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159.GIL鯖4日目

【メタノヴァGIL】#4 今日からマフィア【瀬良リツ】

40,452人が視聴中

 ↑2.9万 ↓ □

【瀬良リツ】チャンネル登録者数89.4万人









「えー...それでは第1回会議をはじめまーす」


「おねしゃーす」


「よ、よろしくお願いします」


○【おおお!】

○【マフィア会議だ】

○【うおおおおお】

○【きちゃ!】

○【雰囲気良いね】


埃の舞う古びた建物の中で僕たち三人は円卓を囲んでいた。



「まずは...マフィア設立、おめでとうございます!」


「おめでとー」


○【おめでとう!】

○【やったー!!】

○【4日目にして!!】

○【88888】

○【おめでとー!!】



「無事、銀行強盗成功ということでね」


「最後のジャンプすごかったですね...」


「すごすぎてトランクから瀬良さん飛んで行ったもんな」


「師匠が射出されていったときビビりましたよ」


○【草】

○【バグなんかなw】

○【なぜか無傷だったしなw】

○【トランクだとハーネスつけられないからね】

○【なんでバレんかったんだろうかw】


昨日の銀行強盗は頼くんが華麗なカースタントを駆使して警察を圧倒し、途中で僕がトランクから吹き飛ばされるというアクシデントに見舞われながらも見事に勝利を収めたのだった。


そして、僕たちはその報酬を元手にこの小さなアジトを買い取りマフィア設立を果たした。



「とりあえず一応マフィアは出来ましたけど、まだ何も決まってない状態なのでこの会議で決めていきましょう」


「何から決める?」


「じゃあ...マフィアの名前からにしましょうか。どうします?」


○【いいのないかな】

○【三人の頭文字とか?】

○【頼くんだけには決めさせたらあかん】

○【かっこいいの!】

○【まだ名前も決まってないんか】



「師匠...なんかいい案あります?」


「え...あぁ、じゃあ3人の頭文字から取ってみるとか」


「四月一日のわ、瀬良のせ、ヴァルチャーのヴ...なので、わせゔ」


「やめましょう」


○【おもったより気持ち悪い言葉だなw】

○【ゔが邪魔すぎる】

○【エリカ組みたいに綺麗にはならんかw】

○【絶妙にない言葉すぎるw】

○【並べ替えても無理そう】



「じゃあ、3人だから3にまつわるものとか...」


「3にまつわるもの...えー、なんかあるかな」


○【トライアドやな】

○【3本の矢】

○【意外とむずいな】

○【3】

○【スリーボーイズ】


いろいろあるけど...スリーボーイズだけはないだろ。



「...八咫烏とか」


「八咫烏...?それじゃ8なんじゃないの?」


○【頼くん?】

○【神様?】

○【日本神話か】

○【八咫烏?】

○【お】


八咫烏って...カラスの神様みたいなやつだっけ?



