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【男女比1:10】もしも俺が転生したら…【俺に優しい世界】  作者: ばてぃ~
【八剱夜人育成応援キャンペーン編】
76/269

31:見たくない事だって当然にあるんだよ…


「皆頑張れーーーー!!!」


雪ちゃんが出場する大玉転がしもクライマックスとなった

此処までモモンガ組は白組の勝ち、カピバラ組は紅組が勝った

詰まり此処まで1ー1な訳だから…次戦で勝った方が最終競技前に一歩リードする事となる


メンタルが余り強くない雪ちゃん’sメンバーは大丈夫だろうか…と少し不安になる

だが…あの雪ちゃんがあそこまでハッキリと言い切ったんだから俺も信じて精一杯応援しよう


「雪ちゃん達頑張れーーーーーーーーーーー!!!」


「「「「「…………」」」」」


皆の声援を一身に受けているにも拘わらず、雪ちゃん達はチラリともこちらを見ようとしない

……これはゾーンに入っているな


「白組ファイトーーーーーーーーーーーー!!!!」


「夜人様…」


「頑張れ頑張れ!!」


「夜人様」


「けっぱれけっぱれ!!!」


「夜人様っ!!」


「……なに?」


麗さんの言いたいことは分かっている…

分かっているからこそ聞きたくはないんだが…


「雪様方の御足がガクガクと震えていらっしゃいます」


「……知ってるよ」


あれだけやる気一杯だった雪ちゃんの足は…生まれたての小鹿もビックリする位にガクガクしている

最初は武者震いなのかな?と思っていたのだが、余りのガクブルさと虚ろな目から緊張がMAXまで達してしまい頭が真っ白になっている事に気づいていまった


「雪ちゃん達…大丈夫かなぁ…?」


「雪ちゃんは大丈夫!!」


「あづみちゃん」


思わず心配してしまった俺の言葉にあづみちゃんが答える

…どうやら大分落ち着いた様だと思いホッとする


「夜人くん、雪ちゃんは大人しい子だけど…すっごく頑張り屋さんなの」


「え『それではアルパカ組さんよーい…ドン!!』


ーーーパーーーンーーー


俺の声を遮るかの様にアルパカ組の大玉転がしが開始された

そしてそれと同時に両組ともに激しい声援が飛び交う


「頑張れー!!」

「雪ちゃんファイトー!!!」

「速い速い!!速いよ!!」

「紅組ーーー!!!」

「うぉーーー雪ぃーーーー!!」

「紅組紅組紅組!!!」


紅組が凄い勢いで大玉を転がして行っている

その迫力に、雪ちゃんはビックリして不味いんじゃないか…?

そう思いながら白組の大玉を確認すると…メチャクチャ静かだ


「あれ?大玉回ってる?…でも動いている…え、速っ!!」


勢いのある紅組対して、白組の大玉は非常に静かだ…

耳を澄まさないとゴロゴロという音すら聞こえていないかの様だった

なのに…速い!!


「皆頑張れー!!」

「雪ぃぃーーーーーーーーーーー!!!」

「白組白組白組!!!」


紅組と白組の大玉は丁度折り返し地点に到着した

が、紅組の大玉は勢い余ったのか、かなり大回りで切り返そうとするのに対し、白組の大玉は最小限のコーナリングで一気に切り返す


「え?こんなん出来るの?」


思わずエセ関西弁になってしまったのは許してほしい

それ位、紅組と白組のコーナリング技術に差があり過ぎたのだ…


白組の大玉はそのまま進んで行き…


『只今の競技、白組2ー紅組1で白組の勝ちです』



ーーーわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーー


雪ちゃん率いる(?)白組の勝ちで大玉転がしは決着となった

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[一言] リニアビックボール
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