第十二話メガラバ
皆がゆっくりしているときに圭一郎が来た
「おーい、大丈夫か?」
「はい、もうすっかり」
「そうか」
「というかまだ次のライブまで時間あるし、先に反省会でもやっちまうか」
といい今日のライブの反省会が行われた
「まずみんな初めてとは思えないくらい上手かった、歌詞とかもよかった」
「…!ありがとうございます!」
「でも、やっぱ初めてだし気になるところはあった」
「まず龍生くんは初めてだからドラムが鳴ってない、もう少しリズムを合わせないと…」
「あと日和ちゃんはベースがギターに追いついてないよ」
「それと圭介は単純に練習不足」
「なんか僕だけひどい…」
「最後に肝心のボーカルが倒れてどうすんの!休憩を怠るな」
「はい…マジですいません…」
それぞれが思ったことは一緒だった
(((((もっと上手くならないと!!!!!)))))
そこから数分が経った後、次のバンドのライブが始まろうとしていた
圭一郎の隣にいた黒川が聞く
「てんちょー次のバンドはなんていうの?」
「ん?メガラバ」
「メガラバ…メガラバ!?」
それを聞いた鳴神以外の三人が振り返る
「メガラバ!?あの!?」
「うちに来てくれたんですか!?」
「兄ちゃんそんなコネどこにあったの!?」
「コネじゃない、ここら辺が地元だから来てくれたらしい」
後ろにいた鳴神がきょとんとした顔で尋ねる
「すまん、メガラバって誰だ?」
また三人…ではなく蛇山が振り返る
「メガラバは最近ちょっと流行ってるこの辺の界隈では有名なデスメタルバンドなんだ」
「へ~俺はあんまそういうの聞かないからな…」
すると壇上にひげもじゃの男がいた
「どーも!皆さーん!」
「「「「「「「「「「「「「うぉおおおおおおお!」」」」」」」」」」」」」」
ギャラリーが大盛り上がりする
「あれは?」
鳴神が聞く
「あの人はボーカルのメガマックス亮さんだよ!まじかでみれるとは…!」
「すげぇ名前」
その後はとてつもない盛り上がりを見せた、デスボイスが響くライブハウスは今日も絶好調だった
「いやー!いいライブができたな!」
ライブが終わり今からみな帰るところだ
「じゃあ兄ちゃん、俺先帰えるね」
「ああ」
そんなライブの帰り道にて、二人の人影が見えた
「よぉ、鳴神」
「お前…!」
そこにいたのはテオジンと鈴木だった
蛇山が戦闘態勢に入る
「お前ら何をしに来た」
そしてまた、抗争が始まってしまうのだった…




