表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【男女比1:10】もしも俺が転生したら…【俺に優しい世界】  作者: ばてぃ~
【八剱夜人育成応援キャンペーン編】
55/262

10:人馬一体っ!!


「じゃあ走る順番はりんちゃん、メイちゃん、さつきちゃん、僕の順番だね」


「「「うんっ」」」


走る順番を相談した結果、この4人の中ではメイちゃんが1番走るのが遅い為に2番目に振り分けた

りんちゃんで圧倒的リードをつけた状態でメイちゃんへ、メイちゃん自体は運動神経自体悪い訳では無いのでリードを維持しつつさつきちゃんへ、さつきちゃんでリードを広げて最後俺へフィニッシュというイメージだ


「じゃあ今日は・・・竹馬を少しだけ練習しよっか。」


「「「うんっ!!」」


トンネルを準備するとなると時間がかかるし、今からスプーンとピンポン玉を準備するのも同様だ

竹馬なら倉庫に行けばあるからちょっと位は出来るだろう

・・・何だかんだで結構な時間を話し合っていたからかお昼休み時間も残り少ない


俺達は竹馬を2セット拝借し、えっちらおっちらと竹馬に乗っていく


「うんうん、メイちゃんいい感じだよ」


「えへへへ~」


メイちゃんとペアを組んだ俺は、意外(?)にもメイちゃんの竹馬が安定し且つスピーディーである事に驚く

喋るのがゆっくりめだから竹馬もゆっくりめだと思ってゴメンね


「おおぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーー!!!」


「ちょ、速い!りんっ、速いから!!」


そんな俺達のすぐ横でりんちゃんが竹馬で爆走しているのはりんちゃんだ

竹馬で走っているにも拘わらず、俺が普通に走るよりも圧倒的に速い・・・

さつきちゃんはりんちゃんの補助が出来ずに肩で息をしている


「次は~夜人くんが~竹馬さんに乗る番だよ~」


「そうだね。僕にできるかな~?・・・よっと」


普段のお昼休みでも竹馬に乗る事は全然しないけど、昔取った杵柄的な感じで出来ないかな・・・等と考えながら足に力を入れる


「よっ、ほっ、よっと・・・おぉ・・・」


「わぁ~上~手上~手~」


最初の数歩は少し苦戦したものの、歩き出したら意外とすんなり出来た

そんで何が感動的って・・・目線が滅茶苦茶高くなるのだ


(前世の俺はこれ位の目線だったのかなぁ~・・・)


以前の自分と重ね合わせてチョットだけ感慨深くなるなぁ等と考えていると竹馬がグラついてきた

転ばない様に何とかバランスを保ちながら数歩ほど進んで竹馬から降りた


「これだったら竹馬をもうちょっと練習したら何とかなりそうだね」


「うん~夜人くんも上手だったし~問題ないよ~」


「うん、でもやっぱりもう少し練習は必要だね。」


「おいさつき、次はさつきが使ってもいいぞ!!!」


「うっ・・・もう直ぐでお昼休みが終わるから、私は大丈夫よ」


「・・・?そっか、じゃあ私はもう一周してくるっ!!どりゃあぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!」


俺とメイちゃんがホンワカなやりとりをしている傍らで話していたりんちゃんとさつきちゃんのやり取りを聞きながらふと思う


(さつきちゃんって・・・もしかして竹馬苦手なのかな?)


明らかに乗りたくなさそうな態度が気にかかる

でも彼女の言う通り、そろそろお昼休みが終わる時間だ

今度それとなく聞いてみる事にしよう


「どりゃあぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」


・・・そしてりんちゃんは練習の必要が無いであろう位に竹馬が速かった

って言うか、アレは速すぎるわ・・・

ジャンル別日間ランキング5位有難う御座います!

ランキング急上昇してから1週間経ちましたが、今も上位にいれるのは有難いです!


そろそろ落ち着いてくる気配がしておりますが、引き続きご愛読頂ければ嬉しいです!


本日もラストスパートの2話更新させて頂きます

今後もどうぞ宜しくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