第19話『ボケ封印!? 魔法が使えなくなった日』
ハートピア村を後にしたヨシオたち。 だがその道中、突如として空気が変わった。
ヨシオ「……なんか、おかしいな」
リリィ「ギャグの気配が……消えてる!?」
エリュ「えっ、ギャグの気配って何? そんなもんあるの?」
■異常発生! 魔法が不発に
ヨシオ「よし、じゃあ試しに“超絶たこ焼き乱舞”を——って、出ねえ!? なんで!?」
エリュ「魔力反応ゼロ……。ヨシオ、まさか、魔法使えなくなってるわ」
カオル「いや、それ以前にその魔法名がアホすぎんだろ!!」
■突如現れた“笑い封じの祠”
村の長老「……そなたたち、もしや“祠の封印”に近づいたのでは……」
エリュ「祠?」
長老「昔々、この地に封じられし“シリアス神”がいた。ギャグの力を忌み嫌い、笑いを凍てつかせる存在……」
リリィ「え!? そんな神様いるの!?」
■祠突入
ヨシオ「行くしかねぇ! このままじゃ世界からボケが消えちまう!!」
祠の中には、まるで冷蔵庫の中のような寒々しい空間。
エリュ「やだ、めっちゃ寒い……! 心が……シリアスになる……!」
カオル「いやそれ“心が寒い”ってやつじゃん!? もうツッコミしかできん!!」
■シリアス神・シリリウス、登場!
「我こそは静寂と悲劇の化身、“シリリウス”なり……」
ヨシオ「名前からしてツッコミ待ちかよ!!」
シリリウス「うるさい……貴様のその軽薄な魂、凍らせてやろう……」
■バトル開始! だが魔法が出ない!?
ヨシオ「……やるしかねぇ、魔法が出ねぇなら——物理ギャグだッ!!」
\ブンッ!!/ ヨシオは特大のダンボールを装備し、謎の“突撃笑撃戦車モード”へ。
エリュ「なんでそんなの持ってるのよ!!」
■シリリウスとの対決
ヨシオ「くらえ! “ダンボール式ぐるぐるツッコミラッシュ”!!」
\バシィィィン! バシィィィン!/
シリリウス「ば、ばかな……笑いが、体内に……入り込んでくるぅぅぅ!!」
■勝利、そして再び魔法が!
突如、祠が震え出し、崩壊が始まる。
カオル「逃げろ! ツッコミが地面に響いて地盤が緩んだぞ!!」
リリィ「見て! 魔法陣が戻ってる!」
ヨシオ「よっしゃあぁ! “超絶たこ焼き乱舞”・完全復活!!」
\ボン! ボン! ボボボボボボン!!/
祠は無事(?)爆散し、世界にギャグ魔法が戻ったのだった。
■そして……
エリュ「……やれやれ。あんたのせいで世界の法則がおかしくなるのよ……」
ヨシオ「これがオレの……運命さ」
リリィ「かっこよく言っても何一つ説得力ないからね?」
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