「八咫烏って日本神話に出てくる足3本ある導きの神様なんですよ。なんか縁起がよさそうじゃないですか?」


「確かに...いいかもな」


「頼くんなのにセンスいいですね」


「師匠...?」


○【草】

○【頼くんなのにw】

○【草】

○【たしかにかっこいい】

○【ダークライジング号と同じ命名者とは思えない】



「じゃあ、俺たちの組織の名前は八咫烏に決定で」


「おー!名前があるといろいろと引き締まりますね」


「たしかに...」


○【いいね】

○【なんか秘密結社みたいだな】

○【八咫烏!】

○【かっけぇ】

○【いいね】


たしかにマフィアの名前というよりはどちらかというと秘密結社よりではあると思うけど、かっこよければなんでもいいんだよ、結局。



「あとは...ボスですけど。誰にします?」


「あー...俺はいいかな。前回のGIL鯖もリーダーやったし」


「僕もナンバー2ポジションがいいですね。師匠は?」


「えっ...いやっ...僕も遠慮したいです...」


○【草】

○【まぁセラリツはそうよな】

○【草】

○【当たり前】

○【ボス不在!?】


てっきり僕はヴァルさんがボスになるものだとばかり思っていたんだけど...。



「困りましたねー...じゃあ、ここは公平に行きますか?」


「仕方ないか」


「え、公平に...?」


○【3分の1か】

○【なんだ】

○【お】

○【これは...】

○【くるか】









「ということで!師匠、お願いしますね!」


「ボス、よろしくお願いします」


「えっ...あ、あの...」


○【ですよねw】

○【こうなると思ったw】

○【当然の帰結】

○【こういうとき弱すぎるw】

○【草】


公平な勝負もといじゃんけんの結果、頼くんとヴァルさんがグー、僕がチョキで一人負けの構図となった。



「ぼ、僕が出来るとは思えないのですが...」


「何を言ってるんですか、師匠...じゃなくてボス!」


「俺たちボスのために頑張るっす」


○【草】

○【なんかロールプレイしてねw】

○【草】

○【やるしかないよw】

○【セラリツファイト!】


なんかロールプレイさてれも困るんですけど。



「まぁまぁボスはいてくれればいいですから」


「ちゃんと支えるっすから」


「は、はぁ...じゃあ、形だけってことなら」


○【じゃんけんの結果だからね】

○【腹を決めろ】

○【いいね】

○【瀬良ボスか】

○【頼もしいわ】


まぁ...この二人には僕にリーダーシップのかけらもないことくらいはここ3日ほど話して伝わっているとは思うのでそこらへんには期待していないとは思うけど。



「よし、じゃあ名前とボスが決まったことですし。今後の目標について決めていきましょう!」


「抗争、集団犯罪、薬物生成...いろいろとあるっすけど、ボスはどれからやりたいっすか?」


「ぼ、僕は......じゃあ、集団犯罪ですかね」


○【いいね】

○【抗争もみてぇ...】

○【今回の目標だもんね】

○【いろいろあんだ】

○【集団犯罪!】


今回の僕の目標はすべての犯罪を成功させること。

せっかくマフィアも設立できたのだから残っているすべての集団犯罪ミッションも成功したい。



「了解っす。マフィアと言っても俺らは3人しかいないんで、最初は少数精鋭で出来るやつにしましょ」


「となると...最初は金密輸ミッションとかですかね?」


「まぁ、概要見る感じトラック運転1人に護衛って感じだから行けるかもな」


「金密輸...」


○【いいね】

○【面白そう】

○【へぇ】

○【それなら行けそう】

○【いいじゃん】



「じゃあ今日は一旦、金密輸のために必要な物集めましょうか。道具とかもまだないので」


「おっけ」


「了解です...」


○【実行は明日か】

○【準備は念入りに】

○【いろいろと必要なんだな】

○【がんばろ】

○【何必要なんだろ】



「てかんじで何もなければ会議を終わりますけど...何かあります?」


「俺はなんもなし」


「僕は...ちょっと聞きたいんですけど...いいですか?」


「お、いいですよ」


○【お】

○【お!】

○【ボス!】

○【なんだ】

○【お】



「知ってたらで良いんですけど...僕たち以外のマフィアの情報って何か持ってますか?」


「他のマフィア...俺は赤と白と青色のマフィアがいるってことくらいしか知らないっすね」


○【少なくとも3つか】

○【じゃあ4団体あるんだ】

○【色でわかれてるんだね】

○【ほう】

○【八咫烏は何色なん?】



「色でわかれてるんですね」


「そういえば言い忘れてました。運営から言われてたんですけどうちは黒らしいです」


「カラスぴったりじゃん」


○【確かに】

○【奇跡的に】

○【黒か】

○【スーツとか映えそう】

○【ザ・マフィアってかんじだな】



「名前とかボスとかはまだわかってないんですけど、他のマフィアは2日目から設立しているところもあるっぽいですよ」


「一旦、俺たち遅れてるか」


「集団犯罪もやってるんですかね...」


○【ほう】

○【早いところはそうか】

○【まじか】

○【なるほどね】

○【まじで】


それが本当なら集団犯罪も昨日今日くらいから起き始めていてもおかしくはない。



「今日は各々で物資と他マフィアの情報頑張りましょう」


「了解です」


「おっけー」


○【がんばろ】

○【おお!】

○【始まったな】

○【伝説の始まり】

○【きちゃ】


仮初だとしても僕がボスであることには一抹の不安を感じざるを得ないが、何にせよ今日からマフィア編の始まりだし少しは役に立てるようにがんばろ。


この作品を読んでいただきありがとうございます!皆様からの応援が執筆の励みになりますのでよろしければ気軽に感想やご意見を送っていただけると幸いです。


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