛け声とともに、ケエソマが鎖を引っ張っている。

 錨が引っかかっているため抜けることはないが、文字通り釣られたようなものだ。防御魔法の構造に更なる負担がかかっている。

 インスタントサンクチュアリを維持しているギーンを大いに苦しめていた。


「サザンカ先生! 今度こそ! はい、決着!」

「分かりました、この勝負……」


「分かりました! アンカーマネジメント解除~~~!」


 教師たちは試合を終わらせようとしたが、ケエソマがアンカーマネジメントを解除した。

 錨も鎖も消えて、インスタントサンクチュアリも消える。


 Aクラスの選手は、またも見逃されていた。


「ケエソマ、満足したでしょ? 今度は私の番ね~~!」

「うん、すごく楽しかった~~! とどめは任せるね~~!」


『ここで、ケエソマ選手はベースバリアを展開! 替わってノォミィ選手がフリーに! カイゴ選手は今も防御魔法の構築準備中です!』

『すごい……これはもう公開試合というか、公開処刑です!』

『我が校の品位は著しく低下しています! これで負けたら恥ずかしいってものではありません! 双方共に! どっちが勝っても我が校の恥! 我が校の教育の完全敗北です!』

『しかしここまで来たからには! もういっそ! ノォミィ選手がどう勝つのか気になってきました!』


 実況の説明通り、サザンカも教師たちも頭を抱えていた。

 魔法使いには魔法よりも大事なことがあると教えるべきだった。


 もちろん、特進クラスの選手の親たちも頭を抱えている。

 人間として落第レベルの悪行である。

 公開でいじめをしている。あとでAクラスの保護者に謝らないと。


 両方に該当する理事長は、もはや半泣きであった。


「……ギブアップは、しない!」


 Aクラスの選手三人は、それでも立ち向かっていた。

 人間として、魔法使いとして、このまま負けるわけにはいかなかった。


 この三人こそ、一流を志す立派な魔法使いであった。

 周囲の観客たちは、Aクラスの生徒の勝利を願い手に汗を握っている。


「ギーン、ジュードゥー……諦めないで! まだ、まだ、手はあるわ!」


「分かってる……分かってる!」

「このまま一矢報いることもできないまま負けるなんて、我慢できない!」


 マナー、ギーン、ジュードゥー。

 他のAクラスの生徒たち。


 全員が今日までの努力を思い返していた。

 毎日勉強してきた。寝不足になりながらも、夜遅くまで勉強してきた。授業中だって寝たことはない。実技だって血をにじませながら練習していた。


 その間、特進クラスは自分の非才を嘆いてふてくされていたではないか。

 それで自分たちよりも優れた魔法使いであると評されてきた。

 覆さなければならないことだ。


 だが、この状況は、無様はなんだ。


 自分は最善手を打っている。相手もそれに対応してきている。

 それなのに膠着せず、こちらが一方的に攻め込まれている。

 なぜだ、なぜ。


 ここから自分たちが何をしても、やはり対処されてしまうのではないか?

 ジョンマンの『詰んだ』という言葉が、二度の証明を経て重くなる。


『我が校の教師陣は、態度の悪さから反則負けにしたい気持ちでいっぱいの様子!』

『しかしAクラスの生徒が自主性を見せているので、止めるに止められません!』

『とはいえ、さすがに! カイゴ選手が防御魔法を完成させれば試合は終わるでしょう!』

『これも解除されたら、さすがに強制終了させるはず!』

『泣いても笑っても……ずっと泣いて笑っていますが、これが最後の攻防! Aクラスはどう戦うのか!?』


「……ライジンボルトを使う!」


 ギーンの選択は、ライジンボルトであった。

 ラジコンやドローンのように、遠隔操作が可能な魔法である。

 本来は見えている相手に使う魔法であり、見えない場所にいる相手には使うことのない魔法である。


 だが相手は間違いなく、陣地内に立っている。

 遮蔽物もダンガイウォールとベースバリアしかない。

 高速で虱潰しに動かせば当たるだろう。


 最適解ではないが、だからこそ特進クラスの想定を超えうる。


 ジュードゥーもまた頷き、二人で詠唱に入った。


 ライジンボルトは難しい魔法である。

 まして見えない場所で誘導するのは難しい。


 だがそれでもできる。

 自分たちの練習を、二人は信じた。


「オグラオグラオグラ、ウーゲーベリ!」


 ノォミィの攻撃魔法が発射された。

 やはりの高速発射。ギーンとジュードゥーがライジンボルトを発射する前に、ダンガイウォールに衝突する。


『おおっと! ノォミィ選手、なぜかいきなり、素の大火力魔法を発射した~~!』

『マナー選手のダンガイウォールはこれを防ぎましたが、一体何が狙いなのか~!』


『呪文詠唱の妨害でしょうねえ』

『Aクラスの選手は優秀です。遠隔操作魔法をここからでも使えるでしょう。運次第になりますが、当てることもできなくはないし、二人が当てればケエソマ選手のベースバリアを突破できるかもしれません』

『ですがそれは、テストの場合です。今は試合中、妨害されれば高度な集中はできなくなる』


 妨害と言っても、妨害電波とかチャフだとかフレアだとかではない。

 攻撃魔法で音と振動を出して、相手を驚かせて邪魔をしているのだ。


 これがゴルフなら、問答無用で反則負けである。

 ショットの瞬間に騒いでいたら、ゲームは成り立たない。


 しかしこれはそういう試合ではない。

 口で罵るとかそういう番外戦術ではなく、攻撃魔法による振動などで妨害するのなら……。

 それで集中が乱れる方が悪い。


 これもまた、ジョンマンから学んだ『高度な魔法への対策』である。


「オグラオグラオグラ、ウーゲーベリ!」

 

「オグラオグラオグラ、ウーゲーベリ!」


「ベースショット!」


「オグラオグラオグラ、ウーゲーベリ!」


「オグラオグラオグラ、ウーゲーベリ!」


「ベースショット、ベースショット!」


『ノォミィ選手! 時折フェイント気味に基本攻撃魔法を織り交ぜつつ、猛攻を仕掛けます! これが全部妨害のためだというのなら、すごい魔力の無駄遣いです!』

『ダンガイウォールを維持しているマナー選手、苦しそう、苦しそうです! このまま普通にぶっ壊されそうです!』

『最初からこうできたんなら、今までの試合展開は何だったのか!? やっぱり茶番だったのか!?』

『しかし……ノォミィ選手、いくら何でも魔力の消費が激しいのでは!? 彼女はもともと魔力の総量だけならマーガリッティさんよりも上のはずですが、だとしても、もう力尽きてもおかしくないはず……!』


「どうなってるのよ、コイツ……!」


 雨だれ石を穿つという。

 一回で壊せないとしても、何度もたたけばその内壊れる。

 理屈ではあるが、ノォミィの魔力が底を尽きるはずだった。

 なぜそうなっていないのか、ダンガイウォールを支えるマナーは腑に落ちない。


「気になるようね……教えてあげるわ」


 ここでノォミィは手を止めた。

 少し汗をかいているが、まだまだ余裕がありそうである。


「貴方達Aクラスの生徒が、一生懸命努力していたことは知っているわ。正直……引け目というか、自分がみじめに思えるぐらいにね」


 自嘲するノォミィ。

 今の彼女は、昔の自分を恥じていた。


 周囲の人々は、今の自分も恥じるべきだと思っているが、それはそれである。


「だけど、サザンカ先生のおかげで得意魔法を得て、ジョンマンさんのところで試合をしたことで私は学んだわ。私だって、私なりに努力ができるって! 努力しないよりはマシだってね!」


 ようやくまともなことを言う。大人たちは頷いていた。


「で、基本魔法を覚えることにしたの。心機一転したけど、覚えるのに時間がかかったわ。それで考えたのよ……基本魔法を覚えるのにこんなに時間がかかるってことは、他の魔法を覚えるのにはもっと時間がかかるって。時間は有限でしょ? だから……覚える魔法を絞ったのよ」


 特進クラスの生徒たちは『自分の得意な魔法』に近い系統で、別の用途がある魔法を覚えることにしたのだ。


 ケエソマなど顕著である。

 彼女は拘束魔法が得意というより、『魔力をロープの形にすることが得意』なのである。

 同じ拘束魔法でも、念々土壌や虎食い犬のような別種の魔法は苦手なはずだ。


 フライキャッチャーやアンカーマネジメントのような、ロープの様な魔力で妨害や遠距離攻撃をする魔法なら習得が容易なのである。


 これに基本魔法が合わされば、たいていの状況で一応何かができるのだ。


「もちろん、もっといい魔法があることは知っているわ。でもね……できないよりはマシ!」


 大人たちは全員、深く深く頷いた。

 もっといい魔法があるとしても、習得が難しかったり適性が低いのなら、得意魔法のバリエーションでなんとかするのも手である。


「そして……得意な魔法に絞った分、時間が余ったわ。それも無駄にしない。試合のことを考えて、どんな魔法が役に立つかも考えたの。相手が嫌がる魔法は何だろうってね……ますます、魔法の習得や、応用の考えがはかどったわ!」


 自分は何のために頑張っているのか。

 試合で活用するためだ。

 そう考えればやりがいも増える。


「それは、よくわかった。お前たちは成長したし、恐ろしさもわかった。だが……魔力の量について説明していないぞ!」

「余計な魔法を覚えない分の時間を、ジョンマンさんに習った『魔力の総量を増やす修行』に当てたのよ」


 ノォミィの返事を聞いて、会場全体の視線がジョンマンに集まった。

 魔力の総量を増やす方法など、このミット魔法国が長年追い求めてきたものである。

 それを教えられるというのは、まさに革命的であった。


「貴方達、夜遅くまで眠い目をこすって勉強していたでしょう? その間、私たちは何をしていたと思う? 寝てたわ!」


 ノォミィは力強く、なんか変なことを言った。


「貴方たちが朝になんとか起きて、授業の予習をするとき……私たちは、ランニングをしていたわ!」


 実に健康的な生活であった。力強く説明するほど、立派には思えない。


「貴方たちがサンドイッチのようなものを食べつつ勉強をしている時、私たちはよく噛んで、栄養バランスのいい物を食べていたわ!」


 だがノォミィや他の特進クラスたちは苦労を語っているつもりだった。


「一年ぐらい、それを続けたわ……結構大変だったわ……だけど! そのおかげで私たちは健康優良! このナイスボディも手に入れたわ!」


 健全な精神が欠如しているため、来賓の前で不健全なマセたポーズを決めるノォミィ。

 彼女の母親は顔が真っ赤に染まっていた。

 学習発表会で何を発表しているのだ、この娘は。


「まあ、そういう方向で頑張ったのよ。そのおかげで……こういうこともできるようになったわ!」


 ノォミィは大火力魔法と近い系統の魔法を使用する。


「プレスシャワー!」


 彼女の適性は『魔力を手のひらから水のように噴出させること』である。

 発射や出力の調整により、シャワーのように放水(・・)することも可能である。


 もちろん、威力は大したものではない。

 ダンガイウォールに当たっているが、軋ませることもできない。


 しかしここで、彼女は自分の学習を発表する。

 自分の発射している魔法の射角を上げ始めたのだ。

 壁に当たっていた魔力が、どんどん越えていくようになる。

 その角度は急になり、弧を描いてAクラス陣地に降り注ぐようになっていた。


「インスタントサンクチュアリ!」


 ギーンがとっさに防御魔法を展開する。上から降り注ぐプレスシャワーを防ぐことは成功していた。

 攻撃魔法というよりも、猛烈な雨を受け止めているかのような感覚だった。

 仮に体に直撃を受けても、大雨に打たれている程度のダメージしかないだろう。


 だが問題は、この状況から反撃ができないという事だ。


「……~~~~!」


 バリアの外側では、大量の魔力が雨あられと降り続いている。

 Aクラスの選手たちも、この状況からダンガイウォールを越えてノォミィたちへ攻撃する魔法が一つも思いつかなかった。


 悔しい、悔しい、悔しい。


 刻一刻と、カイゴの防御魔法の完成が近づいていく。

 そしてそれまでの間、ノォミィはこの妨害を続けられる。それを終えても、ダンガイウォールを破壊できるだけの魔力が残るだろう。


 最後の最後は力押し。

 そしてそれが達成可能な力を得たことこそ、彼女の学習発表であった。



「……カイゴ選手の防御魔法が完成しました。これによって特進クラスの勝利とします!」



 サザンカの裁定を待つまでもなく、Aクラスは敗北を受け入れてしまっていた。

本日、コミカライズが更新されます。

よろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
まあ現実でも頭いい奴ってちゃんと運動してるからな。体を動かす、ていうのは脳の機能メッチャ使うのよ。机にかじりついて本読んでるヤツより体力も脳機能も上になる。本当に子供を賢く育てたいなら先ず運動させなき…
竜宮の秘法の習得法の初歩しかならってないのに目に見える差の魔力でごり押しやがった・・・ スキルとして習得なんかできてないだろうに恐ろしい成果
自分の強みを押し付けるのは当然だしなあ。弱い部分を攻め立てればよかったのにそれが出来なかったのだから仕方がないでしょうね。悔しいでしょうし納得いかないでしょうけど
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